開催概要
 

 21世紀は市民主体のIT時代です。市民がメディアをどう活かして豊かな社会を確保するのか、私たちは今、考えなければならない時期を迎えています。世論形成に大きなウェイトを占めるメディアの責任、それと共に、住民主体の情報発信を可能にする時代の到来で、市民へのメディアリテラシーの啓発は必然となって参りました。
 本大会は、全国で活躍するジャーナリストやメディア関係者、研究者、そして市民が一同に集い、デジタル放送時代のうねりの中で、ますます重要になる地域メディアのあり方や、地域メディアと市民の関わり、またその役割と今後の行方を探ります。また全国各地の様々なメディアの利活用の実例を紹介します。
 21世紀の情報化社会において、地域メディアを活性化し、市民とメディアによる豊かな地域づくりの推進を目指すこの大会に是非、ご参加下さい!

日時: 2004年10月29日(金)16:30〜
2004年10月30日(土)9:45〜
場所: 米子コンベンションセンター ビッグシップ
鳥取県米子市末広町74(TEL:0859-35-8111)
  JR米子駅から徒歩3分。
米子空港から空港連絡バス米子駅行き乗車約30分。
会場地図はこちらから>> http://www.pref.tottori.jp/bigship/accessj.htm
対象: 市民メディア・パブリックアクセスを実践あるいは今後めざしている市民・団体、関係者、上記の主旨に興味をお持ちの方ならどなたでも
参加費: 10月29日(金):無 料
10月30日(土):第1部・第2部 1人1,000円
           懇親会 1人3,000円
大会会長


鳥取県民チャンネルコンテンツ協議会会長・ 鳥取大学学長

主催: 第2回全国市民メディア交流大会運営実行委員会
鳥取県民チャンネルコンテンツ協議会、鳥取県ケーブルテレビ協議会、中四国映像製作社連盟、中海テレビ放送PAC番組運営協議会、市民とメディア研究会・あくせす、NPO法人シビックメディア、NPO法人むさしのみたか市民テレビ局、NPO法人京都コミュニティ放送、熊本プリズム
後援: 総務省、鳥取県、日本ケーブルテレビ連盟中国支部
協賛: 中国情報通信懇談会
樺海テレビ放送潟Tテライトコミュニケーションズネットワーク
その他: ○宿泊をご希望の場合は手配致します。参加申込みからお申し込み下さい。
 宿泊先・料金につきましては後日ご連絡させていただきます。
○10月30日の昼食のお弁当を手配致します。1個1,000円です。
 ご希望の場合は参加申込みからお申し込み下さい。
お問合わせ: 第2回全国市民メディア交流大会運営実行委員会
(樺海テレビ放送 担当;周防)
     〒683-0805 鳥取県米子市河崎610
          樺海テレビ放送 気付
     TEL:0859-29-2211 FAX:0859-29-7911
     E―mail:simin@chukai.co.jp



開催プログラム
◆10月29日(金)
16:30〜 中海テレビ放送の現状報告
17:30〜 中海テレビニュース『コムコムスタジオ』公開生放送見学
※米子コンベンションセンター内に特設スタジオを開設。
19:00〜 『Chukai情報広場 パルディア』公開生放送見学
※米子コンベンションセンター内に特設スタジオを開設。
◆10月30日(土)
9:45〜 第1部 「市民メディアのあり方」
 ・事例発表
  ○中海テレビ放送PAC番組運営協議会
  ○鳥取県西部中小企業青年中央会
  ○(社)米子青年会議所
  ○ビデオサロン ユー
  ○福岡ケーブルネットワーク(福岡)
  ○山江村民てれび(熊本)
  ○むさしのみたか市民テレビ局(東京)
 ・分科会
13:30〜 第2部 パネルディスカッション「地域メディアを考える〜役割と行方」
 <パネリスト>
  ○下村 満子  (フリージャーナリスト)
  ○林 茂樹    (中央大学 教授)
  ○音 好宏    (上智大学 助教授)
  ○神保 哲生  (ビデオジャーナリスト)
  ○高橋 孝之  (中海テレビ放送 専務)
 <コーディネーター>
  ○ばばこういち (放送ジャーナリスト)
17:20〜 懇親会
 (会 場) レストラン ル・ポルト(米子コンベンションセンター前)
9:30〜17:00 市民作品上映
 全国各地の市民の皆さんが制作された番組をモニター上映しています。



出演者プロフィール
  1. 下村 満子氏(フリージャーナリスト)

    慶応義塾大学経済学部卒。ニューヨーク大学大学院経済学修士課程修了。朝日新聞社入社、「週刊朝日」記者、朝日新聞ニューヨーク特派員。ハーバード大卒、ニーマン特別研究員、「朝日ジャーナル」編集長、朝日新聞編集委員などを経て、フリーのジャーナリストに。ボーン・上田国際記者賞を女性で初めて受賞。現在は、健康事業総合財団理事長を兼任。その他、経済同友会副代表幹事、福島県男女共生センター「女と男の未来館」館長、など多数の役職を務める。

  2. 林 茂樹氏(中央大学文学部教授)

    1940年名古屋市生まれ。1970年、中央大学大学院博士課程修了。成蹊大学を経て1989年中央大学教授、現在にいたる。専門は、地域情報化、地域メディア論、地域コミュニケーション論。‘70年代よりCATVに興味を持ちつづけている。主な著書 『地域情報化過程の研究』(1996年)日本評論社 『日本の地方CATV』[共著](2001年)中央大学出版部 『現代社会理論とメディアの諸和』[共著](2004年)中央大学出版部

  3. 音 好宏氏(上智大学文学部新聞学科助教授)

    1961年、札幌生まれ。1990年、上智大学大学院博士課程を修了。1994年まで日本民間放送連盟研究所に研究員として勤務。1999年より現職。2000年〜2001年、コロンビア大学客員研究員。専門はメディア論,情報社会論で、最近はデジタル化にともなるメディアの変容とメディアリテラシーについて研究。

  4. 神保 哲生氏(ビデオジャーナリスト)

    1961年東京生まれ。15歳で渡米、コロンビア大学ジャーナリズム大学院卒業。AP通信記者を経て1994年独立。日本人初のビデオジャーナリストとして、日本国内外の放送局向けに数多くのリピートやドキュメンタリーを提供。1999年、日本初のニュース専門インターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』を設立。現在にいたる。著作に『ツバル−地球温暖化に沈む国』、『地雷リポート』他多数。専門分野は地球環境、開発経済、メディア理論。

  5. 高橋 孝之氏(中海テレビ放送専務)

    虚ト子フォト工房・且R陰ビデオシステム・潟Tテライトコミュニケーションズネットワークの代表取締役、樺海テレビ放送では専務取締役。  2000年からは鳥取県民チャンネルコンテンツ協議会を立ち上げ、副会長に就任。地元の情報インフラの活用と産官学民を巻き込んだ住民主体のチャンネルの創設に向け精力的に活動中。

  6. ばばこういち氏(放送ジャーナリスト)

    1956年文化放送入社後、フジテレビやテレビ東京などを経て、1967から、フリーの放送ジャーナリストとして、テレビ朝日のモーニングショーの司会者など、全国放送の番組に出演。現在は、番組の企画・制作・出演を始め、市民社会に関する執筆活動などを続けている。
◆第2回全国市民メディア交流大会運営実行委員会◆