議員先頭に拡大の大波を!

強靭な党を築く購読推進の闘い
「次の勝利」めざし

 「次の勝利へ、公明新聞の拡大からスタートしよう!」を合言葉に、全国各
地で公明新聞購読拡大の闘いが進んでいる。9月、10月、11月の3カ月間
を強化月間として、(1)全議員が実配目標を断固達成(2)「分会2部増」を
達成し、総支部、支部で有権者比1%をめざす(3)県、総支部で推進長会、
愛読者大会を開催する――が、今年下半期の党活動のメーンテーマである。
議員を先頭に購読拡大の大波を起こしていきたい。

 公明党は毎年、強化月間を設定し拡大を推進しているが、特に今回の強
化月間については、党の未来がかかった極めて重要な闘いと銘記し全力で
取り組んでいく必要がある。参院選結果を受けて開かれた8月22日の全国
県代表協議会で太田昭宏代表は、「次の勝利を勝ち取るには、いかなる情
勢においても勝ち抜いていける強靱な党を構築していかなければならない」
と強調、そのための具体的な活動として北側一雄幹事長は、全議員による
訪問対話運動の実践とともに「公明新聞の購読拡大のさらなる推進」を挙げた。

 公明新聞の購読推進は、党勢拡大のバロメーターといわれる。公明新聞を
読んでいただければ、公明党が現実の政治課題にどう向き合い、どう考え、
どう取り組んでいるのか、何を実現したのか、何を実現しようとしているのかを
分かってもらえる。分かってもらえば、公明党支持のすそ野はぐんぐん広がっ
ていく。公明新聞を介して党と有権者の間に、どんな逆風が吹こうとも揺るが
ぬ「強い絆」ができていく。

 「公明党が着実に支持を広げ得票数を伸ばしている地域は、公明新聞の愛
読者が多く、統計的に見ても、購読部数と得票数は結びついている」とは、全
国を駆けめぐり購読推進を呼び掛けている弘友和夫・機関紙購読推進委員長
(参院議員)の指摘である。

 弘友委員長は、購読推進に際しての闘いのポイントとして、まずは議員が先
頭に立って参院選を通じて広がった地域の支持者や企業などへの拡大に挑戦
していくことの重要性を強調、「すべての議員が、党員・支持者の皆さまから見
て『よく頑張っているな』と認められるような闘いをしていこう」と訴えている。

 先日の本紙「直言」(8月24日付)には、今年(2007年)4月の統一地方選挙
で初当選した新人議員の声が掲載されていた。まだまだ地域に人間関係を築き
切れていないからか、購読拡大が進まない。苦戦の連続だったが、とにかく人
に会い、語ろうとハラを決めて取り組んだところ、一人また一人、一部また一部
と少しずつ輪が広がり始めたという体験である。購読拡大は、掛け声だけでは
進まない。要は、どう行動に移すかである。

 購読拡大は、決して容易な闘いではない。大変な労苦を伴う闘いだ。しかし、
公明新聞を通して公明党の等身大の姿が正確に伝わっていけば、国民の理解・
支持は確実に深まっていく。逆に、公明新聞を通して公明党を理解してもらう努力
が追いつかないと、マスコミ各紙や週刊誌などの公明党に対する不正確な報道・
論評によって公明党への信頼が損なわれる結果ともなりかねない。

励まし合いの中で

 この9月、10月、11月、議員を先頭に、一部拡大できたら最大限に喜び合い
健闘を讃え合う励まし合いの中で、知恵を出し合い、力を合わせて購読拡大に
取り組んでいこうではないか。

                            前のページに戻る