家族参観の様子です
子どもたちのテルテル坊主のおかげでしょうか
危ぶまれていた雨もなんとか上がりました
まずは年少・ちゅうりっぷ
はい、だっこ・ぎゅうーっ
次は座って時計作り

けっこうはまって夢中になっているお父さんも
ちらほら
こちらは年中・さくら1組2組
飛行機をしてもらう
悦楽の瞬間
みなさん、ノリがいいですねえ
サッカーみたいに蹴れたらな
力と熱が入ってしまう綱引きは 1組2組対抗
2階はすみれ組
カエルの歌が聞こえてくるよ。げろっげろっげろっげろっ
        カエルの歌が聞こえてくるよ。げろっげろっ
                カエルの歌が聞こえてくるよ。
                       カエルの歌が聞こ
講演会の様子です
197199日生まれ、境港市出身

学歴
渡小学校、境港第三中学校、県立米子工業高校

選手経歴
川崎製鉄→ヴィッセル神戸→Seattle Sounders(米国)SC鳥取

コーチング歴
Seattle Soundersユース(アシスタント) 、ヴェルダー・ブレーメン ()北米スカウトプロジェクト(アシスタント)Seattle近郊ユースプレミアリーグチーム(アシスタント、監督)SC鳥取(監督)AJサッカースクール(代表、コーチ)

資格
アメリカサッカー協会公認 ナショナルコーチングA級トップライセンス

演題
「日本で育つもの、アメリカで育つもの
  ――日米での指導経験・選手経験をもとに」

木下 桂(きのした けい)
礼儀正しき日本人、木下さん
80名もの保護者の方々が熱心に聴講されました
質問も出ました

ほめることで少年野球チームを優勝に導いた、
岩本PTA会長の講評もいただきました
親子でのたのしみは、このあと教室での囲碁・親子対決に場面を写したのでした。

木下さんのAJサッカースクールのホームページです。
Web
www.ajsoccer.com
ブログ:www.bloguru.com/attackingsoccer

貴重な話を伺いました。

木下さんのサッカー人生を巡る話ではあったのですが、どれも単にサッカーの話ではく、他方面への示唆に富んだお話でした。

1 アメリカ式のよいところは、「ほめてのばす」ということ。

これは、日本でもこのごろはよく言われることではありますが、どうもまだ板に付いていない感じがします。その証拠に、しきりに今の子どもたちは「自己肯定感に乏しい」とか「自尊感情を育てることが大切」とか言われているからです。

アメリカでは大変な競争社会なのに、その中で人々がのびのびやっているとのことですが背景にはほめてのばす式の発想があるようです。失敗を恐れていない。何かをやろうとする姿勢をとことん認め、ほめていく。そうすると、怖さがなくなる。とくに子どもが幼少時は、その子がやろうとしたことは否定しない、とのことでした。

2 さらに、子どもがやろうとすることをほめた上で、「なぜ」そうしたのかを聞くそうです。くり返しくり返し「WHY」にたいして答えさせることで、その子の目的意識がはっきりしっかりしてくるとのこと。

これまた、日本人はあまりやらないことでありましょう。こういう態度はむしろ「理屈っぽい」と退けられがちです。

けれども、「なぜ」という問いによって人ははじめて本当にものごとを考え出すのです。それが科学や哲学の出発点です。一般に私たちは「どうやって」ということに関心があります。だから「ハウツー」本や「マニュアル」本は流行っても哲学書は流行りません。どうやったらお金が儲かるか、どうやったら人間関係うまくいくか等々。でもなぜお金をもうけなきゃいけないのか、なぜ人間関係うまくやらなきゃいけないのかとはあんまり問いません。

私どもも、行事などに際して「なぜ」を問わねばならないでしょう。なぜ木下さんの講演をしたのか。いつも家族参観では講演をしているから、つまり、決まり事だから。だとしたら、機械的にやっているだけか、前例というものによって「やらされている」にすぎません。そうではなく、木下さんの話を聞きたいから、そして多くのかたにも聞いてほしかったから、ご講師として招いたのです。

ほめるというのは「方法」であって、「目的」ではないはずです。目的に根を下ろさない方法は宙ぶらりんで空回りするでしょう。その「目的」なるものに至るためには、問えばいいのです。「なぜ?」と。

なぜほめるのか。その子の可能性を信じているから。その可能性を開花させるものは、「やらされている」という大人からおしつけではなく、自分でやるという意欲だから、その意欲を高めるのがまさに「ほめる」ということでありましょう。

「なぜ」を考えると、「ほめる」は、その方法の裏付けになる目的や理由があぶり出されてきて、背景の人間観まで露呈してくるようです。

日本の少年サッカーの試合での一場面。監督がキーパーの少年に「なんで捕れんのか、ばかやろー」と言っている。それを聞いて、木下さんは憤りを覚えたと言います。なぜ好きでやっているサッカーのプレーに関して、そんなことを言われなければいけないのか。アメリカでは一度もそんなこと目にした事がなかった、と。日本ではそれほど珍しくないであろうこの光景に、日米の指導の違いと、木下さんの人柄が、しのばれます。

木下さん、熱のこもった、説得力のある講演を、ありがとうございました。講演後の反響(むろん好評)も予想以上に大きいものでした。

                      園長 西元和夫 しるす