本当の強さとは!?  三村先生をお招きして  
三村先生と田辺指導員の登場に
早くも講堂内は騒然
速すぎてピンボケ
速すぎてカメラの外へ
先生からのメッセージ

@自分から手を出さない
「空手に先手なし」
人をたたいたりケンカしたりいじめたりしない。それは弱い人がすること。
本当に強い人は、人のことを心配したりする。戦わない。

A気持ちで負けない。逃げない。

B殴ったりしたら痛い。体が傷つく。その時、心も傷つく

逃げてる受け    
かっこいい姿勢

かっこいい心

そこから気合の入った声が飛び出す
ここからはプチ空手体験
見て!
この口!
いつも元気な声であいさつする
びさいっ子も、気合が入って
声の大きささらにアップ!
先生もびっくり
すばやく突いて 先生に手を取られぬよう

緊張感がみなぎります
堂々たる受け

昨年末いじめと自殺がいびつな形でブームになり、幸い流行は去ったようですが問題的な現状は簡単に消えるわけもありません。小学校以降顕著になるこの問題をめぐって、幼稚園としてはどう対応し、幼稚園時代に何を育んでおかねばならないか考えていきたいと思います。

強さが必要です。
いじめない強さ、いじめられない強さ、いじめに加担しない強さ、見て見ぬ振りをしない強さ、等。

しかし、「強い」のイメージは多くの園児にとって、腕力の強さ、力の量のようでもあります。

では、強いってどういうことなのでしょうか。

親鸞聖人は「ダイヤモンドの心(金剛心)」を語ります。ダイヤモンドのように輝き、何物によっても壊されない心。それは無限なるもの(阿弥陀如来)に貫かれたものの揺るぎない心(信心)です。
それは単に堅いだけではなく他方で柔軟心とも言われるものです。


私ども職員で、腕力以外の強さをたくさん列挙して考えました。そして、その基礎になるもの、それは同時にいじめに関わらないようにさせるものでもあるのですが、それはしっかりした生活習慣、そこから出てくる意欲や判断力だという認識を共にしました。

空手や武道は「強い」のがすきな男の子のあこがれの的。その腕力の強い人が、強さとは腕力ではないと伝えて下さった影響力を感じております。

三村先生ありがとうございました。




三村先生のブログ「みむメモ」より


競技する意味   2007年1月18日

勝つことだけを価値観に競技を続けていけば、その選手のやる気はいつか簡単におれてしまいます。


けが、故障、スランプ、どうしても勝てないライバルがいる などなど・・・
ストレスにさらされた時、勝つことだけ求めるような脆弱な意味、貧弱な根幹では
やる気はかんたんに折れてしまいます。
「競技する意味」「競技するにあたって自分なりの価値観」をしっかり太くしてゆく必要があるでしょう。

小さくても大きくてもその人の物語を創る。
やれる範囲でやれることを精一杯バランスよく・・

本当の自信は、静かで落ち着いたものです。

よいところも悪いところも含めて、すべて自分を好きで認めていることが自信ですね。
最後まであきらめなかったら、結果がどうあろうと負け犬ではありません。

「みむメモ」のアドレスはこちら

http://blog.goo.ne.jp/mimu-memo