シローおじさんの箱回し
舞台をかついでするお芝居。初めて見るこの姿に見入ります。
「箱回し」とよばれるこの人形劇は、実は古い由来があるもの。けれど、明治のはじめには消えてしまったもの。それを、シローおじさんが古い絵から想像して、研究して、よみがえらせたのがこの舞台。海外でも評価を得ているようです。
「うしろーっ! うしろにいるーっ!」などと
子どもたちは身を乗り出してお芝居と掛け合います。おおよろこび、興奮。
イタリアを発しイギリスに定着して300年、メジャーな人形劇パンチくん。大人達が眉をひそめそうな粗暴さを持ち合わせたキャラクターです。当地ではギルドのゆるしがないとできないこの劇を、日本でできるのはシローおじさんだけ。
子どもたちも大いに笑って、満足そうでした。
その後、えほん館で未就園児さんと保護者さんといっしょに、お話ししたり、ダチョウの毛を使った人形を見せてれたりしました
シローおじさん、ありがとうございました。