シャンティン競馬場

シャティン競馬場

競馬開催日は概ね土曜日か日曜日昼間で、稀に水曜日夜間もあります。
昼間開催の第１レース発走時刻は昼過ぎの１時くらいからです。

香港ジョッキークラブ主催のバスツアーはペニンシュラホテル隣のＹＭＣＡ集合です。競馬場への送迎、会員専用エリアでの競馬観戦、ビュッフェ形式の食事が付いています。マークシートの記入方法も教えてもらえるので、初めてでも戸惑うことは少ないです。費用は開催レースにより異なり、490H$(7350円)から香港国際レースの時は790H$(11850円)です。日本の大手旅行社ではオプションで頼めますし、独自に日本からファックスでも申し込めます。

芝右回り、１周１８９９ｍ、直線４３０ｍ
距離　１０００ｍ・１２００ｍ・１４００ｍ・１６００ｍ・１８００ｍ・２０００ｍ・２２００ｍ・２４００ｍ
ダート右回り
距離　１２００ｍ・１６５０ｍ・１８００ｍ・２０００ｍ・２４００ｍ

主なレース　香港カップ・香港マイル・香港スプリント・クイーンエリザベス２世カップ

一日に９～１０レースあります。メインレースは最終レースのひとつ前のレースです。ツアーによってはメインレース終了後、帰路につくものもあります。最終レース終了後に、コース上で花火大会がありました。

指定された３レースの三連複をすべて当てる「トリプルトリオ」という馬券は、当選者がいないとキャリーオーバーされる為、払戻額が１２億円にまでなっていました。その他にも日本で売っていない種類の馬券がたくさんあります。

専用エリアのコース側は一面ガラス張りでレースも見られますが、さらにその外にベランダ席がありここからの観戦をお勧めします。
レースの合い間は丸テーブルに座りバイキング料理を食べられます。料理は３時には片付けられますが、４時に再び軽食が並べられます。国際レースの時はビールは無料ですが、ワインは別料金です。
一般席にはファーストフードプラザもあり、いろいろな場所にたくさん売店があります。ビールは20H$(300円)です。

「勝利馬簿」「大豪馬經」「天地馬經」「賽馬日報」「賽馬消息」などたくさんの種類の競馬新聞があり、前日の夜から香港市内で簡単に買えます。冊子型で23H$(350円)、新聞型で6H$(90円)です。
また、当日朝の一般新聞「東方日報」や「蘋菓(りんご)日報」に、別冊折込として「東方馬經」や「蘋菓馬經」が入っています。この辺はスポーツ新聞に競馬のページがあるのと同じです。
英語版が良い方は「Ｍｏｒｎｉｎｇ　Ｐｏｓｔ」を買えば「Ｒａｃｉｎｇ　Ｐｏｓｔ」が入っています。

２００４年に開閉式屋根付きパドックがオープンしました。大型ビジョンがあり、パドックの周りには座席まであります。その為、席を確保した人はレースが始まってもパドックから離れず、何時行ってもパドックは満員です。つまり、パドックに席を確保している人しか、パドックを見ることは出来ません。結局、パドック付きメディアホールと化しています。

コースを背にして建物の左２Ｆにギフトショップがあり、たくさんのおみやげ物が売っています。品物のクオリティが高く、おみやげに最適です。６Ｆの会員専用エリアの案内所でも種類は少ないですが、おみやげ物を売っています。

Photo/03年12月，04年12月