済 州 競 馬 場

 
ゴール 新スタンド パドック

 

済州国際空港から16km、自動車で約20分で済州競馬公園に着きます。済州市バスターミナルから10分おきにバスが出ているそうですが、タクシーで行くのが無難です。
行きは市内のホテルからタクシーに乗ったので、9800ウォン(約1400円)で行けました。
帰りは競馬場入口横に常時タクシーが5・6台停車しており、タクシーに乗り込むと「2万ウォン、OK?」と聞かれました。済州島のタクシーは郊外から市内に行くときなどは、違法だけれども交渉制になることもあるそうです。日本人なのでぼられたのか、これが競馬場ルールなのかは、わかりません。

毎週土日開催、入場料800ウォン(約110円)

第1レースは、12時25分スタートです。レース間隔は普通約30分ですが、第2レースは昼休憩を挟むので13時30分からです。第1レースで負けると、この1時間はつらいです。
7・8月はナイター競馬で、第1レースは、16時25分スタートです。

ダート右回り、1周1600m、直線400m
距離 800m・900m・1000m・1200m・1400m・1610m・1700m・1800m


 

入場門 旧スタンド 場内 掲示板

 

済州競馬場は、天然記念物チョランマル(済州ポニー)を保護するために、1990年に造られました。サラブレットと比べるとさすがに小さく、馬体重は250sくらいです。旧スタンドと新スタンドがあり、2階の通路で繋がっています。

外国人専用席は新スタンド3階です。1階の案内所でパスポートを提示すると、連れて行ってもらえます。専用席の係員は日本語が堪能で、馬券の種類や買い方、競馬新聞の読み方も教えてくれます。「本命」・「追い込み」など、日本の競馬用語にも精通しています。レーシングプログラムは、日本語表記も物もあります。

馬券は100ウォンから10,000ウォンまで買えます。

 

チョランマル レース 外国人専用席 公園

 

パドックは旧スタンドの隣にあり、新スタンドからは見られません。
馬がレース開始時間の随分前にパドックの周回をやめるので、「すごく早いなー」と思っていたら、コース沿いに旧スタンド・新スタンドの前を通り、再びパドックに帰えり周回を続けました。

スタンド内には食堂と売店があり、飲食
には困りません。ビール1500ウォン(約200円)。ちなみに、スタンド内は全面禁煙らしいです。おかげで出入口はタバコを吸っている人でいっぱいです。ベビールームやシルバー席などもあります。

済州競馬公園なので、競馬が開催していない日でも開放されています。場内の公園は広く、遊具も充実し、大きな鳥のドームもあります。入口正面の馬像は、とっても大きいです。
ゴール板の両脇に立っている石造「トルハルバン」は、済州島の守り神です。

Photo/07年6月