ク ラ ン ジ 競 馬 場

 
スタンド ゴール レース

 

シンガポールにあるクランジ競馬場は、2000年3月に完成しました。MRT(地下鉄)南北線クランジ駅より徒歩5分。

芝は内回り1周1800m、外回り1周2000m、直線400m、芝の内側にダートもあります。新潟競馬場の内回りコースに似ています。
芝 1000m・1200m・1400m・1600m・1800m・2000m・2200m・2400m
ダート 1000m・1100m・1200m・1600m・1700m・1800m・1900m


5月に行われるシンガポール航空国際カップは国際G1レースです。

 

コース コース パドック パドック

 

1階席エアコン無し3S$(210円)、2階席エアコン有り7S$(490円)です。
3階席エアコン有り「ハイビスカスルーム」は、パスポートを提示すると20S$(1400円)で入場できます。エリア指定ですので、良い席は早い者勝ちです。エアコンのある所は禁煙です。各フロアにはドレスコードが設けられています。

馬券は種類により1BETの金額が違います。単勝・複勝5S$(350円)、馬連・三連単・四連単2S$(140円)、ワイド20S$(1400円)。ワイドも1BETが5S$と勘違いし、購入予定金額の4倍を請求された時は唖然としました。
オッズは1BETに対しての払戻額が表示されています。単勝に10S$と表示さていれば1BETが5S$なのでオッズは2倍ですが、馬連に10S$と表示さていれば1BETが2S$なのでオッズは5倍となります。これに気付くまで単勝は儲かるなーと勘違いしていました。


馬券は払戻すと、その馬券に払戻額を印字して返してくれます。当り馬券をコピーする必要が無いし、収支計算がとっても楽です。

 

出走 ハイビスカスルーム 競馬新聞 フードコート

 

スタンドの中はエアコンが効いて半袖のシャツではちょっと寒いくらいです。パドックはスタンドの後方にあり、スタンドの中からは良く見えません。パドックを見るのに外に出ると、とたんに汗ばみます。コースに出る為に競走馬はコースに沿って100mくらいゆっくり歩いてくれます。スタンドから良く見えるので、これをパドック変わりにするのも手だと思います。これを見てからでも馬券を買う時間は十分にあります。

競馬新聞は市内のコンビニでも競馬場でも買えます。冊子型で英語版と中国語版があり、共に4S$(280円)です。
競馬場では同じようなブースで、ジュースやビールを売っている売店やTシャツや帽子を売っている土産物屋さんもあります。場内にはマクドナルドやフードコートという食堂もあり、飲食には不自由しません。ビールはタイガービール4S$(280円)、カールスバーク5S$(350円)です。


クランジ競馬場では写真撮影が禁止らしいです。しかし、観光客の方はわりと平気で写真撮影していましたし、私も競馬場の係員には注意をされませんでした。でも禁止らしいので、一言注意を申し上げておきます。

PHOTO/04年5月,09年5月