凍える蒼空に手を伸ばし、
風に吹かれて、
その強さに倒れそうになっても、
その寒さに感覚を奪われても、
そこに蒼い空が広がっている限り、
わたしはずっと、
ずっとずっと立って空を見上げ続けるだろう。
なにを待っているのか、
なにの為に立っているのか、
すでに忘れてしまっていたとしても、
蒼い空が果てしなく広がっているという、
理由があるのだから。
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