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1、子やぎの「ココナッツ」くんがやって来た。
2003年9月20日ついにペンション カルロスランチへ初めてのやぎちゃんがやって来た。名前はお母さんの「小夏」の子供だから「ココナッツ」。ちなみにお父さんの名は「風太」。長野県茅野市の”この街学園”で誕生した男の子。
(この街学園のHPはこちら http://www.konomachi.or.jp/gakuen/contentsmain.htm )
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上の写真は産まれたばかりのココナッツ。うちに来ることが決まらなければ、お肉になってしまう運命でした。よかった〜。
鳥取県の大山から高速道路を9時間走り、大型犬用のゲージを積んで家族で引き取りに行ってきました。途中高速道路のサービスエリアでは散歩させながらの長旅でした。
上の写真は”この街学園”のスタッフの皆さんとの記念撮影。
この街学園さんでは、私がお世話になっている板村さんによってハーブの栽培や商品化が行われており、右の写真はハーブ畑の一部です。
帰りのサービスエリアの東屋では、車から降りて緊張がほぐれたのか、ココナッツは糞をポロポロとたくさん出し、後始末がたいへんでした。
大山に到着した頃には辺りは暗くなっていました。こんなふうにカルロスランチ号の後ろに積んで帰ってきました。ココナッツはおそらくかなり緊張していたのでしょう。車から降ろしてやるとすぐにシッコとウンチを出していました。(車の中ではぜんぜんシッコしませんでした。)
2、ココナッツの仮宿舎と庭
連れて帰ったのは良いのですが、小屋をまだ作っておらず、とりあえずは以前ワンチャンが使っていた犬小屋を仮宿舎にしました。はやく小屋を作ってやらねば・・・。でも庭では大喜びで草を食べて元気に遊んでいます。
まだ子供なので寂しいのか、一ヤギぼっちになると「メー、メ〜〜」と鳴きます。できるだけ遊んでやるのですが忙しいときは「ごめんね。」といっています。
心気一転で首輪も新しくしてやり、男の子ですが、赤い首輪になりました。
庭の草は食べ放題。ほんとによく食べています。ペンション村を散歩している人にも大人気でみんな珍しがって写真を撮っていきます。
犬小屋は今のココナッツの大きさだとぴったりの大きさなのでひとまず安心です。
3、「ココナッツ」の日常。
カルロスランチのマスコットやぎちゃんになっています。美女にも人気です。「羨ましい〜」
うちのペンションの草を食べきったココナッツ。近くの空き地に進出中。少し大きくなったかな?
2003年10月15日より近くのひつじ牧場跡地を仮で借りられることになりました。雪が降るまでの間、草に困ることはなくなり一安心です。
4、カルロスランチ 大山やぎ牧場 仮決定。
というわけで昼間は仮設「カルロスランチ大山やぎ牧場」に放し飼いできることに。何年も使われていなかった土地なので、雑草や雑木で覆われていたので、2日掛けて草刈しました。でも広い場所を自由に行き来できるのでココナッツにとってはとてもよい環境です。左の写真はココナッツに会いに来てくれたこの街学園のスタッフでもある板村さん。
5、ボランティアで草刈作業中のココナッツ。
食欲旺盛のココナッツに草刈のボランティアもたまにしてもらいます。1日中草を食べると結構草が無くなり喜ばれています。好き嫌いもあるのですが、いい仕事ぶりです。
6、ゲートを補強しました。
ココナッツの角でワイヤーフェンスを引っ掛けて開かないようにしていたクギが外れてゲートが開いて脱走することが何回かあったため、ゲートを木製で作りました。まだこの土地は正式に賃貸の契約はしていないのですが・・・。
7、だいぶん大きくなりました。
うちに来てから約2ヵ月半、子ヤギらしかった顔もだいぶん大人の顔になってきました。身体も一回りは大きくなったような気がします。
8、ココナッツ 産まれて初めての雪を経験
春に産まれたココナッツはついにこの大山で雪を経験しました。雪がかぶった大地にはいつものように草は無く秋に貯めておいた枯葉を食べたり、ぬかを食べたりしています。仮の大山やぎ牧場の大きな小屋で寝泊りするようになりました。もうすぐ牧場も正式に借りることができそうです。
9、冬のココナッツの生活(2004、2,15)
雪の積もった大山やぎ牧場カルロスランチでの生活はとってもたいくつかもしれません。草も無いので食べ歩くこともできません。1日1回おやつとして、米ぬかと子牛の飼料を持っていくと喜んで食べています。
早く春が来ないかな〜と思っていることでしょう。
9、大山やぎ牧場「カルロスランチ」本格的に整備中!(2004,4,13)
雪が解けると同時に牧場の整備を始めました。雑草をかり、雑木を切り、柵をつくり・・・牧草を植えるためにトラクター(中古)まで買ってしまいました。
メスやぎちゃんを迎えるための準備は着々と進んでいます。ココナッツも待ち遠しい日々を過ごしています。春になって草が生えてきたので食べるものに困らなくなり一安心。
10、「カルロスランチ」土地の賃貸借契約完了(2004,4,16)
ついに3年契約で土地の正式契約が完了しました。晴れて大山やぎ牧場「カルロスランチ」スタートです。ココナッツも飛び跳ねて喜びました。
11、ココナッツのお父さん「風太」の墓参り(2004,4,19)
長野県茅野市の「この街学園」へ風太の墓参りに行って来ました。学園の朝の会でココナッツが大きくなったことを報告し、その後カモミールの花摘み等の作業を体験させていただきました。
12、メス子ヤギの「バナナ」ちゃんがやってきました!(2004,4,20)
風太の墓参りの後、長野県富士見町にメスの子ヤギをもらいに行きました。3月の頭に産まれたザーネン種の子ヤギはシバ山羊のココナッツに比べて手足や首がすらっと長く、もって行った首輪が大きすぎるほどでした。名前は澄快君の命名で「バナナ」に決まりました。途中、安曇野で1泊し、早朝の散歩中に首輪がスポッと外れ、1時間かけて捕まえましたが一時はそのまま野山羊になるかと思いました。翌日9時間の長旅後夜9時に大山に帰ってきました。早速次の日には牧場へ行き、ココナッツと初対面。ココナッツは久しぶりに見るやぎ仲間に興奮していました。
13、メス妊婦ヤギの「イチゴ」ちゃんもやってきました!(2004,4,23)
バナナが来てから数日後、鳥取県境港の知り合いからやぎをもらいに来なさいと連絡があり、早速行って来ました。小さいときから育てたいという僕の意向を汲んでいただき、妊娠中のメスやぎを譲っていただけることになりました。5月の中ごろには出産予定です。これで現在牧場には3頭のやぎちゃんが遊んでいます。
14、「イチゴ」双子を出産!(2004,5,13)
5月13日朝、お客さんを駅までお送りした帰り、牧場に寄ってみると、なんと!雨の中小さなやぎが立っているではありませんか。イチゴの子が産まれたんだ〜。急いでタオルをもってきて身体を拭いてやり小屋の中に入れようとすると、なんともう1頭チビちゃんがいました。双子。しかし、雨に濡れていたほうと違って少しシャキッとして身体も一回り大きい感じ。しばらくするとおっぱいを飲み始めました。しかし、雨に濡れてた方はおっぱいを飲む元気が無く、このまま死んでしまうのではないかと思うほどでした。しばらくして口をおっぱいに近づけて、僕の手でおっぱいを出してやると、ピチョピチョと飲み始めました。だんだん元気が出てきた感じ。その日は雨の中1時間おきに牧場に行って子山羊の無事を確認しました。
15、双子の子山羊は順調に育っています。(2004,5,23)
双子の子山羊は3日後には小屋の外を走り回るほど元気に成長しました。母山羊のイチゴから離すとお互いがメーメー鳴きます。左が最初に出てきたお姉ちゃんの「ピオーネ」(メス)、右が一時は死んでしまうかと思うほど元気がなかった弟の「レイニー」(オス)です。レイニーには首に肉垂があるので簡単に見分けが付きます。
16、悲しいお知らせ。(2004,12,27)
5月:レイニー 交通事故で他界
9月:イチゴ 鼓脹症?で他界
12月:ココナッツ 線虫症で他界
2005年1月:バナナ 線虫症で他界
現在ピオーネの1頭となってしまった。
ピオーネも少し成長が遅いですが段々と大きくなり、車に乗って公園などに遊びに行きます。
敷き藁とトラクター、ユンボの為の小屋も作りました。
17、昨年の冬は病気に泣きましたが、春になり新しいやぎがやって来ました。(2005,4,07)
境港より新しい仲間がやって来ました。1才のメスやぎで現在妊娠中。4月末ごろに出産予定です。名前は亡きバナナに似ているので「バナナ」の名を受け継ぎました。