ここでは源流米「上代」(かってに命名しました。上代は かみだい と読み古くから呼ばれているこの辺りの通称名です。)の成長や
近況などをお知らせします。

やはりなんといってもスタートは田植えからですね。これが無ければ何にも始まりませんものね。2008年は昨年より2週間ほど遅らせ6月1日に会員の方、
総出で手植えをしました。

08.06.02 田植えが無事終わり1日経って水を打った水田

08.06.27 手前から画面上の方に猪が歩いた.ようです。

今年の苗は種まきが早すぎてしかも高温が続いたせいか、穂先が黄色くなりどこか元気がありませんでした。でも一月近く経つと元気を取り戻し根を張った
ようです。そんな時に猪が呼んでもいないのに遊びに来ました。

ひまわりやアサガオなどの虫媒花と違って、風が媒介する稲の花は清楚で目立たすそれでいて凛としています。花びらは無く虫は当然気にかけません(ムシ)。

08.07.31 満開の「ひめのもち」稲穂(5.11田植え)

08.07.13 今年初めてのOさん。気合が入ってます。

田押し車(直径10cmほどの円筒にアルミで5cmほどの羽状の突起を付けて、押しながら歩く)で泥をかき混ぜ酸欠状態の根を救います。また小さな雑草を
上から押さえ土中に沈めます。
源流米「上代」のコシヒカリの花が咲きました。田植え後は植え傷みがあり心配しました。でも今年の空梅雨と7、8月の十分な日照は豊富な源流水と共に稲
の生長を促してくれました。原生林が育んでくれる源流水は、少々雨が降らなくても涸れることが無く本当にありがたいなあ。

08.08.20 やっと咲いたコシヒカリ(6.01田植え)

源流米「上代」のコシヒカリは大きな田圃2枚で作っています。そのうちの上にある田圃はなんと8年ぶりに水を入れ米作りをしました。その下の田圃は今年で
3年目で、蓮華を播き堆肥も入れました。にも関わらすず肥料らしきものは一切使用していない上の田圃のほうが生育が良くそのせいか倒伏しました。長年の
雑草が堆肥化し地力があったものと思われます。自然の力はすごいなあ。

どこから手を付けたらよいか…誰か手伝って下さい