私の独断と偏見で選ぶこの逸品

第74回は、efg store 別注手編みアランジャケットです。



efg store30周年企画の一つとして別注した日本製手編みのアランジャケット。わざわざこの手編みのアランジャケットを別注してまで作ったのには理由があります。それは、我々のような地方にある小さな個店であっても、ある工房にお願いすれば我々の考える世界一の手編みのアランジャケットが作れると思ったからです。
その工房は、スロウガンのデザイナー小林さんが、新ブランド「オーベルジュ」で手編みのセーターを作りたいとの事で紹介したのですが、その小林さんをして”奇跡のニット工房”と言わしめたほどです。
そして、もう一つの理由は、手編みのアランセーターと言えば英国物を思い浮かべると思います。我々も長年洋服屋をやらせて頂いてますが、どうしてもあの雰囲気が好きになれません。好みと言ってしまえばそれまでですが、多過ぎるフロントボタン、大き目の襟、ポケットの付け方など、そして何より、どう着ても洗練されない雰囲気です。我々が洋服屋として感じるこういった所を変えたいと思ったからです。英国物の手編みアランの伝統や、野暮ったさ、土臭さい雰囲気、それが魅力であることは承知しています。しかしながら、それは我々がお客様に提案したい物ではないからです。それで、この度、我々の考える世界一の日本製手編みのアランジャケットをお客様に提案したくて別注しました。

この手編みの日本製アランジャケット、一着編むのに80時間かかります。数少ない熟練のニッターさんが最高のテクニックを駆使して編み上げる貴重なものです。その見た目は非常に美しく洗練されています。あくまでも日常着であるはずのアランジャケットは芸術的でさえあります。持った時に感じる重さは、着た時には柔らかく包まれるような着心地に変わります。立体的に編まれ、手編みする事で糸の風合い柔らかさを損なうことなく肌触りが良く、その着心地は他の物では味わえない特別なものです。



糸の質感や色にもこだわりました。糸もムラ糸ではなく単色に、特にカラーに付いては女性の目線だと、どうしてもベージュやライトグレーなどの女性好みの色に偏りがちになります。我々的には、意外に手編みには少ない色で、男らしいブラックとオリーブを選びました。我々の提案する様々な着こなしに良く似合うカラーです。
そして、この日本製手編みのアランで一番表現したかった、『洗練された手編みのアランジャケット』が表現できたと思います。
クオリティーにおいても価格的にも、まさに『奇跡のアラン』です。何十年と愛用できる世界に誇れるアランジャケットが出来上がったと思います。その着心地、洗練された雰囲気を感じて頂ければと思います。

もちろん私の独断と偏見ですが…

2018年12月


efg store 別注手編みアランジャケット  \56,000+TAX
カラー オリーブ、ブラック   ウール100%

日本製














     
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