私の独断と偏見で選ぶこの逸品



第11回はリングヂャケットのスーツです。


リングヂャケットといえば、サヴィルロウの仕立てを日本で再現したい、世界で最高の一着をつくりたい・・・そんな想いで1954年に創業されたスーツブランドです。
リングヂャケットは、イタリアの立体的な縫製をいち早く採用し、世界中の一流と呼ばれるスーツを徹底的に研究し尽し、クラシコイタリアの名門ファクトリーに匹敵するとの定評を得て、国内随一のファクトリーとも言われています。
リングのスーツは袖を通した瞬間、シルエットの美しさ、作りの良さ、質感の高さを改めて感じさせられます。
美しいシルエットを生み出すため、タイトにシェイプしたシルエットを持ち合わせていますが、着たときには決して窮屈ではなく、その肩にかかる感覚は心地よさを感じさせるほどです。
パンツのラインはすっきりと美しく、股上の深さは、深すぎず最適のバランスで動きやすさも追求しています。
リングのスーツはナポリのファクトリーと遜色ない服作りを目標に掲げてますが、過度なハンドワークではなく、あえてマシンによる完成度の習熟に力を注いできました。(もちろん重要な部分には熟練した職人によるハンドワークを駆使しています。)シーズン毎に英国やイタリアに渡り、生地を仕入れ、また技術的な研鑽を積んでます。そして、熟練した職人により作り出されたスーツは、まさに日本のレディーメードスーツの中の最高の技術とこだわりが凝縮されているように感じます。
ある程度のローテーションさえ保てば、何年着ても褪せることなく”どこで誰と会っても恥ずかしくない”スーツでいてくれる、そう言っても過言ではないでしょう。
ぜひ一度、リングヂャケットのスーツに袖を通してみてはいかがでしょうか?

もちろん、私の独断と偏見ですが・・・


リングヂャケット スーツ  ¥79,800〜


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