私の独断と偏見で選ぶこの逸品

第41回は、ドッツウェアデザインのペイズリーウェポンルーズチノです。





ドッツウェアのパンツが大好きな私は、一年の3分の2はドッツウェアのパンツを穿いているような気がします。持っているパンツも半分以上がドッツウェアのパンツではないかというぐらい気に入っています。
そして、今回紹介するパンツは、ドッツウェアの展示会で見た瞬間、大胆にペイズリーがプリントされたこのパンツに釘付けになりました。
まさに私の独断と偏見のみで選ぶこのコーナーにふさわしいパンツではないでしょうか。
この大胆にプリントされたペイズリー柄は、転写プリントによるもので、素材が綿だと思うようにプリントがのらない為、化繊系の素材ポリエステル/コットン(T/C)を使用しています。転写プリントすることで、ペイズリーの細かく繊細な柄や微妙な色の濃淡まで表現することができます。見た目にも奥行きのあるプリントが特徴です。
カタチは、ここ数シーズン大好評の極太パンツと同じシルエットです。このカタチは、元々古着の軍モノをベースにしており、それを更にルーズに仕上げていますが、ただ太くするのではなく、前から見るとスッキリと見せ、後の股下を長くして、お尻のラインを下げることで、横や後から見たシルエットが、かなりルーズに見えるようにデザインされています。かなり太いのに穿いてみると、この太さが絶妙です。

ペイズリー柄といえば、インドから18世紀初頭にスコットランドのペイズリーに伝わった英国の伝統的な柄として知られています。この英国トラディショナルなペーズリー柄を、あえて対照的な古着の軍パン(実物は古着ではありませんが)にプリントするという発想に、ドッツウェアならではのカウンターカルチャーを感じさせてくれます。そんなドッツウェアが個人的に大好きだったりします。
私も、このペイズリー柄の極太パンツを、どういう風に穿きこなそうかなどと考えていると、まだ真夏のくそ暑いこの時期に、秋に向けて私の想像力をかきたててくれます。今からちょっとした子供の気分で秋が来るのが待ち遠しい今日この頃です。

もちろん私の独断と偏見ですが・・・


ドッツウェアデザイン  ペイズリーウェポンルーズチノ  ¥27,300
カラー ベージュ、ブラウン  サイズ 1、2、3  
ポリエステル65% コットン35% 
日本製
2011年7月













     
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