私の独断と偏見で選ぶこの逸品



第8回はジョージコックスのエナメルチャッカーブーツです。


今シーズンは好評のスエードタイプに加えて、エナメルタイプをチョイスしました。
ジョージコックスと言えば、ラバーソールのパンクなイメージが強いと思いますが、実はいろんな靴を作っており、このチャッカブーツもそのひとつです。
そして私が最も気に入っているところはそのカタチです。一見丸みを帯びた野暮ったく思えるそのカタチも、履いてみると意外にすっきりとしたシャープなカタチで程よいボリューム感もあわせ持ち、タイトなパンツにもゆるめのパンツにもよくハマります。
そして、いまだに英国製にこだわって、作り続けているところには頭が下がります。やはりこの独特の味のある雰囲気はアジア製では出せない英国製ならではのものだと思います。
現在では、この手の靴、例えばク○ークスなどはベトナム生産になり、かつてのアイルランド製とは似て非なるものになってしまいましたが、ジョージコックスにはがんばって英国製にこだわって作り続けてもらいたいです。
そして今回、チョイスしたエナメルタイプ(日本ではEFGだけのチョイスです)の、フォーマルなテカテカ感と対照的なクレープソールの野暮ったさが、味のあるカタチと融合し、よく見るととてもカッコ良く感じてしまうのは私だけでしょうか?
このダサさとカッコ良さをあわせ持つブーツは、E.F.G.の提案する力の抜けたカッコよさにまさにピッタリな靴ではないでしょうか。

もちろん、私の独断と偏見ですが・・・

GEORGE COX  エナメルチャッカーブーツ 
(MADE IN ENGLAND)  ¥25,200


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