いよいよ師走となりました。
 淡雪も降っては消え
 消えてはまた積もりながら
 年の瀬は近づいて来ます。
 曼殊沙華も雪の下で
 葉っぱを繁らせて
栄養を蓄えて
 います。

 軒に垂れ下がる雪もまだ
 柔らかいアイスクリームの様で、
 玉ねぎもますます甘くなりそう。

 軒に開いた穴から
 モモンガたちは帰ってきて
 屋根裏で冬を越すのだろうか。

陽だまり
曼殊沙華は凍らない
淡雪


お餅つきは楽しいね。
エプロンをつけると一人前に
見えるのが不思議。
莚(ムシロ)の上の
不揃いの餅もご愛嬌。

大晦日になると
田舎の人口は膨れあがる。
夕暮れともなると、窓の灯も
心なしか眩しい。

というわけで
電圧の下がった我が家の
電灯はあちらこちらで
ホタルのように点滅を
始める。



つづく
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冬の花一式
餅つき終了です
玉ねぎ
アイスクリーム
冬の空
晴れ間の空