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某日
ウルティマオンラインへのログインを3回失敗。
・・・不吉な
そのような事を思っていながらも一応蜘蛛城に突入をかけてみる。
すんなりと入れた為ちょっと良い気分。
そしていきなり蜘蛛戦士をターゲット!
おお。幸先いいぞ。
いたたたた。やはり蜘蛛戦士強いわ。とりあえず包帯を・・・
後退しようとしたArkeyeに、一人の馬に乗った男が立ち塞がった。
おいおい。やべぇよ。ちょっとどいてくれよー。
とか思いながらうぁぁぁぁぁ。
あー死んじまったよ。とか思っていたら
そいつがいきなり死体から荷物をあさって行く!!
MPKか・・・やはりこんなオチか
MPKとはモンスターPKの意であり、人がモンスターと戦っているのを邪魔して殺し、
荷物をかっさらっていくPKの事である。
同じPKだったら赤ネームのほうがまだいさぎよいと思うのだが・・・
生き返らせてもらい荷物を確認に行くと、武器は既に全て持って行かれていた。
残ったのはナイフ一本に中途半端に残った鎧。
・・・とりあえずナイフで蜘蛛戦士に切り掛かってみる。
あっと言う間に紅くなるHPゲージ。
無理か・・・(良く考えたら当然の事か・・・)
しょうがないので一度撤退。出直して来るとする。
PCベンダーでAR30setを購入し、再び蜘蛛城へ。
先ほどのMPKはいないようなので蜘蛛戦士を狩っていた。
するとマジックソード類が結構出て来たので、これは昨日今日と不運だった反作用だな。
これから運が回復していくことであろう。しめしめ。
とか思っていた矢先に死亡!!
ラグで数秒固まった・・・重かったからな。
しかも誰も復活呪文唱えられない。ぬう。
親切な人がゲートを出してれたのでテレポート。ふぅ助かった。
ここは、どこだ・・・
見知らぬ場所に着いていた。
しばらく歩くとここはデルシアである事に気付く。
デルシアの町ははっきり言って右も左もわからないので、
幽霊のままヒーラーを探す。
どうも発見出来ないため、
パプワまで走っちゃろうかと思ったが
途中、親切な方に生き返らせてもらった上パプワまでのゲートを出してくれた。
もしかしたら荷物がまだ残っているかもしれないと言うほのかな期待を胸に、
ローブ一枚で蜘蛛城へ突入!!
・・・する途中に蛇戦士にタコ殴りくらってうぁぁぁ。
再び灰色の画面をパプワまでダッシュ!!
無論、荷物は絶望的だ。
精神力かなりダウン。ここまでクールなゲームだったのか。ウルティマは・・・
特にMPKはかなり精神的にダメージがでかかった。
駄目だ・・・こんな人間ばかりなのか。この世界・・・
憂鬱な思いを胸に、パプワのヒーラーハウスで生き返ったArkeye。
・・・このままでは終わらぬ。
黒プレート始動!
蜘蛛城に4度目(3度目は辿り着かなかったが)の突入!!
流石黒プレート!蜘蛛が楽勝だ!
というか今までの鎧が傷んでいた為にダメージ受け過ぎていたというのもあるな・・・
武器も一新したので切れる切れる。これで今までのを取り返すぞ!!
「あ、さっきの人ですよね」
声を掛けてくる御人が一人。
「へ?ああ。はい。もう3度目です・・・ここ」
あえて突入失敗したのは言わなかった。というか言えなかった・・・
「荷物確保しておきましたよ」
なにぃぃぃぃぃぃぃ!!
「本当ですか!」
「はい。これです」
嗚呼・・・・俺の荷物だ・・・買ったばかりのAR30setも残っている。
「気を付けましょうね」
「はい」
その後、お礼を言いまくったArkeye。そして狩り続行。
そこそこ武器溜まって来たので戻る。
鑑定して見た所、大した武器は無かったが
世の中捨てたもんじゃねェ
人の良い所と悪い所を垣間見たArkeyeであった。