その68

某日
Arkeyeの所属するギルドAiCは時々ギルド対抗戦というヤツをしている。
なかなか勝利を収めることができないのであるが、まぁそこはしょうがない。
これから修行して行けば良いのだ。

と、そこまではギルドの話しである。

しかしArkeye個人に関しては、
時々明らかに自分の力不足が露呈する場合が多い。
なんというか、明らかに皆の足を引っ張っているという場合があるのだ。
大抵、Arkeyeはリーダーみたいな感じでやっているのだが、
リーダーがマトモに動けていない。
いや。解るのだ。自分でも。


思い浮かべてみると、最近は狩り場も無くただのほほんと暮らすような生活であった。
たまにKhaldunあたりに狩りに行けばMPKに遭い、シーフに遭い、ルーターに持って行かれる。
デュエル・ピットに行ってみた所で、人はいない。
かと言って、ギルドのメンバーと連携の練習をしているわけでもない。





・・・俺、弱くなってないか?




そう。
ある一時期のようにピットに入り浸り、毎日のようにPKと戦っていた頃。
その時の方が明らかに強かったのではないか。
今ではロクな対人戦闘もしてないように思える。


これがマンガか何かだったら、こんな所だろうか。

「Arkeye。貴様も腕が落ちたな」
「俺が弱いだと・・・」
「今の貴様では、死んでいった仲間達が浮かばれぬわ!」

ざしゅっ!(効果音)うぁぁぁぁぁぁ






・・・駄目だ!何とかせねば!!

とはいえどうする・・・旅にでも出るか・・・?
旅に出たところで何があるというわけでもないしなぁ。




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