Climbing Rose ( クライミングローズ )


   ドルトムント

 よくお客様に、「この花は何ですか?」と聞かれますが、これも実はバラです。目をひく色で一輪咲くだけで庭が印象的になります。

   ロイヤルサンセット

 「夕陽」という名前の通り黄昏色の花です。玄関脇に植えてあるので、みなさんを最初にお迎えします。枝もしっかりはって来ているので、どんな仕立て方をするか思案中です。

   ロココ

 やわらかい色の花でフリルのある花弁が優雅な雰囲気を出しています。開きかけの花はとても美しく、この時期ならではの楽しみです。

   ピエール・ド・ロンサール

 バラと言えばこの花を思い浮かべる人がとても多い人気の花です。ぽってりとした花姿がクラシカルな印象を与えるらしく、1本あるだけで庭の雰囲気づくりには最適です。

   ローゼンドルフ・シュパリースホップ

 一番花が終わってもたくさんの花を咲かせてくれる楽しみの多いバラです。とにかくよく伸びるのでフェンス仕立てなどがオススメという事ですが、アボンリーではなかなか伸びてくれず、ひたすらにテラスの屋根を覆う日を夢見ています。

   アンジェラ

 アボンリーでも特に人気のバラで、一株でこんなにも多くの花をつけます。病気にも強く、初めてバラを育てる方におすすめです。フェンスなどにからめて仕立てると見ごたえがあります。

   アメリカン・ピラー

 とにかく横に横に伸びていきます。しかもとても元気なシュートが何本も出てきます。ただとても鋭いトゲが付いているので、手入れの後にはいつも手が傷だらけになってしまいます。

   モーツァルト

 あるカタログで分類がモダンクライミングとなっていましたが、どうやらモダンクライマーと言っても様々なタイプがあるようで、アボンリーでは割とコンパクトにまとまっています。小柄な花ですがそれがまたなんとも言えない魅力となっています。

   モーツァルト(実生)

 上段のモーツァルトと野バラの交配種になります。葉はモーツァルトに近いのですが、花は少し大きめになります。しかも野バラの特徴である細かなトゲが全体を覆っています。落ち種から出てきた苗で、どんな花が咲くのか楽しみにしていましたが、元気いっぱいの株に育ちました。

   キング

 アボンリーを始めるずいぶん前に我が家で育てていた最初のバラです。アーチに絡むバラを夢見て家で思考錯誤していたのを思い出します。月日が過ぎてバラの花が増えましたが、やっぱり原点はこのバラのような気がします。