錦鯉飼育のマメ知識

 

初心者が錦鯉飼育で失敗する一番の原因は、餌の与え過ぎ。

まず、錦鯉は、胃を持たない生き物です。食べた物は食道からそのまま腸へ送られます。 腸の働きは、水温と大きな関係があります(変温動物)。

 

●水温と錦鯉の関係●

水温

餌の頻度

消化時間

池の水流

10℃以下

絶食(冬眠中)

 

最小

15℃

3〜4日に一度

約80時間

弱め

22℃以上

毎日

約6時間

普通

(注) この表はあくまでも目安で、飼育環境により多少異なることがあります。

 

 

上記の表から分かるように、鯉の消化機能は水温が上がるに連れて、活発になります。15℃の時の給餌量(一回)は、魚体重の0.5%(目安)とし、22℃以上の時は魚体重の1%(一日)とします。   
例えば、水温22℃の時、40cm(1〜1.3kg)の鯉を20匹飼っている場合、

20匹×1.2s×0.01=0.24s

となります。
とにかく、餌の与え過ぎには十分注意を払いましょう。
逆に2〜3週間餌を与えないからといって、死んでしまうことはありません。
これらの知識を頭に入れて、餌を与えましょう。
錦鯉飼育には、水温計は必需品!

錦鯉は緩やかな水温・水質の変化には強いが、急な変化には弱い生き物。

新しく買ってきた鯉はすぐに池または水槽に放すのではなく、袋に入ったまま30分くらい浮かべておく(飼育水の温度と合わせる為)。

放すときには、水質の急な変化を防ぐためにタライなどに一度袋から出し、池または水槽の水を混ぜてやってから鯉だけを放す。

持って帰ってきた水を飼育水の中に入れないことは、病気の予防にもつながります。
水替えするときも一度に大量の交換は、よくありません。

群れから外れた鯉を見つけたら注意。

群れの外で泳いでる魚は病気の可能性があります。
病気は、錦鯉だけではなく生き物すべて早期発見早期治療が大事。

タモの扱いには注意。

鯉を手荒に扱うと、鱗を落としたり粘膜(鯉はこの粘膜で体を保護しています)を損傷し、それが原因で病気になることもあります。