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[ 旧石器探し ]

2011年2月16日(水) 島根県某所

兄から某所で旧石器の可能性のある「石」を拾える事を知っているか?とメールが来た。16日(水)に行くので、良かったら一緒に行かないかとのお誘い。暇な私は他に予定がないので同行する事を快諾した。

10時に待ち合わせ、いよいよ石器探しの開始です。緩い丘を下り河原に下りるとそこは一面小石だらけ。この中から石器を見つけるのか〜どれが石器だ!全くわからんぞ!

兄曰く、此処の石器は固い瑪瑙(めのう)に近い玉髄(ぎょくずい)で出来ており、以前見つかった物は茶黄色だそうで、色を手掛りに探す。有った有った。10分も掛からぬうちにそれらしき石を発見した。本物かどうかはアーモンドに似た形が決め手らしい。

下の写真の左側はピック右側はハンドアックス(手斧)と呼ばれている型の石器に見える。左の小石は玉髄の光沢が有り、滑らかで角が鋭利だ!手斧に見える石は大人の手で握るのにピッタリの大きさで、握る部分は幾分滑らかに成っている。

No.1(屋外の日陰にて自然光で撮影)今回、数個それらしき石をゲットしたが、その内の2個がこれです。※上の写真が本物に近い色です。

No.2(室内ストロボ撮影)出し惜しみせず、全部公開します。左の三角は石器の形では例が無く石器では無いと思われます。しかし、上の部分は丸みをおびており、人工的に加工を施した様にも見えます。石の節理面とは違う研削したと思われる面も有り、後日、専門家に鑑定をお願いする事になった。
翌日、兄が考古学の研究者にメールしたところ春に島根へ来られるとの事だ。その際に現物を見て頂くことに成り。鑑定結果が楽しみだ。
[ 石器鑑定結果 ]
3月30日(水)
総勢10名余りの京都の大学研究グループ御一行様ご来県。いよいよ考古学の教授に石を鑑定をして頂く時が来ました。No.1の左、No.2の中央上の玉髄の石は明らかに加工の跡が見られ人の手が加わえられている「石器であろう」との見解でした。

ただ現在の日本の考古学会では、旧石器自体がまだ正式に認められて居ない状態で有る事、この石が年代判定の出来る地層から発見された物では無い事などから、旧石器と正式に認める事は無理で有るとの結論でした。現物は研究資料として大学教授に預ける事に致しました。素人の私にしては今回の発見は金星と言えるかも知れない?


[ノジュールを割ってみる]
19日兄は同地でやっと石器らしき、石片1個とおまけのノジュールを発見!それはまるでジャガイモの様な色と形です。半分に割れており中心部に黒い内包物が見えますが、何か解りません。貰い受けて半分に切ってみる事にしました。

化石化した木片が核として内包されていました。

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[春爛漫]

桜
[龍門寺の枝垂れ桜]鳥取県南部町

桜
[醍醐桜]  岡山県真庭市落合
根本周囲9.2m,枝張り東西南北20m,樹高18m
種類アズマヒガンザクラ          

桜
[醍醐桜]

桜
[春の船出]
鳥取県境港 境水道にて
 (隠岐汽船)

 

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