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顎顔面部の損傷
 顔面は常時露出しているため受傷の機会が多く、種々の原因によっ多様な損傷を受けます。
 損傷の中で代表的なものが、外力による機械的損傷である外傷です。
 ここでは主に、外傷について記載を進めます。

顎顔面損傷の分類
〈原因による分類
  外傷
     外力による機械的損傷を、外傷といいます。
     交通事故、けんか、スポーツ、作業事故などによって発生します。
     最近では高齢者の転倒による受傷も増加しつつあります。

  物理的損傷
     火傷、凍傷、放射線損傷、電撃症などの物理的原因による損傷。
  化学的損傷
     強酸、アルカリなどの化学薬品による損傷。

〈顔面部位による分類〉
  軟組織の損傷
     顔面周囲の軟組織、すなわち、歯肉、口唇、舌、頬粘膜、口蓋粘膜、顔面皮膚の損傷。
  歯牙の損傷
     歯牙の破折、脱臼など。
   顎骨骨折
     顎・顔面領域は下顎骨、上顎骨、鼻骨、頬骨などの多種の骨によって構成されています。
     ここに強い力が加わると骨折が生じます。
     加齢や歯周病の進行によって下顎骨が溶けて骨がやせてくると、軽い転倒などによっても下顎骨折が発症       してしまいます。

               顔面部の外傷