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N教授の生理学講義ノート: 第一刷(2016年10月)の訂正                         

●p186 左カラム 中ほど、GFRの算出法の4行め (22/07/28 追加)

(尿細管で再吸収・分泌されることなく)の「・分泌」を削除、(尿細管で再吸収されることなく)に訂正。尿素は一部分泌される (p188 のスキーム)。クレアチニンは分泌されない。

●p183 左カラム 中ほど、黄色マークの部分 (22/07/22 追加)

「高Na+血症のため血圧が上がり、」を削除。水の貯留(=浮腫)のため、低Na+血症・低血圧を呈すことが多い。「高K+血症のため不整脈を起こしやすくなる」のは正しい。

●p131 右カラム 4行め (21/05/09 追加)

誤: 咽頭相 laryngeal phase

正: 咽頭相 pharyngeal phase

●p6 右カラム 最後の行、p7 左カラム 8行め の2か所 (21/02/16 追加)

誤:「膜電位がK+の平衡電位に等しくなるまで・・・」

正:「膜電位が静止膜電位に戻るまで・・・」

●p96 左カラム (21/02/09 追加)

誤:「腱で骨にくっついている筋がイメージしやすいけど、皮膚や結合組織にくっついてる筋もたくさんあります。例えば、排尿・排便を我慢するときに収縮する尿道括約筋・肛門括約筋など。」

外尿道括約筋・外肛門括約筋は骨にくっついているので、この記述は間違い。骨にくっついていない骨格筋(随意筋)の代表は表情筋なので、以下のように訂正。

正:「腱で骨にくっついている筋がイメージしやすいけど、表情筋のように、骨にはくっついていなくて皮膚や結合組織にくっついてる筋もあります。」

●p7 右カラム (20/04/20 追加)

誤:「細胞内外のK+濃度(4ページ)をネルンストの式に代入して、K+の平衡電位を計算すると-75mVになります。」

4ページのK+濃度の値を使って計算(室温)すると、-75mVではなくて、-84mVになる。静止膜電位(-70〜-90mV)がK+の平衡電位に近い、というのは正しい。

正:「細胞内外のK+濃度(4ページ)をネルンストの式に代入して、K+の平衡電位を計算すると-84mVになります。」

●p175 (20/04/20 追加)

左カラムのスキームの「細胞性免疫反応」を単に「免疫反応」と訂正。T細胞による「細胞性免疫反応」とB細胞による「液性免疫反応」を総称しているので。右カラムBの「細胞性免疫反応」も「免疫反応」に訂正。

●p30 囲み記事「水頭症」の中、「頭位」は誤りで「頭囲」が正しい。

●p38 右上の図のキャプションが逆。ブローカが運動性言語中枢、ウェルニッケが感覚性。

●p80 嗅覚の伝導路のスキームで、匂いの識別を行うのは「前頭葉」ではなくて、「頭頂葉」。次のページの味覚の伝導路のスキームは正しい。

●p93 問題(7)の選択肢 1、誤 "外節"->正 "外側"

●p133 「胃液分泌の神経性調節とホルモン性調節」のB腸相のところ。胃液の分泌を抑制する作用は、GIPよりもセクレチンのほうが強い。それで、本文とスキームのGIPをどちらもセクレチンに置き換えて下さい。

●p135 「胆汁・膵液の分泌は消化管ホルモンが司る」の項で、CCK-PZとセクレチンの分泌刺激、作用を混同している。以下のように書き直してください。

「胆汁と膵液の分泌は、十二指腸の上皮細胞がつくるホルモンにより調節されています。
 胃液と混合された食物がやってきて十二指腸内のpHが下がると、セクレチン secretin が分泌されます。セクレチンは膵臓に働いて重炭酸イオンの分泌を亢進させます。
 もうひとつ、十二指腸の上皮細胞が蛋白質の分解産物などで刺激されて産生するのがCCK-PZです。CCK-PZ という名前は、このホルモンが持つ2つの働きに由来します。@胆嚢を収縮させて胆汁の排出を促進し (cholecystokinnin)、A膵臓からの消化酵素の分泌を亢進させます (pancreozymin)。
 これらの消化管ホルモンは、すべてペプチドです。」

スキームも以下のように訂正

●p147 右カラム 4行目 
誤「lubb が S1、dubb が S2 ですね。」
正「lubb が S1、dupp が S2 ですね。」

●p147 心周期のスキームで、一回心拍出量のマークがずれている。正しくはこの位置。

●p208 誤「前立腺からのクエン酸は精液をアルカリ性にし」->正「前立腺からのクエン酸は精液をアルカリ性にし」 クエン酸自身は酸性。これがアルカリ性の精嚢液と反応して、精液を弱アルカリ性にする。

 

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