2003年11月23日  モトルネJAPAN

待ちに待ったモトルネである。
夏のモトルネが雨の為走れなかったので、春のストカフェから実に半年ぶりのレースだ。v(^^)v 
しかし今回、残念なことが有る。
一緒に出場予定だった、ネット友達のたこやき氏が,直前に入った仕事と、
あるアクシデントの為来れなくなってしまったのだ。
ま、しょーがないよ、たこやきさん。また次があるさ。(’-’)(,_,)(’-’)(,_,)ウンウン
(この一件で彼はある大賞を受賞する事になる(謎)


21日 金曜日

さて今回、寒波が来るとゆうので寒がりの私は、PITを確保する為、
金曜日の仕事を早退しTIに向かう。(土曜日も有休。ゴメンナサイ、会社の皆さん)
その甲斐あって、PITを取る事が出来た。(^-^)  
晩飯を食ったあとは特別する事もないので、トランポの中で寝袋にくるまり即行で就寝。


22日 土曜日

朝6時、続々とパドックに入ってくるトランポの音で目が覚める。
天気は良いようだが、寒い。車内の温度も10度以下だ。
今日は10時40分の2S枠1本だけの走行だから基本的に暇である。
そうこうしている内にMMRTのフクさん登場。
ふと見ると、フクさんVTRのゼッケンが1番ではないか!!
この1番、前回のモトルネで私が着けたゼッケンで、今回もまた密かに狙っていたのだ。
その為、日にち指定までして申し込み用紙を送ったのに・・・(ゼッケンは先着順だと思っていた。)
結局私のゼッケンは12番・・とほほ・・
どうりでMMRTのBBSで私のゼッケンが1番ではない事をフクさんは知っていた訳だ。
ぬーくそー、リバーフィールドめー (`×´) プンプン

なんて事をしている内に走行時間になる。
この走行はタイヤの皮むきと、様子見に徹し、43秒台が出た時点で止めるつもりだ。
で、コースイン。やはり人多し。枠一杯の60台は物凄い。
ペースの合わない人達を掻き分けながら7周目にやっと43秒台に入る。
もう一周、タイムアタックして切り上げるつもりの8周目、
最終の1つ前(マイクナイト コーナー)の進入で速度が速すぎたのか、
クリップ手前で異常に深いバンク角。当然始まる前後タイヤのスライド。ピーンチ!!
アクセル全閉、クリップ手前、下りの高速コーナー。
この条件で始まったスライドを収める方法を私は知らない。
あえて出来る事と言えば、何もしない事ぐらいか。
要は自然にまかせタイヤのグリップが戻るのを待つのだ。
しかしコース幅は決まっているから、そんなに待ってもいられない。(泣)
だが運良く、コースアウト寸前でグリップが戻った!すぐさまアクセルを開け車体を起こす。
で、そのまま外に一直線!下はふかふかの砂なので、ブレーキを強く掛ける事も、向きを変える事も出来ない!
グラベル外側の金網が迫る!
ひー止まってー o(;△;)o  
ふと見ると金網の下に人が歩く為か、固く締まった土の部分が有るではないか!
そこになんとかバイクを滑り込ませ、事なきを得る。(;^^) ふぅ〜
そのまま土の上を走りコース復帰。
しかし、このままで走行を終えてしまうとトラウマになる様な気がした為、
数周走り、マイクナイトに恐怖心がないか確かめる。
よーし、無事走れる様だ。(^0^) これで走行終了、ピットに帰りしばし呆ける。
 本当に転ばなくてよかった、あんな所であの速度でコケたら人間もバイクも大変な事になっていただろう。

さて練習走行も終わり、後は受付と車検だ。
それらをサクサク済ませ、ロッジのチェックインをして晩飯の時間。
今回はTIのコントロールタワー2階に有るレストランで頂く事に。
しかしこの料理が・・・あえて何も言わないが、もう2度と行く事はあるまい。(ToT )
さっさとロッジに帰り寝る事にする。 
   
明日の本番の事を思いつつ就寝・・・


23日 日曜日

レース当日の朝、天気はいいがやたら寒い。
9時20分の予選に向けタイヤウォーマーをかける。
たいしてする事もないので暇なのだが落ち着かない。緊張している様だ。←小心者
そこらをウロウロしている内(笑)に予選開始の時間になる。
ウエイティングエリアに早めにバイクを並べたお陰で先頭でコースインする事が出来た。
さー行きまっせーっと気合を入れた瞬間に黒いドカに抜かれる。このドカがむっちゃ速い!
離されながらも付いて行くと1周目であっさり42秒台が出る。
3周目あたりで少しずつ差を詰めることが出来、4周目にP-LAP上で42秒561を記録。
次の周で出てきたペースの上がらないバイク達のせいで、
これ以上のタイムアップには至らなかったが、十分満足のタイムである。
黒いドカに直線でついて行けたし、何の問題もない。
気分よく予選終了。

公式記録は1分42秒552、総合2番手のタイムである。(~▽~@)MT-1クラスではトップだ。
が、予選トップは私の前を走っていた黒いドカ・・・タイム差はあまりないのだが、なんと748ではないか!
どうりで直線離されないはずだ・・748であれなら996SPSや999は一体・・・
この時、春のストカフェの嫌な思い出が蘇る。
裏ストレートの半ばで私のTLを簡単に抜いてゆく998R・・・
まるでGSX-R1000の様な直線スピード・・・困った。
しかも予選結果をみるとオープン100マイルで41秒台を記録しているK選手がすぐ後ろにいるし、
VTR-SP1は国際A級の人らしい。
ま、うだうだ考えてもしょうがない。決勝レース始まってから考えよう。
んで、MMRTのフクさんはイマイチ決まらないサスセッティングに泣き、19番手に終わる。
どうやらフロントフォークに問題を抱えているようだ。

さあ、いよいよ決勝レース。
ウエイティングエリアにバイクを並べその辺をウロウロしていると、
MMRTのチーム監督のMasayanさんがムービーカメラを私に向けているではないか!
さては、HPで使う気だなぁ、そうはさせじと華麗なフットワークで逃げるが、
しっかり撮られ、HPに晒されてしまう。(笑)
そんな事をしている内に時間となり、グリッドにバイクを並べると例によってレースクイーンのおねいさんが隣に・・・
折角だからと記念撮影をしつつ(爆)スタートを待つ。
ほどなく、ウォームアップランが始まり1周して再びグリッドに。
レッドシグナルが点灯し、ちょっと間が開き消灯!! それと同時に全開スタート!!
なかなか良いダッシュができ、1コーナーをトップで通過するも2コーナーまでに3台に抜かれる(泣)
しかし2コーナークリップでオーバーランし私の視界から消えていくモンスターS4
これで私の前を行くのは、予選トップの748Sと41秒台ラップのK選手の996SPSだ
やはりこの2台、やたら速い。オープニングラップは付いていけたものの2周目から少しずつ離される。
一応、私のラップも42秒台中盤を刻んではいるが全然敵わない。
こうなると、なんとか3位は確保せねば・・
しかし私の後ろには直線スピードで勝る999やVTR-SP1が居るはず・・・
ストレートに出るたびビクビクしまくるが何故かだれも抜いてこない。なんでだろ?
走行中、後ろを振り返るのが嫌な私は、どれ位の差でだれが居るのか全く知る由がない。
だれもこないので安心していた3周目のヘアピン突っ込み、イン側に青いフロントフェンダーが・・・
やっぱり居たよ(≧◇≦)しかもA級VTR−SP1が・・・
ピーンチ!!。
全開で逃げる(;_; )オロオロ ( ;_;)オロオロ このお陰で5周目に自己ベストの42秒3が出る。
だが、6周目に現れた始めたバックマーカー達の処理に手間取り、44秒台にタイムを落としてしまい、慌てまくる。
後ろに誰か居るのはわかるが、どうする事も出来ない。
切れそうになる集中力を奮い起こし、気を引き締めて全開で走るのみ!
しかしたった7周のレースがこんなに長く感じるなんて・・・
早く終われーと叫びつつ迎えた最終ラップ、なんとか3位を維持し、そして振られるチェッカー!!



レースが終わって・・

総合3位、MT−1クラス2位と言う結果には大満足だが、
1、2位に離され、4位には追い上げられたレース内容には不満が残る。
42秒周回の精神的、肉体的な辛さ、バックマーカーの処理・・・まだまだガンバラねば!

MMRTのフクさん・・・ やはりフロントフォークOHですな。
MMRTのMasayanさん・・・ ムービーありがとうございました(笑)
さいばし&まーや・・・ 手伝いサンキュー
たこやきさん・・・ 2003年TIサーキット雨男大賞を贈ります(爆)


予選 総合2位 MT-1 1位
決勝 総合3位 MT-1 2位

ベストラップ 1分42秒377






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