平成24年度事業計画(24年3月〜25年2月)

 

昨年度は、原木供給量が9万立方メートルを超え、林業が日南町の主たる産業として確たることとなった。

また、高性能林業作業機械の導入や林業後継者も新たに充実されてきている。

マスコミにおいても、森林をとりまく記事、林業の再生に関する記事も取り上げられてきている。

そのなかで、実質活動3年目を迎えた当NPOの事業についても、引き続き多方面に展開し、日野川流域の森林環境保全・育成、利用・活用にむけた活動を発展させる。

そのため、事業量・事務量への対策として、職員2名体制として、組織の充実を図る。

 

主な事業計画

    継続事業

      林業後継者等支援事業、職能開発等支援事業、循環型林業支援事業、

研究・開発支援事業

 

      所有者不在村の森林管理制度構築

新しい公共の場づくりのためのモデル事業(鳥取県)

  林地集約化研究会、不在村山林所有者への情報発信など

 

      妖怪の杜構想推進事業

森林作業体験事業(緑の募金公募事業)

   町有林を利用させていただき、植林作業

      妖怪の杜ツリーハウスセミナー等

         森林における学習

妖怪の杜交流事業(森林の力体験事業)

   都市部住民との交流、川上川下交流

 

      日野川流域林業まつり・森林学講座

 

      森林塾・ワークショップ 

 

      セミナー、講演会等において、当地域の森林林業への取り組み状況を発表

 

      専門誌・地方紙などを通じ、地域の森林林業によるまちづくりへの取り組

みを発表・PR

新規事業

  日野川流域林業活性化センター事務受託

    (緑の産業再生プロジェクト事務局

→特定非営利活動以外の「その他事業」)

 

  地域再生計画の検証(TORC自主事業への協力)

    単板積層材製造工場の立地が地域に及ぼす効果

 

  絵本プロジェクト

        森林にまつわる、地域で言い伝えられてきている物語などを、絵本とし

て残す。

関係団体等によるプロジェクトチームを構成し検討・企画・実施する。

 

 

組織の充実

   事務局長:副理事長が実質対応

 

   事務局職員2名を採用

      NPO管理事務、緑プロ事務、その他事業の企画から実施

    (新しい公共の場づくりのためのモデル事業、緑の産業再生基金事業を活用

し財源対応)