ブラックバス釣り

 

日本でのブラックバスという魚の知名度は結構高く、生態系を破壊する外来魚と
してマスメディアに取り上げられることが多い様ですが
日本においても、釣りをアウトドアースポーツとして捉えられるようになった
ゲームフィッシングという観念を広げた魚でもあるのではないでしょうか。

実際のところ日本に連れて来られ、放流された当時は
その繁殖力の強さから食料不足を補うのも一つの目的であり、あくまでも人間本意の
ものであったのにも関わらず、何だか一方的にブラックバスという
魚が悪者にされている感があり、とても可哀相です。
※大正14年に神奈川県の芦ノ湖に放流されたのが日本への初の移植だと言われています。

 

私は中学生の頃初めてブラックバスという魚と出会い、その虜になってしまいました。
正直当時の私の近辺で捕獲できるブラックバスが生息してる水域は
お世辞にも綺麗と言える水質ではなかったのですが
それでも一度は食べて置かないといけないなと思い、中学生の私は
何か悪いことをするかの様に一人でコソコソ隠れさばいて
バターソテーにして食べてみた事があります。
味の方は当初の不安をよそに、他の白身魚のそれと変わることなく
なかなか美味であったと思います。
仮に材料の出所を隠された上で食したのなら、純粋に「美味い!」と
賞賛出来るほどの味であったと言っても過言でないと思います。

 

大体、歴史を好きな時点で区切って、その変化の善悪を断ずるなんて
糾弾する人の一方的な利害感情によるものだと思います。

ただ、ブラックバスを釣ることを楽しむ者(バスアングラー、バサー等という)の一部の
愚者による釣り場へのゴミの投棄(もちろん他の釣りを楽しむ者の投棄も多いです)
には非常に心を痛められるのも事実です。

人間が生きて行く上でゴミを出すのは現代に始まった事ではなく
ある意味人類の歴史であり、それ自体は仕方がない事なのですが
出来るだけ人間の生活環境が悪化しない処理方法を開発してきたのも
人類の文化です。文明社会に生きる以上、人間並の知能があると
自負している方は適切なゴミの処理を心掛けましょう。

 

この釣りの面白さ

まず、どの釣りでも言えることですが、狩猟本能と云いますか釣れた瞬間の
嬉しさは何とも云えないものがあります。
ブラックバス釣りではルアーと呼ばれる疑似餌で釣ることが主流なのですが
「こんなので釣れるの?」という形や色のルアーで釣れる
意外性
醍醐味の一つではないかと思います。


ルアーの一部です。

また、大自然の中で過ごす時間もとても気持ちの良いものです。
私が行くのは岡山の山中のダム湖が多いのですが
周りは木々に囲まれ空気は綺麗ですし、他県に比べると比較的環境も
良いので、初心者でも簡単に釣ることが出来るのも魅力的です。

 

ゴムボートに12Vバッテリーで動く電動の船外機を付けて移動するので
オールを漕ぐ苦労が無く、とても快適です^^
ちなみに静かに滑る様に湖面を進むので船酔いもなく、釣りをしなくても
これだけで結構楽しかったりします。

 

ブラックバスの魚体です。

なかなか大きいです、40cm後半でしょうか

 

バズベイトと呼ばれる水面を羽が叩きながら進むルアーで
釣れたバスです、これも40cm後半でしょう

 

 

これも40cm後半、お腹の膨れた良いコンディションのバスです

 

 

これがジャスト50cmのバス、これくらいのバスになるとなかなか良い引きをします

 

バスのお口です

 

もうすぐバス釣りもシーズンインするので、また釣果報告など
UPして行こうと思います。

 

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