迷彩服について
サバイバルゲームと言えばずばり、それぞれお気に入りの迷彩服や戦闘服を着込み
お気に入りのエアガンを抱えて野原を駆け巡る健全なアウトドアレジャーです^^;
銃器の好みは人それぞれ分れるものですが、迷彩服を含めた装備は
もしかしたらそれ以上に好みが分れ、こだわる人はエアガンに対するよりも
お金を掛けているかも知れません、それはもう文字通り湯水の如く・・・。
ご存知の通り、日本では本物の銃器を手にすることはかなりハードルが
高いですが、装備品に関しては、殆どの「実物」を入手出来、容易に所持することが
出来る為、光学機器(スコープやダットサイト類)、主要部品以外の実銃パーツ
に並んで、「本物」に憧れるマニア心をくすぐるのでしょう。
サバイバルゲームで使うという観点から見れば、「実物」であるからと言って
レプリカ品に比べて、それほど優位に立てる訳ではありません。
多くの「実物」は比較的高価な物が多いですので、乱暴に扱うことに
抵抗を憶え、逆にマイナス面が多いかも知れませんが、そこが趣味の世界
無駄な所有欲に支配されております。
世間一般では迷彩服に嫌悪感を抱く人が少なくない様に思われます
サバイバルゲームを趣味にしている人が訝しげに見られたり、何やら怪しい世界だと
いつまで経っても市民権を獲られない要素の大きな一部であるような気がします。
他の趣味でも、その内側に接するまでは拒否感を持ったりすることは
人の常ですが、迷彩服や銃器等は当然「戦争」や「殺人」、「支配」と言った
ものを連想させ易いものですし、我々サバイバルゲーマーはそれをしっかり自覚し
周りに出来るだけ不快感を与えないように気を遣う義務があることを認識しましょう。
迷彩服の種類と効果
さて、純粋にサバイバルゲームにおける迷彩服の効果についての
内容に移ろうと思いますが、これはごちゃごちゃ言うまでもなく
大抵の種類のものは(奇抜な色でもない限り)、普段着よりも人目に付き難くなります。
また、サバイバルゲームではチームマーカーといって、腕や背中等に
目立ち易い色の組み分けの認識帯を着ける事が多いですが
統制の取れたチーム等では、その迷彩パターンを限定することによって
仲間を見分けやすくしていたりすることがあります。
これは人目に付き難くするという以外の目的ですね
ゲームの経験のある方なら分かると思いますが、マーカーを確認するという
プロセスは状況によっては結構難しく時間の掛かる事もあります。
そういう意味に置いて、他の人と違うパターンの迷彩柄を選択すると
敵からも味方からも「あなた」が判別し易くなりますので、誤射の機会は
減るかも知れません(人気者なら敵から付狙われたりしますっ!)。
実際の戦場でもこれは非常に大切なことで、逆に敵の攪乱や
隠密性を高める為に、ワザと敵と同じ迷彩パターンを身に着けたりする
例も少なくないと思うことから、その重要性が垣間見えます。
さて、実際に私の所有している迷彩パターンごとの効果について
画像で判断して頂こうと思います。
ディスプレイの設定の違いによって各自見え方は違うと思いますし
私の意見が正しいとは言えませんので、そこらへんを留意してコメントを読んでください。
ベトナムOD初期型
(東京ファントムのレプリカだった記憶)
SWATSYSTEM DPM
(イギリス軍の物よりカンボジア軍っぽい色合い)
米国海兵隊 MARPAT ピクセルグリーン
(セスラー社のレプリカ 実物よりベースカラーが暗め)
マルチカム
(大陸製レプリカ 色彩的には実物に近い)
自衛隊新迷彩
(迷彩二型 コウヨウ製Tシャツ)
どうでしょう? もちろんフィールドにもよりますが
一般的にサバゲーが行われていそうな風景を意識して背景を選んでみました
皆さんの感覚ではどれがベストだと思われるでしょうか?
やっぱり自衛隊新迷彩はビックリするくらい背景に溶け込んでますよね
何が凄いって、地面に対しても、樹木やその葉に対しても違和感なく
非常にマッチしていると思います、いやぁ敵に回したくない迷彩です。
次点はUSMCマーパットでしょうか?
これも地面、樹木に対しても無難に溶け込んでいると思います。
ただ、自衛隊新迷彩に比べると、若干シルエットが見えやすいような
気もします、これはベースカラーの違いに起因してると思います。
意外に良いなぁと思ったのがDPMです。
地面にはそれほどマッチしてるとは思えませんが、ブッシュの濃い
フィールドではなかなかの迷彩力を発揮しそうです。
逆に地面に対しては非常に迷彩効果が高いのに
樹木を背景にすると、かなりはっきりシルエットがみえるのがマルチカムですね
ベトナムODに関しては、「動かなければみんな同じ」と
自分に言い聞かせると良いかも知れません。
ここまでのイメージでは、自衛隊新迷彩が色々な条件で
1歩リードしている感がありますが、まだ上の画像では十分な検証が
出来たとは言えません、という事で、下の画像をご覧下さい。
この日はピーカンのお天気でしたが、この位の日照量に
なると、場所によっては比較的暗めな色彩の自衛隊新迷彩には
急に不利になります、特に日を背にすると、黒抜けとでも言うのでしょうか
薄暗いブッシュの中ではあんなに見えなかったシルエットが急に目立ってしまいます。
いやぁ、こんな簡単な検証でも、迷彩服の奥深さを
ひしひしと感じてしまいました。
自分のその日着てる迷彩服の特性を考えて行動したり
フィールドによって使い分けたり、上下で違うものを着るのも
迷彩効果を高める助けになることでしょう。
まあ結局は自分の好みとこだわりの装備で世界に浸るのが一番楽しいですけどね♪