| 挨拶文 |
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なにかのイベント・セレモニーがあり、役所のエライさんが招待されると、必ず祝辞であるとか挨拶というものがある。もちろん原稿を作るのは一般職員である。 そのたびそのたびわざわざ考えなどしない。似たようなイベントの挨拶文を引っ張り出し、必要なところを修正して今回の原稿とする。すべて直っているかよくチェックしないとトンチンカンな挨拶文となるので、直属の上司に十分チェックしてもらう。係長はニヤリと笑って判を押す。どこかで見たことのある原稿だからである。ニヤリと笑うだけで手直しなどしない。 ここでケチをつけてくるのがマヌケな課長である。半日かけてどうでもよいところを手直しして、「こんな感じでどうだ?」と得意そうな顔をしている。どうでもよい。はいはい、と聞き流すのだが、またその原稿を打ち直さなければならない。キーボードを打っているうちに怒りがふつふつと。 半日もそんなくだらない手直しを考えるヒマがあったら、最初からおまえが書け! |