戦争は1000倍に薄め、砂糖を入れても飲めない毒薬のように苦い。

●毎日新聞にイラク侵攻リポートを送った朝鮮日報 姜仁仙(アメリカ軍従軍)●


銃を持ったら撃ちたくなる、刀を持ったら斬りたくなる。

軍隊を持ったら戦いたくなる。核を持ったら核爆弾を作りたくなる。

そして平和憲法を忘れてしまう。

「永久に戦争を放棄する。人間は平等である。

世界の平和のために国として貢献する」

日本の憲法第9条はまるでジョン・レノンのイマジンと同じことをうたっているのです。

マニキュアを塗る必然性。すね毛を剃る必然性。

さて、この国の憲法を見直す必然性はどこにあるのでしょう。

イマジンのようにわかりやすいこの考え方を

世界中の人々にもっと知らしめるべきではないでしょうか。

広島や長崎を忘れないように。

人類の歴史上はじめて原子爆弾がこの国に落ちたという事を忘れないでください。

忘れてはいけない事です。

政治家の皆さん、アメリカに言って下さい。

「もう戦争は、やめましょう。

人を殺したり傷つけるために武器を作るのは、もうやめましょう。

そんな何千億円単位のお金があるのなら、平和のために使いましょう。

人類は進歩するべきです。

ずーっと戦争の歴史でした。今でも世界では戦争が行われていて

人々が死んでいます。

アメリカさん、僕達と手をつないでいっしょに戦争が無くなるように努力しましょう。

人間の頭の中から戦争と言う概念が無くなるように共にがんばりましょう。」

と、日本の総理大臣や外務省はアメリカをはじめ

世界中に発信するべきだ。

だって僕達はいつまでも自分の国を信じられないでいるんですよ。

●「TVブロス」”ぼくの自転車に乗りなよ”より 忌野清志郎●


自萌え

●「吉田照美のやる気MANMAN」(2002年3月放送)より おすぎが小泉首相を評して●


野上(義二前外務次官)たちの言動を見ていて、私は、

他人をドレイにする人間は、自分も簡単に他人のドレイになるという

魯迅の言葉を思い出した。

その卑しさにおいて、野上は(鈴木)宗男のはるかに上をいく。

●「噂の真相」(2002年5月号)佐高信『筆刀両断』より●


文化を守れない国ってのは、先進国でもなんでもないよね。

●「ZONE」(TBS-TV2002.2.24放送)日光アイスバックスGM 高橋健次氏●


大臣就任以外なら、何でもお手伝いいたします。

●小泉の外務大臣就任要請に対して 緒方貞子女史(2002.2.1)●


野球チームが企業のパラサイトとして存在するのでは無く

「野球をやりたい人びと」が、企業や自治体や個人から資金を集め、

本拠地都市の住民に支持されるチームをつくる。

そして「プロ/アマ」の垣根を取り払った新しい組織に再編成する。

それができるのは、親会社からの「天下り」や「腰掛け」で球団に来ている

フロント職員ではなく、「野球を真に愛する野球人たち」だろう。

野球人よ、独立せよ!

サンドイッチマンとして親会社に寄生するのではなく、

スポーツマンとして自立せよ!

それが、野球を発展させ、日本経済のためになり、

日本の社会を幸福にする唯一の手段である。

●「ナンバー」(2002.1月31日号)玉木正之”日本の野球を救うため、野球人よ、自立せよ!”より●


(W杯の)対パラグアイ戦は全て韓国で行われます。

然れども、経済効果は計り知れぬ、と睨んで(長野県)松本市は、

百数十億円の市民会館建設に政治生命を掛ける市長自ら誘致活動を繰り広げ

キャンプ地に内定しました。

総額2億円。

パラグアイ側に7千万円余、

”仲介役”を任じる人物側に2千万円余が手渡されます。

出場各国にはFIFAから45人分の旅費、宿泊費。

別途8千万円近い準備金も保障されるのを知ってか知らずしてか。

●「SPA!」(2002.1月22日号)田中康夫の”愛の大目玉”より●


税を納めないのと、納められた税を懐に入れるのと、

どちらが重大か。

手っ取り早く点数を稼げそうな『サッチー』には懲罰的逮捕で臨み、

手間のかかりそうな組織犯罪(外務省の公金横領問題)は見のがすのか。

ワイドショーも、それに追従する新聞も

外務官僚の税金私物化には、『サッチーの脱税』ほど感情的にならない。

裏金報告発表翌日の12月1日、『読売』社説は

”機密費や公金の流用事件と合わせ、これで積年のウミを出し切ったと

信じたいところである”としたうえで、

”一連の不祥事に区切りをつけたのを機に、

田中外相は自ら身を引き、後任の外相に後事を託してはどうか”と書いた。

裏金の責任も外相に転嫁して幕引きする?

外務省改革をめぐって外相と対立する官僚たちの拍手喝采が目に浮かぶ。

こちらは新聞主導の「真紀子バッシング」。

男社会メディアは「主張する女」が大嫌いなのだ。

サッチー騒動で世論の鉾先をそらしたうえ、

「官僚の常識」を解さない外相にも更迭を迫ってくれる援軍=新聞。

「官」がほくそ笑んでいる。

●「週刊金曜日」(2002.12月21日-1月4日合併号)山口正紀”人権とメディア”より●


「まだ心が石になっていなかった唯一の人は、バーミヤンの石仏だった。

彼のすべての威厳を以て、この悲劇の無法さに屈辱を感じて崩壊したのだ。

パンを必要としている国家を前に、必要も無くそこにあった仏は

恥を感じて倒れたのだ。

仏は貧困と、無知と、抑圧と、そして大量死を世界に伝えるために

崩れ落ちたのだ。」

「なぜ皆仏像の破壊についてそんなに声高に叫ぶのか。

現代の世界では、人間よりも像のほうが大事にされるというのか。」

(『現代思想』臨時増刊号 モフセン・アフマルバフ)

●「週刊金曜日」(2001.12月14日号)より 『海鳴りの島から。』目取真 俊●


小泉首相の地元道路だけ、お手盛り予算6億円!

弱者をいじめて官僚のいいなり、「エセ改革」に怒り爆発

●「週刊ポスト」(2001.12月21日号)広告より●


(小泉首相を評して)

テンションの高いドンキホーテ。

●「スーパーモーニング」(2001.12月6日放送)より 二木啓孝●


日本にとって「本当になすべきこと」とは

よくわからない戦争に参加することではなく

経済の構造改革だろう。

そして個人である私たちにとっては、インターネットを含めて

可能な限り多角的な情報を集め、

眉唾な情報に踊らされない判断力を養う事である。

少なくとも私は、

ジャイアンに追従するスネ夫みたいにはなりたくない。

もう、遅いのかもしれないが…。

●「ダカーポ」(2001.12.5号)竹熊健太郎”テロ報道、あおりすぎちゃいませんか?”より●


(声優)山寺宏一さんは、

予告編まで自分の声が流れていた某外国アニメ作品の主役を

公開直前になって人気俳優に切り替えられた体験を話された。

彼がそのとき受けた説明は、

「ハマリ具合、テクニック、君には何の問題も無い。

最高のパフォーマンスだった。

でも、知名度がない。

タレントが吹き替えればそれだけで芸能欄に写真入りで大きく取り上げられる。

高い広告料を払って得られるのと同じスペースが

タダで確保できていい宣伝になる。」

タレント吹き替えは話題作や大作に集中している。

これらの作品のオンエアには局もふだんより予算を割く。

つまり我々は、わざわざ金をかけて作られた、

通常より低レベルの吹き替えを見せられているである。

視聴者はもっと積極的にNGのサインを出すべきだ。

●「映画秘宝」(2002.1月号)”とり・みきの広川太一郎主義”より●


一番豊かな国が、一番貧しい国を空爆している。

誤爆もあり、次の冬に10万〜40万人の餓死者が出る恐れもある。

米国はテロの犠牲者数と同じだけ殺せば、それで攻撃を止めるのだろうか。

米国の軍事行動は、国際法違反だ。

テロは犯罪なのか戦争なのかと(小泉)首相を追求したら

「アメリカが戦争というなら戦争だ」と答える情けない状況。

(社民党・福島瑞穂参議院議員)

戦後56年間、日本は戦争行為によって1人の外国人も

1人の日本人も死なせてこなかった。

それがいま、破られようとしている。

(共産党・吉川春子参議院議員)

●「週刊金曜日 」(2001.11.2号)より ”「自衛隊参戦法」可決に反対 女性議員がリレートーク”より●


(中国でマクドナルドの景品作り工場に勤める)児童たちは、

朝7時から夜11時まで(ハッピーセットの景品作りの為に)

時給1.5人民元(約19円)で働かされていた。

 

「お子さんはいらっしゃいますか?」との筆者(高橋信之氏)の質問に

リカー氏(マ社シニアディレクター)は「余計なお世話だ」と答えた。

しかし、マクドナルド本社に、

「アメリカ人の子供なら許されないことでも、

アジアの子供なら放置してもかまわない」という発想が

万が一でもあるとすれば重大な問題である。

●「サイゾー」(2001.11月号)より ”低価格販売のマクドナルド人気が問われたある事件”●


もちろん家族の事が心配でたまらない。

本音を言えば、すぐにでも帰りたい。

でもここで、日本のプロ野球で精一杯プレーすることが

僕のDuty(務め、義務)なんだ。

ベストを尽くしたプレーで、2〜3時間、

お客さんに楽しんでもらう。

それが、今僕にできる最良のことだと思う。

テロリストたちに対する怒り、憎しみはもちろんあるし、

彼らの仕出かしたことは、どんな理由があろうとも許されないことだ。

それでも、彼らをあそこまでの狂気に駆立てた何らかの理由が

過去のいきさつの中にあるはずで、

アメリカ国民はそのことも知るべきだと思う。

●「ナンバー」 阿部雄輔”スポーツが人びとの喜びであるかぎり”より あるアメリカ人選手の言葉●


テロリストや彼らの仲間、ファシストたちを勝たせてはならない。

テロリズムの目的は、

攻撃をしかけた政府の全体主義を増大させることにあるからだ。

彼らを満足させてはいけない。

何ごとも恐れるな。

自由に生きよう。

そして、この恐るべき犯罪を犯した者たちを許そうと努めよう。

彼らを憎めば、われわれも彼らと同じだ。

●「週刊アスキー」仮想報道より ジョン・バーロウ(アメリカ人、ミュージシャン)●


人びとは 叫び たたかう

人びとは うたがい のぞみをなくしてしまう

人びとは 口論(けんか)して 終わりを知らない

人びとのなかへ 一つの光の 焔のように

おまえの生命を あらわしなさい わが子よ

またたかぬ 清らかな 光として

かれらを よろこびのなかに 静かにさせなさい

 

人びとは どんよくと ねたみのために ざんにんになった

人びとの ことばは 血に飢えている

かくされた 短刀(かたな)のようです

 

人びとの にがい こころのなかへいって

立ちなさい わが子よ

そしてやさしい 眼ざしを あたえなさい

1日の あらそいの上に くる

夕べの ゆるしの しずけさのように

●「こどもたちよ」高田宏/編 いわさきちひろ/画より ラビンドラナート・タゴール(インド)●


War is not the answer。

●テロ後のニューヨークで、少女が掲げるプラカードの文字●


決勝戦の後の閉会式、

「10-0で負けていながら、最後まで全力疾走をする姿がすばらしい」と

講評で述べていた高野連会長。

時代が変わっても、この人たちは変わりそうもない。

その全力疾走が、10点差を9点8点と詰めて行くためのものであればいい。

だが、爽やかに負けて行くためのものなら、

これからますます高校野球は「面白く無い」試合が増えて行くことになるだろう。

●「ナンバー」より ”先行型・日大三高の優勝で幕を閉じた甲子園”矢崎良一●


(記者クラブ廃止、表現道場設立について)

私の考え方は、書くんだったらチャンスは等しく与える。

そのかわり、結果が不平等であることは当たり前。

例えば、県の部課長は今後、知的障害者の施設や特養ホームなど

福祉施設で年に1回は3日間研修をすると決め、これがホームページに載る。

部長がこれをやるのは長野県が初めてです。

 

毎日新聞にとっちゃ格好の記事のはずが、一行も載らない。

そういうことが全部分かってくるということです。

情報操作をしているのは一体誰なのか?

読売だけでなく、朝日も毎日も産経もみんな同じじゃないの?

 

仮に県が主催で情報が操作されるなら、

私が会見も開かず答えもしなかったら、

それをペンの力で書き続ければいい。

そこで市民もそうだと思えば、それこそが批判になるわけですよ。

自分達が主催でなければペンの力が守れないなどと思っていること自体が、

大甘のコンコンチキなんです。

●「編集会議」より 田中康夫長野県知事●


グーテンベルクの印刷術は、かぎられた人間が独占してきた

言語表現を多くの市民に共有できるものにしたが

インターネットというツールは、

すべての人間を表現者にすることを可能にした。

表現活動はすべてひとりひとりの個人に立脚して行なうべきであり

特定の新聞社や放送局が独占してはならない。

●「週刊アスキー」仮想報道より 田中長野県知事”脱記者クラブ宣言”(意訳)●


(ハッキングされた)農水省のウェブから流れたのが尊師マーチだったから

オウムを捜査。

それなら、音楽がSMAPのものなら

キムタクが家宅捜査されるってこと?そんな馬鹿な。

 

(筆者が関与したオウムの関連する裁判で)

オウムがどうなろうと知ったことではないが、

裁判官や一般人がインターネットに不案内なことにかこつけて

違法捜査が蔓延するのはかなわない、と感じたからだ。

 

6月に出た地裁の判決は、ほとんど馬鹿馬鹿しいものだ。

要約すれば

「掲示板への制御文字の書き込みは、電子計算機損壊にあたるので

家宅捜査は違法ではない」とのこと。

家宅捜査の令状を発布するのは裁判所だから

その令状が違法だとおう指摘を裁判所自体が認めにくいのはわからないではないが

問題は裁判官がインターネットの技術についてまったく理解していないことだ。

●「アスキーネットジェイ」より 福富忠和 電脳大使「農水省ウェブ事件オウム側敗訴」●


青春時代のあの若々しい希望を

なにもかもうち砕いてしまう戦争体験があったことが

私の生き方を大きく方向づけているんだと思います。

平和で、豊かで、美しく、可愛いものがほんとうに好きで、

そういうものをこわしていこうとする力に限り無い憤りを感じます。

●いわさきちひろ展パンフレットより 1972の言葉●


(総裁戦になぜ立候補しないのか?と田中真紀子議員に詰め寄られ)

女性から「なぜ立たないの?」と言われるのはチョット…。

●小泉純一郎●


なにが本当でなにが本当じゃ無いかなんていつだってあやふやなものだし、

それが過去の話ともなればなおさらの事だ。

とにかく警察や検察や裁判所は岡崎哲君の事件の事実を、こう認定した。

以下、事件当時警察が捜査した岡崎哲君(当時14歳)が死に至った

事件の経緯と、異例の10ヶ月以上の審判を経て

加害少年に下された家庭裁判所の判決。

 

1998年10月8日、茨城県牛久市立牛久第1中学校の3年生だった

岡崎哲君はその日の放課後、

以前から仲たがいをしていた同級生の加害少年と学校近くの林道で、

現場には他に加害少年グループの少年たち数人がいたものの、

1対1の素手による喧嘩となった。

もともと心臓に重い障害を持っていた哲君は、

喧嘩の際の極度の興奮と加害少年の暴行に起因する情動ストレスにより併発された

「ストレス心筋症」により意識不明の状態に陥り、

収容先の病院で死亡した。

父兄ともに警察官だった加害少年は、

哲君が加害少年の直接的な暴行で死亡したのでは無いと審判された事も手伝ってか、

保護観察処分となった。

(中略)

考えてもみてほしい。

自分の家の周りだけでも4〜5軒の警察関係者が住むような街で

そんな事件がおきたら、どんな事になるか。

 

事件当時現場には加害少年の他に4人の少年がおり、

現場付近で数人が1人を追いかけ回している声を聞いた住民や、

事件当日加害少年のグループが「今日岡崎と喧嘩する」等と言っているのを

聞いた生徒がおり、哲君の手や腕には相手を殴った痕跡は無く、

顔には鈍器で殴られた跡が多数あったにもかかわらず、

事を大きくしたくなかったのであろう学校は、

警察の捜査が始まる前から事件を

「以前から仲の悪かった2人の、1対1の素手による喧嘩だった」と

位置付け、それに反する証言や情報を排除しようとした。

 

警察も案の定、身内である加害少年におもねった(としか思えない)捜査で

「哲君の方から挑発した1対1の素手に寄る喧嘩」と

加害少年の供述をそのまま発表。

(後に哲君が挑発したという誤解を招く発表をしたと正式に謝罪)

新聞などマスコミでも、それに沿って報道された。

 

哲君の死因は何度も変わった。

収容先の病院の作成した死体検案書では「くも膜下出血の疑い」だったが、

司法鑑定の結果は下腹部に強い外力が加わったことによる

「神経性ショック死」に変わった。

この間も警察は哲君の正確な死因を「専門知識がないので誤解を招く」として

遺族に教えなかった。

さらに裁判所が依頼した鑑定医は、哲君は以前から心臓に重度の障害を持っており

(実際の哲君は相当なスポーツ少年であり、

御両親が知る限りそのような事実は無かった。

中学入学時に採られた、まったく異常の無い哲君の心電図も残っている)、

 

それと喧嘩時の極度の興奮状態が合わさる事によりひき起こされた

「ストレス心筋症による心臓死」と死因を鑑定。

直接的ば加害少年の暴行により死亡したのではないという結論を下した。

(ちなみに「ストレス心筋症による心臓死」とは、

現代の医学では正式な病例としては認められておらず、

労災の過労死判定等でこの鑑定医のみが連発しているいわくつきの病例らしい)

 

結局家裁はこの鑑定を採用し、判決を下した。

この時警察は、資料として提出して当然なはずの、

前述した全く異常のみられない哲君の心電図や、

下腹部に強烈な外力が加えられた重要な証拠となる

哲君の血尿の付いた下着を、なぜか鑑定医に提出しなかった。

 

そして「被害者から執拗に喧嘩しようと挑発された結果の事件で、

父兄が警察官という環境もあり今後少年の立ち直りが十分に期待できる」という

竜ヶ崎署の「犯罪の情状などに関する意見」付で検察に送られた加害少年は

結局保護観察として処分され、

2ヶ月後からまた学校に通い、無事高校に進学した。

 

当初、身内のみで行おうとしていた哲君の通夜には、

サッカー部の少年達がどうしても出席したいと言っていた事もあり、

サッカー部の顧問教師が出席したが、

その席で「明日の告別式には先生方も是非出席してほしい」と家族が伝えたにもかかわらず、

学校側からは誰も出席しなかった。

哲君が出席するはずだった卒業式に遺族は招待されず、

生徒たちからの「哲君と一緒に卒業したい」という要望がありながらも、

式当日、哲君の写真が飾られることも、名前が呼ばれることもなかった。

 

その年の4月に赴任してきたばかりで哲君とはほどんど面識の無かった教頭は、

警察の事情聴取で

「岡崎哲は自己中心的でカッとなる性格で、本当の友達はいなかった」

等と供述。

また当時の校長は、後日の地区懇談会で

「(事件の事で岡崎家には)さんざん迷惑をかけられた」と発言している。

 

告別式の翌日から「被害者遺族も賛同している」、

「和解をしている」(実際はそのような事実は無かった)のコメントの付いた

加害少年への減刑嘆願書が廻り、

「哲君の方から挑発した」と報道されていた事もあり、

約5000人の署名が集められた。

一方で哲君に対して万引き・恐喝の常習犯だった等の

実像とはかけ離れた噂が飛び交い、

また、岡崎さん夫妻に対しても病院で暴れまくりガラスを割った、

女性教師の髪を掴み引きずり回した等の根も葉も無い噂が流れた。

(中略)

哲君のサッカーの試合のビデオを見せてもらった。

画面の隅に時折現れる哲君を、后生さんは飽きもせず眺めている。

哲君がいかに挨拶をきちんとする子だったかを、力説してくれた。

サッカー少年らしい、ヒョロヒョロと長い足。

愛嬌ある顔。

多分中学生くらいで、一番モテるタイプだろう。

そして試合が終わって、やっぱり深々とお辞儀をしていた。

そんな哲君はたったの14歳で、友達だと思っていた同級生に

暴行されて死んで、被害者側からは何も発言できない少年法という

システムの中で名誉さえ奪われ、

加害者には、被害者側からは到底納得できない罰しか与えられず、

死んでからも酷い目にあい続けている。

今でも!

彼にはもう未来も可能性もないのに。

 

彼の事件は事実上「なかったこと」にされてしまった。

既得権を守りたいだけの有象無象のために。

なんだか彼は、日本という国のシステムに葬り去られたような気がしてならない。

 

なにが本当でなにが本当じゃ無いかなんていつだってあやふやなものだけど、

僕らが大抵の事はコネさえあればなんとかなる国に住んでいるんだって事は

たぶん本当だと思う。

●「title」 三田正明”to the boy”より●


治水によかれと思って、この数十年進めて来た、

洪水を早く海へ出すための河道の直線化や強い堤防作りが

かえって洪水を強く早く、川の最も弱いところ、

すなわち洪水氾濫原に集めてしまうことをさせてしまった。

(中略)

多くの人々が以前よりもほどい被害を受けた。

これは私たちの河川行政のあやまちであるので、国民に謝る。

●岩波新書「ダムと日本」天野礼子著より アメリカ政府担当省庁発言●


全力疾走政治をやり遂げた充実感がございます。

●森首相 辞任会見より 自らの政権を振り返って●


(日本を、)お金をもってるユダヤ人が住んでくれる国にしなくちゃいけない。

●自民党総裁候補 麻生太郎発言。もちろん世界中から反発噴出●


何回も呼び掛けてんのにさぁ。

●首相官邸を去る森喜郎氏が全く記者団の呼び掛けに応えなかったことに対して。現場の記者発言●


森喜朗(前首相)の指紋求む!

いよいよ控訴審に持ち込まれた本誌と森喜朗の売春検挙歴裁判。

全面勝訴を獲得するために、森の「指紋」を広く全国民に募集します。

森喜朗の手形入りサイン色紙で指の指紋が明確なものをお持ちの皆さん、

是非、編集部に御一報を!

提供者には¥300,000進呈!!

本誌の足元を見ての金額交渉にも応ず(笑)

●「噂の真相」より●


小泉首相のメールマガジンの発信・準備の為に、予算1億円。

●「ザ・ワイド」より●


日本には有事法がない。

ということは戦時になっても自衛隊は法律を守らなければいけないと言う事だ。

防衛出動の知らせを受けて駐屯地から出動しようとすると、

それが夜間ならば法律上、火薬類は運べない。

さらに警察に頼まないと交通管制もできない。

もちろん高速道路を通行するのにも料金所で料金を支払わなければならない。

(昨年、自衛隊が参加した東京都のビッグレスキューでも、

道路公団が地方から派遣された自衛隊の部隊に通行料を請求して

石原慎太郎都知事に一喝された。

現在の法律では支払わざるを得ないのが現状だ)

行列をつくって料金の支払いを待っている時に敵に襲われると言う事になるのか?

また、敵に襲われても道路からはみ出て路外に部隊を展開する事も

道交法で許されていない。

陣地を作るにも官民問わず地主の許可が必要だし、

建物などに損傷を負わせた場合の補償も決めなくてはならない。

このため、まず法務官が地域の謄本を調べて

土地や建物の所有者を探すところから始めなくてはならない。

戦時にそんな暇があるのか?

さらに敵に襲われても発砲できない。

砲弾が建物や車両に当たったら器物損壊、

人間に当たって死んでしまったら業務上過失致死に問われかねないからだ。

また防衛出動命令が出ていない段階では国民が外国の軍隊に殺されても

黙ってみていろというのが政府の公式見解だ。

つまり自衛隊が戦争をするというのはフィクション。

5兆円軍隊はいざ戦争が始まると、ただのジャマな人たちになってしまうのだ。

●「サイゾー」”自衛隊、税金ムダ使い辞典”より●


ほんとは納めたく無いわよ、こんな国家に。

●税務署に申告に来た加賀まりこ●


命をかけて守るに値する国なんて

どこにもないのよ。

●鴨川つばめ「マカロニ2」”不死なる天使を追え”より 金藤日陽●


なんですか!人間は!

通信衛星とか放送衛星とか宇宙人に断わりも無く

宇宙に勝手にバカスカ打ち上げて!

ヒマな編集者みたいに打ち上げ過ぎです!

オイオイ、そんな小さな仕事が一段落したからって打ち上げるのかい!

というような!

そんなんじゃ、そのうち空が人工衛星だらけになっちゃって、

いつも曇ってて洗濯物が乾かないことになりますよ。大ピンチ!

などと、個人的にかなり心配していたのですが、

イリジウムの残骸が地球に落下してくるみたいですよ。

ホレ、言わんこっちゃない!

ある計算によると、1万8405人に一人が

残骸に激突する可能性があるとか。

本体以外の周辺機器というか関連部品を含めると、

なんと249人にひとりがゴチンとか!

それってすごい高い確率じゃないですか!

たとえば今、原稿を書いているこの部屋の窓から

1GHzのアスロンを思いっきり投げたら、

このページを読んでいるあなたのパソコンのマザーボード

GA-7DXのソケットにピッタリと装着される確率よりずいぶん高い!

すごい心配!

●「週刊アスキー」”松井の辞典”「衛星」より●


実は私は、自分をサムライだと思っています。

●松浪衆議院議員●


総理欠格者である森氏。

●民主党代表 鳩山由紀夫●


出雲ドームも、戦闘機も税金。

●「NHKニュース」島根放送局 税金で造られた建物絵はがき展(小学生)より●


今の日本社会の状況は、ヒトラーが登場した第二次世界大戦前の

ワイマール憲法体制化のドイツに酷似しているといわれている。

2000年5月、台湾の陳水扁総統就任式に臨んだ石原は

「江沢民はヒトラーだ」とブチ上げ、例によって国際的な物議をかもしたが

「ヒトラー」体質は石原にこそピッタリのことばではないか。

問題の「三国人」発言からさかのぼること17年前、

1983年の衆院選挙で、この男の側近が

故新井将敬代議士の選挙ポスターに、

「北朝鮮から帰化」という黒く大きなシールを貼るという

「人間として最低の恥ずべき行為」(故野村秋介)に手を染めたという

消しようもない過去を、我々は決して忘れてはならない。

●「噂の真相」”影のスポンサーに告発を決意させた石原ファシスト慎太郎知事の不徳”より●


中村俊輔がブラジル戦の前半終了真際のシーンである。

ペナルティエリア内の右角で、中村俊輔がブラジルの守備者から受けた

チャージは明らかに反則だった。

しかし、日本のホーム色に染まるスタンドから湧いたブーイングの総量は

とてつもなく少なく、かつそれは直に沈静化した。

で、サポーター席から次に湧いた声を聞くや、

僕はそのセンスにがっかりした。

「ニッポン!」「ニッポン!」

場を丸くおさめてどうするのだ。

●「ナンバー」”まだまだ甘い日本人サポーターのメンタリティ”より 杉山茂樹●


強すぎますな。

今の規則がある限り、黄金時代は続くでしょう。

素直におめでとうと言う気にはなれない。

権力と金の力で勝ち取ったという思いがあるからかな。

(阪神・野村監督)

物量でぶっちぎったという感じだね。

勝つべくして勝った。でも、世間は盛り上がってないよね。

生え抜きを大事にしないと魅力がなくなる。

自前でチームを育ててみろと、言いたいね。

(解説者・張本勲)

●「朝日新聞」ジャイアンツ優勝に対してのコメント●


記者:総理質問してもいいですか。

首相:今はだめ。

記者:今はだめですか。

首相:当分だめ。

記者:当分だめですか。

首相:頭が一杯だから当分雑音なんか聞きたく無い。

●「朝日新聞」首相ことばより●


(右手に持ったパンを記者団に見せながら)

3000m上空で食べるパンだ。うまいぞ。

(天気が)あんまり良く無いな。

東京上空だけ回って帰ってくるか。

パンを食べる時間くらいはあるだろう。

●「朝日新聞」首相ことばより 三宅島視察出発前に。…。●


こんなもん、壊したらエエんや!

●「報知新聞」より 浸水したナゴヤドームを見て星野監督●


石原都知事の発言が報道されるたび、

彼には声高に反対の意を表明しても功を奏しないだろうと感じ、

ただただ憂鬱を深めてきました。

彼の考え方に危機感を募らせることもなく、

彼に独特の頼りがいやカリスマ的魅力を感じて支持する人もいる反面、

不信感や嫌悪感を抱きつつ、

彼に押し切られているように感じている人も少なく無いでしょう。

大方の政治家が本音を隠して行動するのが常なのに対して、

石原都知事は率直さを自負し、売り物にしているようで、

なかなか批判しにくいものがあります。

つまり私たちは彼にだまされているわけではなく、

こういう彼を選んでいる、ということになるわけです。

私が石原さんに抱く不信感の核心は、政治家としてよりも、

それ以前の彼の人格です。

彼の数々の発言には、他人を見下し、自分を偉いと思っている人特有の

ごう慢さがあふれています。

また、見過ごせないのが、弱いものへの思いやりの欠如です。

真に賢明な人であれば、もっと他者の考え方に思いをいたす謙虚さや、

他人の痛みに対する想像力があるはずですし、

容易に人を傷つけうる言葉に慎重であるはずです。

私たちは、どんな人間を素晴らしいと考えるかという

根本的な価値観を再確認し、

尊敬できる人物をリーダーに選べる人格的熟成が問われていると思います。

●「朝日新聞」声より ”もっと謙虚に 石原氏に望む”千葉県主婦●


この平成12年に!定価で買う?!

●アヂトにて 定価でイス購入を決めた私にA大兄(8/30)●


野球(ナイター)が延長したから、

「宇宙家族ロビンソン」の最終回が放送中止になっちゃった。

それから、野球見ないもん。

抗議の電話までしたさ。

●アヂトにて A大兄●


ジャスパーは元は猟犬だった。

アーク(大阪府豊能郡にある民間動物愛護施設)の近くの山で

走行中の猟師の車から投げ捨てられたところをスタッフに保護された。

その時に頭を打った後遺症で、今も歩き方がぎこちない。

長浜家に来てからもしばらくは遠慮がちで、

声をあげて吠える事さえなかった。

「今では、散歩の時も行きたい方向を主張するようになったし、

嫌いな犬には背中の毛を立てて怒るし、甘えるようにもなって…」

(引き取り手の長浜さん)

ところが長浜ジャスパーとしての生活にも慣れてきた4月下旬、

彼の体に突然変化がおこった。

「食欲も元気も無くなって、お腹が張ってきて、

病院で検査したら、脾臓に血が溜まる『脾血腫』で、

いつ破裂するかわからないって言われたんです。

老齢だし、手術しても90%助からないだろうけど、

ほっといても苦しんで死ぬだけだからっていわれて…」

10%の可能性に望みを託し、5月30日に手術を決行した。

「手術後会いにいったら、点滴したまま口を半開きにしていて

見ていられなかった。

意識が戻った時に、こんな処で目覚めたらかわいそうだからって、

その夜連れてかえったんです。

先生も『もう長く無いから、あとは好きなように』って…」

だが、ジャスパーは奇跡の回復力をみせる。

2日目に自分で点滴を外し、4日目には起き上がって庭でおしっこ。

5日目からは散歩にも行けるようになった。

「アークだと、ずっとこうやって家族としてついてやることはできないから、

ここに来てから廟気になって良かったなぁってつくづく思います。

この子が一番幸せそうな時?一緒に寝てる時ですですね。

パッと目を覚ました時、私がそばにいると安心してまた眠るんですよ」

●「Title」”明るい老犬介護”より●


日本の規制は、生産者保護であって消費者保護ではない。

●TBS「ブロードキャスター」●


お粗末な車をだしている、とのイメージをもたれてしまい恥ずかしい。

●「朝日新聞」”三菱リコール隠し問題”より 社長●


(なかなかキャスターを発表しなかったTBSを評して)

どこの局よりも遅く情報を出したいと思っている意味不明なプライド集団。

●「サイゾー」”テレビ各局シドニー五輪芸能人キャスター比較”より●


蒸し暑い日本の気候にあった服をなぜ着ないのか。

●「朝日新聞」”記者席”より 「省エネルック飽くなき追求」羽田孜 民主党幹事長●


(質問してきた記者の顔をみて)

……。

君の事はよく知っている。君には答えたく無いな。

(この後、後ろにいる他の記者に向かって質問に答える森総理大臣)

●「朝日新聞」”首相ことば”より●


Me too!

●「フラッシュ」”森首相、クリントン大統領に問題発言”より●


(全ての歌手にタニマチがいるような認識をされそうで、)

我々ポップス系の歌手は迷惑している。

●「ザ・ワイド」”美川憲一 1億6000万借金問題”より 梓みちよ●


通常であれば建設大臣なんて、女性にまわってきっこないですよ。

●「ニュース23」 保守党党首 扇千景。じゃあ、辞めろよ●


夜の宰相 森喜朗「赤坂高級料亭通いは70日で40軒」。

田中真紀子が「デブ森」批判。

●「週刊現代」新聞広告より●


森さんは郷土の誇り。(加賀市 商店主55歳)

●「朝日新聞」”森総理 地元(石川県)入り”より。本気か?●


力とは、あって、ないもの。

●「ナンバー」室伏重信●


昔は小説でもドラマでも、望まないのに背負わされた過去は

”原罪”として扱われてきたじゃない。

で、それに対して主人公は「自分はそんな生い立ちには負けない」と

過去をプラスのエネルギーに換えてきた。

ところが最近ではそれが「免罪符」にすり替わってしまった気がする。

大人になれないのも罪を犯してしまうのも

「こういう生い立ちが原因なの」と。

そこから伝わるメッセージは「だから許して」以外の何ものでもない。

●「サイゾー」岩根彰子”喰えるドラマ喰えないドラマ2”より●


ただ、友人達の死、戦後も続いた苦痛が報われない。

だれも責任をとらない。

それがなぜか、納得のある説明もない。

そんないらだちを、世界が注目する場所で示す義務があると感じていた。

●「朝日新聞」 訪英パレード中の天皇に向けて日の丸を焼いた84歳の退役英軍人●


環境破壊の走る記念碑。

●長さ6m、幅2m、燃費4km/lのフォード大型SUV「エクスカーション」を評して●


「撮られてオレたちが喜んでいると思うなよ。

写真を売って金をもうけているんだろう」と、池田さんは言われた。

(中略)

興味本意で撮られれば、人は愉快ではない。

悪意はなくても、気持ちを無視したと受け取られるかもしれない。

すぐに「危険な地域」と決めつけないでほしい。

相手と、人間として向き合っているかどうかも考えてほしい。

そんなふうに池田さんは語った。

●「朝日新聞」天声人語より グアテマラ事件について現地滞在経験のある池田助教授の話●


視聴者はかつらの広告のように、首相の前頭部ばかり見させられた。

●「朝日新聞」天声人語より 森首相答弁の様子について●


日本が民主国なら、チョウもトンボも鳥のうち。

(民主的政党の総裁選びではなく、まるでマフィアの黒幕たちが操り人形の首相を選ぶように森嘉朗政権が誕生して、小渕政権の間違いだらけの政策を続けている。 と続く)

●「朝日新聞」”eメール時評”霍見芳浩 ニューヨーク市立大学教授●


記者会見の記事に「日本人ほどコスモポリタンな民族はいない」との、

(石原)知事の見解が紹介されていた、本気ですかね。

わが同朋は、外国人に冷たい感じだが。

●「朝日新聞」野坂昭如”「三国人」発言明哲さ片鱗も無く”より●


「外国人」=「非国民」=「犯罪予備軍」という構図は、わかりやすい。

まるでコンピュータゲームのようだ。

あるいは、それを「すかっとしている」と感じる人もいるかもしれない。

しかし、わたしたちが実際に生きている現実は、

それほど単純なものではない。

人に対して銃をつきつけることは、決してゲームではない。

●「朝日新聞」駒込武 京都大学助教授 ”石原発言が示す日本の身勝手”より●


男が子育てに関わったほうがいいかどうかといえば、

そりゃあ関わった方がいいに決まっているのだ。

が、問題はなぜ男の育児参加なのかである。鈴木(光司)氏は言う。

「母親の手の中で育てられた子供は、どうしても冒険心が希薄で、

進取の精神に乏しくなる。

そんな子供が続々と登場すれば、当然の帰結として

社会全体の活力も低下していくことになる。」

ええっ、そういう問題なの?

「昨今、社会全体が守りの体勢に入っている日本ではあるが、

父性によって育てられた子供はたくましく、かつ生活力のある人間になるはずで

それが社会全体を活性化させていくことになる」

はぁ?だから男の子育てだと?

こういう意見に違和感を感じるのは私だけだろうか。

なぜ男も子育てに参加(って言葉自体ヘンですけどね)すべきかといえば、

再生産労働(子育て)の責任は両性に平等にあるからであって、

それ以上でもそれ以下でもないんじゃないのか。

(鈴木氏の文と共に掲載された)同じ「日本の論点2000」によると、

育児休暇の取得率は、女性で44.8%、男性は0.16%。

この数字に表れているように、女性にのみ育児の負担が偏っているのが

よくない訳で、なぜそこに母性だの父性だのいう曖昧な概念が混入してくるのか。

離婚が日常茶飯事の現代では、両親揃わぬ家庭など珍しくもないし、

もろもろの事情で親以外の人に育てられる子供たちもいる。

「父親が子育てに参加している家庭では…」ってなものいいは、

「片親の子は犯罪者になりやすい」(前出)という発想と大差ない。

最先端を走っているつもりで、周回遅れの選手に追い抜かれないようにね。

●「噂の真相」斉藤美奈子”性差万別”より●


この人なら言いそうなことではあるが、それにしてもお粗末な発言である。

腹立たしいというよりも、情けなくなってくる。石原慎太郎・東京都知事のことだ。

東京の練馬区で開かれた陸上自衛隊の「創隊記念式典」で挨拶し、こう述べた。

「三国人、外国人が凶悪な犯罪を繰り返している。

大きな災害では騒擾事件すら想定される」。

警察の力には限りがあるので、みなさんに出動していただいて、と話は続く。

何を見てこんなことが言えるのか。

確かに外国人による犯罪のニュースは、以前より増えている。

だが、これは日本だけでなく、先進諸国に共通の現象である。

国際化が進む中で、国境を越えた移動が容易になった。

犯罪組織も侵入してくる。欧州の各国も対策に苦労している。

しかし、そのことと、外国人一般のこととはまったく別問題である。

日本人と同じように、大部分の人は善良である。

殺人や誘拐などの「凶悪犯罪」が、毎日のように報じられるが、

犯行の大半は日本人によるものだ。

ヤクザという「国産」の犯罪組織が消えたというわけでもない。

そういう周知の事実を棚上げにして、一方的に外国人のことだけをあげつらう。

子供っぽいというほかはない。

「大きな災害」では、阪神大震災を思い出す。

あの時に「騒擾」の気配などあっただろうか。被災した市民達は懸命に助け合った。

日本人と外国人の区別もなかった。

今も有珠山の爆発で多くの人が不自由な生活を強いられている。

大都市東京も、いつ大きな災害に見舞われるかわからない。

そのときパニックに陥りかねない都民に冷静な振る舞いと、

助け合いの気持ちを訴えるのが知事たるものの務めではないか。

1923年(大正12年)に起きた関東大震災の時のことは、

日本の近代史に残る最大の汚点のひとつだ。

「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」などのデマがあっという間に広まって、

6000人以上が殺された。

石原都知事はこの悲惨な史実から、何の教訓も学んでいないらしい。

独りよがりの狭量な愛国心は、逆にその国の信用を落とす。

日本を代表する都市の知事にそれがわからない。

どうしたものか。

●「朝日新聞」社説”どうしたものか”●


そうなったら日本はおしまいねぇ。

忠誠心ばかりじゃない。

それも国民に対する忠誠心じゃなく、上ばっかり見ている。

●脚本家 小山内美江子「次期首相に森喜朗氏有力」というニュースに●


1日歩かなければ行けない病院とは、

病人にとっては、ないのと同じです。

●日本フォスタープラン協会新聞広告より●


殺生亡国文殊ゆるさず 積悪もんじゅ必至消滅

●もんじゅ差し止め請求棄却に、原告団の抗議垂れ幕●


3月3日、本誌編集部に届いた

「ただちに雑誌を回収しなければ刑事告訴する」という警告書。

脅して言う事をきかせようって、アナタ、

相手を間違えてますな。

うちはSCEさんの提灯雑誌ではありませんので、あしからず。

●「週刊宝島」”プレステ2やはりの大重罪・SCEの横暴な「警告書」に反論する”より●


某シンクタンクが試算した長嶋背番号3復活の経済効果は、

一兆円にもおよぶとか。

その要因は、

「疲弊した中高年層が勇気づけられ活性化するからだ」という。

どうやらこの国には”若者”が見えない社会があるらしい。

●「ナンバー」嶋津靖人”大騒ぎの背番号3報道。活字媒体が想定する読者層とは”●


ハリウッド版「ゴジラ」は、ゴジラ映画に対する冒涜だった。

ゴジラを生んだ日本の文化を深く理解して作らなければいけないのに

それが欠けていたと思わないか。

●「スリーピーホロウ」監督ティム・バートン●


(山田さんが取り下げを決意したことについて)

(山田さんの)残された人生は短い。

もっとやりたい事ができる人生を。

●「読売新聞」”甲山国賠訴訟取り下げへ”より 弁護団●


私の年代から見ると何かが狂ったようにも感じられる。

自己に課せられた役目に精一杯で、心が貧しくなったのではなかろうか。

●「読売新聞」読者のページより”お巡りさんの敬礼が懐かしい”65才投書●


職務上知りえた情報について

国民の一部に対して有利な取り扱いをする等

不当な差別的取り扱いをしてはならず、

常に公正な職務の執行に当たらなければならない。

●「読売新聞」2月26日より”編集手帳”国家公務員倫理規程(案)●


それでも桜庭VSメッツアーの場合、試合内容は悪く無かったのだから

まだ救われる。

救われないのは、高田延彦(高田道場)とホイスの一騎討ちだ。

試合開始早々、ホイスは自ら寝技に誘い込むように

高田を引き込んでガードポジションをとると、

それからは柔術のワンマンショーが始まった。

下からの三角絞めや腕ひしぎ十字固めは、

ホイスがもっとも得意とするところ。

案の定、ホイスが腕を狙う素振りを見せると

高田は”貝”になってしまった。

腕をとられることを恐れ、射程距離内にいるというのに、

パンチを一発も打ち下ろさない。

驚いた事に、高田によると、それが作戦だったという。

開いた口が塞がらなかった。

負けたく無いという気持ちは十分わかる。

しかし、リスクを冒してでも勝ちたいという気持ちを抱かなかったら

ホイスと闘う意味はない。

「自分から動けよ」「黙ってないで殴ってくれ」という

観客の声援は、高田には届かなかったのだろうか。

●「ナンバー」2月24日号”Pride GP 2000”大会レポート(布施鋼治)●


著者は95年、水俣病訴訟の和解を前に団長を辞任した。

「和解と言うのは、当事者の双方に落ち度があったり、

歩み寄りが必要な時に使われる手続きです。

水俣病についていえば、被害者には何の落ち度もありません」

●坂東克彦著「新潟水俣病の30年」より●


広島市中心部で被爆。

平和運動にかかわるきっかけは終戦の5年後、

天井が抜けた広島市内の芝居小屋で

映画「きけ わだつみの声」を見てからだった。(中略)

戦時中、近所の若者達を「死んで帰れ」と見送った自分を責めた。

「戦争反対を訴える勇気があったなら、死なせずにすんだのに…」。

(中略)

(平和)運動に打ち込むあまり、家を空けることも多かった。

帰宅すると寡黙な夫・厳郎さんにその日の出来ごとを

楽しそうに話した。(中略)

長女 壇上アケミさん(65)は

「厳しいけど、すぐ泣く人。本当は優しいからね」と言葉を詰まらせた。

「まどうて(償って)くれ」と国に迫り、

94年12月ようやく成立させた被爆者援護法。

だが、そのころから伊藤さんの体調はすぐれなかった。

泉さん(次女)は去年暮れ、米国で生まれて7ヶ月になるひ孫を連れ、

広島市内の病院に見舞った。

「核兵器がこの子のうえに落ちなきゃいいね。

人々が幸せになるよう頑張ってきたんじゃけぇ」。

ベッドの上で久しぶりに見せた笑顔だった。

その数日後、眠るように息をひきとった。

元気な内に核兵器が廃絶されなかったことが、どれほど無念だったか。

●読売新聞”追悼抄”より 日本原水爆被害者団体協議会委員 故伊藤サカエさんを悼む●


(「週刊朝日」の雅子妃妊娠報道に対して)

妊娠したらしたでつきまとう「お世継ぎ」問題。

「腹は借り物」の戦国時代じゃないんだからさ。

記事の内容なんてほとんどロイヤル猥談。

こんなお先走りのお祭り体質だから、朝日新聞はその昔、

率先して戦争協力に走っちゃったのではないか?

お気をつけあそばせ。

●「噂の真相」 斉藤美奈子”性差万別”より●


(被爆者援護法に「国家補償」という文言が取込まれず)

お金なんかいらない。

一言、すまなかったと言ってほしかった。

●日本原水爆被害者団体協議会代表委員 故伊藤サカエ●


政党や政治家を信頼しているか?

20代で80%が「信頼しない」解答。

●読売新聞世論調査より●


日の丸も君が代も、盗聴法も、全部戦中の発想ですよ。

2000年を直前にして「古いものにしがみつきますよ」って、

国が言ってるわけだから。

情けなくなるほどこの国が嫌いなのよ。

だから、非国民として生きるしか無いんだよな、俺。

●月刊プレイボーイ「達人達の2000年1月1日」より 辺見庸●


人は貧しいという理由で死んではいけない。

●開発途上国の子供を支援するNGO、財団法人日本フォスタープラン新聞広告より●


国歌なんてくだらないぜ。

人間は歌いたい歌を歌うべきだ。

『くちびるに歌を』だよ。

●「スコラ」 忌野清志郎インタビュー●


天皇陛下在位10年の1万円の記念金貨は、

なぜ4万1000円もするのでしょう。

●素朴な質問 滋賀県 山田さん●


石を愛する気持ちがあれば、景観を壊してまで

石を採ることはできないはずだ。

●盗石あいつぐ佐治川石について、鳥取愛石会会長 岸田哲夫●


(小渕総理を評して

I’m sorryだ。(笑)

●TBS「ブロードキャスター」小泉純一郎衆議院議員インタビューより。2回連続●


(求刑内容にJR側の要因も含めた事故原因の究明がなかったことに対し

検察はJRをかばうのか!

●信楽鉄道事故求刑について遺族らの発言●


(”強姦核武装”西村防衛政務次官が離任式で栄誉礼受けたことについて)

発言の責任をとって辞任した人が栄誉礼を受けるのは

国民感情に反する。

●民主党政調会長 菅直人●


マイクロソフト社は独占的な地位を際限無く求める会社だ。

●米独禁法違反訴訟最終弁論より 米司法省発言●


その頃の日本軍は強いと言われていた。

私はその秘密は「ビンタ」にあると長年思っていた。

毎日なぐられる生活をしていれば、

なんとなくザンコクな事をしたくなる。

●噂の真相「メディア異人列伝」水木しげるインタビューより●


彼の釈放を日本社会が迎える事が出来て初めて

この事件は一つの過去になるはず。

韓国へ帰る形によってしか実現しなかったことは、

まだ日本社会がそこまで成熟していないということなのだろう。

●金嬉老氏釈放、韓国帰国について主任弁護士 山根二郎弁護士●


(19歳と思われていた脚本家が本当は32歳だった事から生じた騒動を、別の脚本家が評して)

番組プロデューサーが、脚本の内容よりも、

脚本家の年令をはなはだしく重要視することに憤っているのだ。

「『アンツ』はアリが書いているのかい?」と怒っているのだ。

●「宝島」8/18号 高橋洋二コラム「10点差し上げる」より●