怪盗きっどを追いかけていたかずな警部とカツゾウ刑事だが、またあと一歩のところで逃してしまった。 かずな警部「くそー!また逃したか・・・なぜいつもこちらの考えが読まれてしまうのだ!!」 カツゾウ刑事「かずな警部、そのことで情報が!」 かずな「ん?なんだ?」 カツゾウ「実は前から怪しいとは思っていたのですが、同じ捜査課のくげ刑事がどうやら怪盗きっどのスパイのようです。」 かずな「なに!!それは本当か!!」 カツゾウ「はい、これまでの情報漏れもそのように考えるとつじつまがあいます。さらに8月1日午後9時丁度にくげらしき人物が怪盗きっどと出会っていたとの目撃情報がありました!」 かずな「むむむ・・・よし、取り調べだ!!」 くげ刑事「なんだ!!一体私が何をしたというのだ!!」 かずな「しらじらしい!!本当の事をはけ!!」 くげ「おえー!!つ、つわりが・・・・」 カツゾウ「くそー!なめやがって!」 くげ「なんめのきなこ♪」 かずな「では8月1日午後9時に何をしていた!!」 くげ「えーとねえ・・・そう!その日は家族全員で旅館に泊まっていたよーん。偶然にも丁度その時間にセルフタイマーで写真をとったんだよ!なんと偶然今日それを持っているので見せてあげよう!」 ![]() カツゾウ「あやしいなあ・・・大体こういう写真ってインチキなんですよねえ・・・」 くげ「グサッ!!い草は熊本県!」 カツゾウ「9時は9時でも午前9時の写真じゃあないのか?」 くげ「何を言う!!その日の午前中は勤務で君と一緒にパトロールしてたじゃないか!!」 カツゾウ「そういやそうだった・・・」 くげ「それでは帰らせていただきますよ!どっか外国に高飛び・・・ではなく旅行にいこっと!」 かずな「いやいや、旅行は行けないようだな!」 くげ「なんだと!!」 かずな「これはトリック写真だ!私は一目で見破ったよ!さあ諸君、この写真の明らかにおかしい点はどこか?考えたまえ!!」 ルール ●正解の場合はミリオンスロットの金額を差し上げます。 解答編 かずな「カツゾウ君、どうだね、見て分かるかね?」 カツゾウ「おや?子供が長袖だ!!おかしいじゃないか!!夏なのに!!」 くげ「夏に長袖着ちゃだめなんですか?その日は肌寒かったんだよーだ!!」 カツゾウ「おお!!分かったぞ!!おい、くげ!!この写真はカメラで撮った物なのに何故写真にカメラが写っているんだ!!!!」 くげ「おいおい・・・・カメラは何も一台とは限らないじゃあないか!あれは子供のカメラだーよ!!」 カツゾウ「くそう・・・この猫は・・・・」 くげ「そりゃ子供のぬいぐるみだよ。まあ最近はペット同伴OKの旅館もあるけどね。」 カツゾウ「うーん・・・かずな警部・・・・なんとかしてください・・・・」 かずな「諦めてはいけないぞ!ほら、以前にも似たようなトリック写真があったじゃないか!」 カツゾウ「以前?・・・・・デジタル時計のトリックがそういえばあったなあ・・・・・時計?・・・・・わ、わかったぞ!!」 くげ「どき!おさつドキッ!」 カツゾウ「この時計はどうしたのかなー♪」 くげ「べ、別に普通の柱時計じゃないか・・・」 カツゾウ「この時計は長針がきちんと回るのかな〜♪」 くげ「当たり前じゃないか!1時間で1周回るのが長針じゃあ・・・・・ああ!!!!しまった!!!」 かずな「そう、この時計の長針を見てみろ!!長すぎて1周できないじゃないか!!この時計は加工して写真に入れた物だ!!よってこの写真はトリック写真だ!!」 くげ「ち、ちくしょー!!そうだ・・・・私は怪盗きっどに情報を渡していたスパイだ・・・。」 カツゾウ「なぜそんなことを・・・」 くげ「怪盗きっどに脅されていたんだ・・・推理クイズのあら探しをされてほしくなければスパイになれと・・・。言うことを聞くしかなかったんだ・・・。」 かずな「なるほど・・・。ところで怪盗きっどとは出会って何度か情報を渡したのか?」 くげ「はい。」 カツゾウ「それなら新たな手がかりをくげさんは知っているかもしれませんね!」 かずな「そうだな!詳しく聞かせてくれ!!」 ズギューン! 続く? |
A |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
B |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
C |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
D |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
E |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
F |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
G |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
H |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
I |
|