それでは正解発表です。
お正月が明けて2週目ぐらいに地域の活動で公民館で作業をしていました。
そこで・・・・おじいさんが真後ろに突然倒れられたようです。
私は現場を見ていないので、なんだなんだ!?、といった感じでした。
おじいさんが目の前で倒れたままです。
救急救命を!と思ったのですが、おじいさんは2回ぐらい「おおおお!!!」と声らしきものを
言われていたので、やっていいか悩みました。
ここで自治会長さんが「AED」を持ってこられました。
(個人的にはこの自治会長さんが今回のMVPだと思っています。)
STADY
後から聞いた話では、AEDをボックスから取る時に「警報」が鳴って、驚いて手間取った、と
おっしゃっていました。次の訓練の時はAEDを持ち出すところからやらないと、と話しておられました。
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AEDのパッドをイラスト通りにおじいさんに取り付けました。
スイッチを入れると「解析をするので触らないで」と言うので、その通りにしました。
「ショックが必要です。離れてください」というので、離れてボタンを押しました。
おじいさんは「逆への字」のようになりました。結構強い衝撃でした。
STADY
AEDの電気ショックは心臓を動かすため、ではありません。
「けいれん」している心臓をショックで止めて、「けいれん」状態から戻すためです。
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するとAEDは「胸骨圧迫をしてください」とアナウンスしました。リズムも刻んでくれます。
私は一応訓練で何度かやったことあるので、そのリズム通り胸骨圧迫をしました。
AEDは「人工呼吸をしてください」とアナウンスしました。その通りしました。
ここからは訓練でもやったように胸骨圧迫は他のおじさんにまかせて、私は人工呼吸担当で分担しました。
2、3セットしたところで救急車がやってきました。救急隊の方と交代しました。
STADY
救急隊の方の胸骨圧迫はかなり強かったです。あれぐらい強くやらないといけなかったのか、と思いました。
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その後、救急車で近くの学校のグラウンドに運ばれ、ドクターヘリで病院へ運ばれました。
そのおじいさんの家の前を通る時は「今日も喪中とか出ていない・・・まだ亡くなっていない」と
心配していました。
3月に地域の総会があったとき、そのおじいさんが来ておられ、お礼を言われました。良かった!
私が感じたのは「AED」ってすごい!と思いました。AEDがアナウンスしてくたので、安心して活動できました。
しかし、人生の中で「胸骨圧迫」「人工呼吸」を本当にすることになるとは思わなかったなあ。
ということで、正解は3番の「心肺蘇生法で人命救助」でした。
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