四十ふぐ
(東伯郡大栄町)


(写真は大栄町町役場。伝説地そのものではありません)

「名探偵コナン」のコナンロードで有名な東伯郡大栄町では「四十ふぐ」の伝説が伝わっている。

神代の昔、彦火火出命(ひこほほでのみこと)の釣り針が何者かに盗まれてしまった。

竜宮の乙姫さまが、針を飲み込んだ者を調べられた時、体中針だらけになっているにもかかわらず、
ふぐは「しりません」と嘘をついた。
そのため、竜宮から追い出されて、ふぐは浜に打ち上げられたのである。

旧暦の12月8日は、「八日まち」「八日ぶき」といって、ごちそうをして神様をまつる。
また、海辺に打ち上げられた「四十ふぐ]を拾いに行き、家の入り口につるして、
「魔除」とする。「うそつきいわい」ともいう。

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