朝から今日も雨。前回、事前に行ったA班だけの【あおぞら木工教室】の時も雨だったような気がするけど、A班には、雨男が居るのかな?しかし、両手一杯に材料を抱えたみんなが集合場所に集まりだした頃には、すっかり雨も上がり、いよいよ【あおぞら木工教室】のスタートです!きっとA班には晴れ女が居るんだよ。
まずはA班班長が注意事項等を含め、ご挨拶。かっこよくきまったところで最初は廃材選びです。今回の企画では、製材所もしくは工事現場から出る【廃材】を必ず1ヶ所以上、自分の作品のどこかに使用すること!という条件付きにしてみました。なので事前にデザインしてきた作品に適した廃材を、各自が選ぶところからスタートというわけです。大半の人が沢山の廃材の中から適当に見つけて、作業を開始し始めている中、あれれ?約3名が廃材の前で、ずーっとにらめっこをしていました。何をしているのかと思えば、どうやら彼らは廃材のみで何かを作ろうとしているようです。スゴイぞ!!完成が楽しみです。

(結局、確認はしなかったけど、みんな廃材使ってくれたのかなぁ…)
そして外では、5人が電動ノコギリ片手に『Jボード』と格闘中。Jボードは厚さが36mmもある、杉板12mmが3層になったボードなんですが、こいつは手動(ノコギリ)でのカットは体力の限界?!と時間がかかり過ぎるのでは?と判断し、電動ノコギリを使うことにしました。しかし普段、工事現場等で電動ノコギリを見たことはあるものの、使ったことのない私達が、最初から上手く使いこなせる訳がありません。なので今回も、森の学校の職員の方に指導して頂き、お互いに助け合いながら、ワゥ〜!ギャ〜!と大騒ぎでしたが、なんとか自分の思うようにカットすることが出来ました。
しかし、あんなに手伝ってもらったのに私ときたら、自分の作業が終われば、後の人のことは知らん顔。最低です…と後になって反省。お手伝いして上げられなかった方々、本当に御免なさい…
さて室内でも、みんな久々に使うノコギリや初めて使う電動ドリルに最初は戸惑っているようでしたが、お互いが助け合って作業は進みました。真剣な表情で黙々と作業に打ち込んでいる人。思うように出来なくて半分投げ出しちゃっている人。そんな人に救いの手を差し伸べる優しい人。意外と器用だったり、不器用だったりする人。大雑把だったり、几帳面だったりする人。短い時間の中で、今までとは違った部員の一面を見るとこが出来た。
一日はあっという間に過ぎていきました。ところが作業終了時間になっても作品が完成している人が少なく、急きょ時間延長というハプニングもありましたが、それでほとんどの人が作品を完成させることが出来ました。

今回、主催者側の時間設定の甘さや配慮に掛けて、作品を時間内に完成させることの出来なかった方には、申し訳ありませんが、完成した作品を前に満面の笑みを浮かべている人の姿や楽しかったよ〜という言葉に、主催者側としては、うれしく思い、またホッと肩をなでおろす瞬間でもありました。しかし、いたらなかった点は、今後の課題です。仕事などで当日参加出来なかった方が数名いましたが、予想以上の方に参加の申込をしてもらっていたので、勝手にこの企画は大好評のようだと信じて今後もいろいろと企画内容を変え、続けていく決心をしました!
この企画の最終目標は、あおぞら部員が【木工先生】となって、小学生等を対象に【あおぞら木工教室】を開催することです。しかし今日一日を振り返ってみると【木工先生】への道のりはまだまだ長く険しそうです。しかし今日の沢山の体験で木工の楽しさは、感じてもらえたのではないかと思います。
最後に、今回の私達企画【あおぞら木工教室】に賛同し、快く廃材とJボードを提供して下さった方々に、深く感謝致します。
さぁ〜いよいよ、完成した作品の全紹介です。
みんなの作った作品の中から、最優秀あおぞら大賞を決定します。
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