あおぞら部会 D班

あおぞら部会 D班企画 行事報告書
「温故知新の旅〜備中路〜」
平成16年2月
班長 浜先

 当日は天気にも恵まれ、良い企画になったのではないか!と思っています。吹屋の町並みは予想以上に楽しかったし勉強になりましたが昼食とルートだけは下調べをしといたほうが良かったなぁ‥‥と反省m(__)m色々トラブル  はあったけど良い企画  だったと自画自賛していますV(^-^)V

班員 箆津

 岡山も結構行き尽くしたと思いきや、意外に行ってない所があるものだなと思い知らされたのが、この度の旅でした。初っ端の「広兼邸」という豪商の館は、こんな山奥の地に嘘でしょ。と言うような途轍もなく立派な建物で、何か、何とかという小説の一文である、「トンネルを抜けるとそこは雪国でした」的な感動がありました。
旅のメインである吹屋の町並みは、赤銅色の石州瓦とベンガラ色で統一されており、美しい日本の風景がそこにありました。異国にいる訳でもないのにノスタルジックな気持ちになります。唯、町を行く人はまばらで、彼の昔、西日本屈指のベンガラの産地として賑わっていたことを想うと、やはり栄枯盛衰を感じずにはいられませんでした。
なんてね。(たぶん一人でこの地を旅してたらこんな気持ちになるでしょう…たぶん)締めくくりの成羽町美術館はやっと辿り着けたという感じでした。(かなり迷子になったんで)安藤忠雄氏設計のこの建物自体も素晴らしかったのですが、展示されていた児島虎次郎の絵は格別でした。
結構早足の旅だったので、みんな大変だったかもしれないけど、要点はおさえられたんで良い旅だったのではないかなと思います。やはり、古い町並みとか建物は良いですね。
これを機会に第2弾、3弾とこのような企画が続けば良いなと思っています。

班員 さこだ

 私にとってメインイベント初企画となった今回のD班企画、多数の方に参加していただき、本当にありがとうございました。
 当初、企画を練る段階では、何回かみんなで集まったもののなかなか案がまとまらず班長にはプレッシャーもあったようで申し訳なかったです。
 しかし!どうにかこうにか今回の旅の発案に至り、準備を整え、当日は事故もなく無事に終える事ができました。私は仕事の都合で全くと言っていいほど事前打合せに参加できず、班員の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。(本当にゴメンなさい)
 それにもかかわらず、当日はしっかりと満喫!ベンガラの色合いや格子の美しい街並み、そして安藤ファンとしては行かずにはいられない成羽町美術館。私的にはどれも感動モノでした。ただちょっぴり気になった事・・・。「見る」という行為はもちろん勉強になるとは思うのですが、何せ若者の集合体(?)。「見る」だけでは吸収し得ないモノが確実にあります。そこに「教わる」の行為があれば、もっともっと有効的だったかなーと。(前に吹屋を訪れた方に「そこらにガイドいるよ」と聞いていただけに・・・残念)
 あと、今回の企画を考える際に“建築のつながりで集まった会なのだから、建築にまつわる企画にしよう“というのがあったのですが、実際皆さんにはどんな風に感じてもらえたのでしょうか?今回「ベンガラ」というキーワードは参加者全員に知ってもらえたと思うので、それだけでもプラスかな、ワーハッハッハー(^o^)丿
 最後に、参加者の皆さんそしてD班の皆さん、お疲れ様でした。
班員 松田

 今回、岡山県の成羽町にはじめて行ってみました。住んでいる人たちが古い建物を大事に使用していて、町並みや木造の小学校などを見学してみると、改めて日本の木造建築の「癒し」みたいなものを感じました。町並みの赤瓦・べんからの色彩による統一感が、山奥の風景と一体化していて、近代の日本の木造建築にはないなんとも言えない「落ち着き」があります。そういったことを考えると、実際に建築にかかわっている立場として、なんとも自己中心的な建築が多いのだろうと反省してしまします。
 ということで、あえて美術館については触れないでおきます。

班員 中原

 成羽町の名前は聞くのも初めてでしたが、打ち合わせから参加していたので下調べ十分!あとは行くだけな状態で出発できました。
 行ってみると道はすごいし、いつでも来られる距離でもないし、ひょとしたらもう二度と来ないかもしれない・・・などと思いながら見てまわりました。
 印象に残ったのは広兼邸の水琴窟!一度聞いてみたいと思っていたのですが、こんなところで出会えるとは?。最後にもう一度聞いておけばよかったとちょっと後悔・・・。
 吹屋の街並はほんの数百メートルでしたが、ベンガラで赤く塗られた建物の群れはとてもいい感じでした。中に入れる建物が少なかったのが少し残念でしたが、なかなか貴重なものが見られたと思います。

班員 横山

 今回、成羽町見学で吹屋地区のベンガラ色の街並みと安藤忠雄氏設計の成羽町美術館を見学し、吹屋地区のベンガラ色と赤瓦に統一された風景に田舎の安らぎを感じ、美術館では建物もさることながら絵画の奥深さも感じることが出来ました。
 今後も無理のない範囲で県外へ行き見学できればなと思います。
 自分的には準備段階で班長にあまり協力できなかったので反省しています。

班員 井上

 今回初めて班の企画に参加しました。普段あまり歩いてみてまわるということがないので新鮮でした。特に広兼邸などは(ここで昔どういう生活をしていたのだろう…)と想像してしまいました。道中も楽しく、ハプニングもあったりでかなり楽しませて頂きました。今後も積極的に参加したいと思います。

班員 仙田

 二月二十八日に班の企画で岡山の吹屋に行きました。参加人数が多くよかったと思います。はじめに広兼邸を見学しました。建物は古く見応えがありました。笹畝坑道は涼しくてよかったけれど天井が低くて歩きにくかったです。吹屋の町並みは思ったより距離が短かったです。成羽町は米子から車で二時間かかったけど色々と勉強になりました。班の企画は成功したと思います。

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