★ とても清らかな映画でした。子ども達がどうなるんだろうとハラハラしましたが、なんとか解決できてホッ……。大好きなハーベイ・カイテルがとても控えめに演じていて、全体の清らかさに溶け込んで、またよかった。規律にはどこかアバウトでも、良心で上手くバランスが取れているという―これがアジアの精神性であってほしいと思いました。(岸本町R)

★ いろんな生活があって、それぞれが真面目に生きればいいのだと、改めて感じました。白い花と赤い花がとても美しかったです。

★ ベトナム映画は初めて見ましたが、とてもよかったです。映画の最後の所で「飾らず自分らしく生きよう」というセリフが心に響きました。自分の生活の中で思うことと、けっこうダブる所があって、ツッぱって生きてるあの売春婦の女性の心の痛みが強く感じられました。(渡部彰 37才)

★ ベトナムに行ってみたいと思っていたので、導入にはなった。が、感動としてはあまりなかった。(米子市60才 R)

★ この世のシンクロニシティに情景がとけあって、不思議さを感じました。(40才 ルビー    )

★ ヴェトナムという国は日本と近いのに、けっこう知らないことが多い。あの国は今でもあんなに生活レヴェルが低いのかと少し驚き。ちょっと意味不明な点は、何故ハイはランの背中にスプーンで傷をつけていたのか?ハスの花がキレイでした。

★ ベトナムって国を初めて見せてもらいました。ベトナム戦争をしていた米国が、ベトナムの国をこんな風に撮っていることにいいしれぬものがあります。美しく、せつない映画でした。飾らず、自分らしく生きたい。(米子市30才)

★ 昔の日本を見るようで、希望を持って生きれば実現できる、という夢を与えてくれる、いい映画でした。(43才 男)

★ 何人かの人の話が同時進行でつづられていたので、初め分かりにくかったです。水上に浮かぶハスの花がとてもきれいでした。ハスを摘む女の人達の歌声も耳に残りました。(20才 女子大生)

★ 音楽と蓮の池の情景が心に残った。

★ 陽気なバカ騒ぎの映画もいいけれど、今回のは画像の美しさに見とれました。冗長な画面の一つもない、素敵なシーンで一貫してます。あのシクロ乗りってストーカー禁止法にひっかからないのか。どうしてあのタバコ売りの少年は雨の日にしか現れないのか。次の「通信」の松崎オタックさんの解説が楽しみです。(成田公一)

★ はすの花があんなにきれいだとは知らなかった。それぞれが幸せになって良かった。昔の日本を思い出した。(米子市 女)

★ ヴェトナムの物語に期待していたのに、少しガッカリ。ヴェトナム映画はこんな甘ったるいものばかりではないはずだ。(米子市 大野秀)

★ ベトナムのマグノリア。カエル降らぬもカオリ高い。(井山宣和)

★ ラストのハスの花と火炎樹の花の美しさは良かったのだが、娘探しの話と少年の話が全体の話にどうもうまくかみ合っていないような気がした。

★ あらすじを読んでいたので見ていて分かったけれど、知らなかったら映画の内容は分かりにくかった。(鳥取市 38才)

★ 今回は特に感想はありません。ただ、子ども達はたくましいと思いました。(S・邦子)

★ パンフレットの白の衣装、落下する赤い花……白と赤のコントラストがとても鮮明で印象に残るワンシーンに対し、作品は実に地味に思えた。本当ならば日本では見ることの出来ない見事なまでのハス池も地味に思えた。唯一、シクロ乗りの男は、低所得・生活水準が低いのに、自分にプライドを持ってて、紳士的で良かった。(米子市 井上恵子)

★ 最近ベトナムに行ったばかりだったので、とくに興味深く見ることができました。雨のシーンが美しく、ボディローションの使い方などうまいと思いました。あと一歩シナリオが整理してあれば……と思います。(大社 O.M)

★ 暗い感じがした。ベトナムはよく雨が降るなぁーと思い、むしあつさが伝わってくるようだった。どこでも子供はたくましいなあと思いました。(西伯、50才)

★ 貧しい生活、汚い町並み、でも何故だか澄んだきれいな映像で、汚れた感じがない。淡々とした流れの中で進んで行く物語。重なり合うようでそうでない三つ?四つの話。不思議な映像でした。でもセリフの中の一つ、みんな夢が叶って良かった。(CHIEKO52才 米子)

★ きれいな映画でした。(米子市 21才)

★ 心の美しい映画でした。(26才 男)

★ 前半やや退屈したし、これといって盛り上がるところもなかったが、充分合格点に達していると思う。というのは、カメラワークが良かったと思う。最近の中国映画に見られる、詩的なカメラワークの流れがこの映画にも見られた。私も、映画というのは、ストーリーを追って満足すればよいというのではなく、五感で感じるものだと思う。そういう意味では、2月の「黒猫白猫」が動の完性、この映画は静の感性だと思う。(日南町 松岡)

★ 季節の中で、その時代の中で、その世界の中で、その立場の中で、与えられた人生の中で、それぞれ一生懸命に生きている。最後の「飾らなくていい、自分らしく生きていけば」その言葉が心に残りました。思うようにならない人生でも、夢を持って自分らしく生きたい。自分らしく……そう思いました。(米子市 48才)

★ 三通りのストーリーを同時に進めて行くところが面白かった。

★ ここ数年ベトナムはブームになっていて、私も訪れてみたい国NO.1でしたが、雑誌で見るのとは全然違う面が見られた気がします。もっとベトナムという国を詳しく知りたくなりました。ますますファンになりました。

★ 映像がすばらしい。

★ 心に残るしみじみとした映画でした。人間の感情は世界共通なのですね。(米子市 48才)

★ 途中見ている自分自身がやり切れなくて悲しい気持ちになったが、久しぶりに終わりが来て欲しくない映画だった。スピード感がなく、しかし迫力のあるカーレースと美しい花、そして肌にこびりつく汗と子ども達をぬらす雨。色々印象的だったが、最後が本当にいい終わり方だった。素晴らしい作品だった。(米子市 31才 井上みきお)

★ 4人の人がそれぞれの相手の人と、静かに心を通わせていくのが印象的でした。

★ ベトナム映画は初めてですが、こんなにみずみずしい人達だったのですね。ベトナム戦争を思い出しながら、少し近代的になった街を見ました。

★ 全てがきれいな物語で、しみじみと心が温められた気がした。詩も詞も心にしみました。(眠り姫 48才)

★ 力強く勇気づけられる映画だった。セットも撮影も音響も素晴らしかった。(50代)

★ やはり私はアジア人だなあーとあらためて感じました。上映して下さってありがとう。(米子市 40才 女)

★ "ベトナムへ行こう"と仲良し三人組で言っていて、タイムリーなシネマクラブの企画に飛びつき、新入会した次第です。映画を観て、私達が雑誌でキャーキャー言っている世界とは違う、本当の影(劇中でも言っていた)の世界なんだろうなと暗くなりました。タイと重なった。(浦川佳子)

★ ベトナムは以前から行きたいと思っていました。今日の映画を観て、ベトナムへの期待と現実をかいま見ることができました。ますますベトナム熱にうかされそうです。

★ ストーリーをよく見るよりも、景色や映像に見入ってしまった。(米子市 21才)

★ 飾らずに自分らしく生きれば良いの一言に全てが語られていて、心打たれました。

★ 初めはよく分からなかった。後半で作者の意図が理解できた。避けられない運命を受け止めて、人間にとって大切なことを再認識しました。(主婦53才)

★ 映像が美しかった。心にしみるような映画だった。(25才 女性)

★ 良かった。この前の作品が前評判と違い、感想も書ける代物でなかっただけに。予想以上ってのは珍しい。(63才 女)

★ ゆったりと流れる季節の中で、みんな今を誠実に生きている。セリフが少なく、前もってあらすじを知らないとどうだったのかな。音楽がやさしく心にしみた。

★ ベトナムらしさはでていたと思うけど、映画としては退屈な内容でした。

★ 少し難しかったですが、子どもも大人も純粋な気持ちが良くでていて、何かとても心の中がすっきりしたようです。

★ この所、続いて心に残る良い映画を見せていただいて喜んでいます。少ない予算の中での映画選びはご苦労があると思いますが、今後の作品にも期待が持てます。映画館では観られないよい映画を見せてもらい、とても感激です。今回も心に響く名画でした。(米子市 50才 主婦)

★ 豊かさと貧しさ、混沌とした世の中(あまりにも差がある)それぞれに生き方があって迷ってしまう。最後の言葉がとても耳に残った。「飾らなくても貴方らしく生きればよい」ず-っとその気で生きようと思う。(米子市 60才)

★ 詩情あふれる映像。厳しい現実だけど、それを受け止めて生きていく人々。心がうるおう映画でした。(米子市 40代 主婦)

★ 私達は、日常というものから逃げたいと思ったとき、何となく自分の国以外の人々の生活を見て、うらやましく思うことが多いが、(自然あふれた生活にあこがれたりする等)現実はこの映画の中の人々のように、どの国の人達も抜け出したいけど抜け出せない生活をかかえ、迷いながら生きていく中で、たくましく生きているのかな?と感じた。(米子市 23才)

★ 今まで観た例会の中では、これがダントツ一番です。

★ 初めてベトナム映画を見させて頂きました。それぞれのドラマがよく描かれていたと思います。最後の「飾らずに自分らしく生きればいいよ」というあのシーンが印象的でした。前回同様、多くの方に観て頂きたい作品ですね。(米子市 26才)

★ 音楽・詩・風景等によって、ゆったりとした時間を過ごせた気がします。

★ 詩を読む゚だけで歌になっているのがすごい。同時進行でビミョウにつながっていて、イヤミがなかった。(安部)

★ 前半寝てしまい、少し残念でした。色が印象に残る、静かで落ち着いた映画でした。

★ とても映像が綺麗でした。ストーリーのはざまにリアリズムを感じました。ベトナム映画は初めて見ましたが、この作品には好感が持てました。(米子市 M.I)

★ 登場人物のそれぞれのつながりは分からなかったが、最後の火炎樹の場面はとても良かった。東南アジアの映画をもっと観たくなりました。

★ 「シクロ」を観た後では、あまりにできすぎたお話という気もするが、これもアメリカで育ったブイ監督の、祖国と同胞にはこうあって欲しいという「熱い願望」と考えれば悪い気もしない。お話の方は頭で作ったような若さを感じたが、語り口の方は老成した抑制振りが目立ち、日本人にも共感しやすい、東洋的なゆったりとした時間の流れと詩情に満ちた好篇となっていた。(米子市 52才 山形)

★ とても美しい映画でした。本当に人間らしく心の通い合う人々と生きる姿―まさに泥沼に咲くハスの清らかさとだぶって、生き抜くことの重さと気高さを感じました。いい映画をありがとうございました。

★ 久しぶりに心に残る良い作品であった。(西伯郡)

★ からみ合ったそれぞれの人生が、花の中で一つに溶けあうような、映像の美しさと切なさ……泣けました。

★ 美しい作品でした。今の時代にみんながこの様な気持ちを持っていたらと思います。

★ 美しかった。映像も人の心も。昼の部を見ても、夜の部でもう一度見られたらいいのに。

★ 音楽と映像にうっとりして、時間を忘れておりました。(米子市 67才 女)

★ 雨季と乾季としかない「季節の中で」繰り広げられた二つの物語は、とても感銘深く、映像の美しさ、音楽の妙なる調べ、異次元の世界にはまり込んだようで、見終わった後でなかなか現実に戻れませんでした。不思議な感動を覚え、後でゆっくり作品をかみしめてみたいと思います。(米子市 62才)

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