★おじいさんと可愛い少年との心の交流を描いた作品である、となんとなく思い込んで見たら全然違ってました。最初の長回しペースに慣れると面白くなってラストシーンもそれ程変とは思いませんでした。印象的なシーン、例えば主人公が街を歩くおなじみのカフェに寄って。云々。ステキでした。

★テーマはとてもシンプルだと思う。“老い”そのものを役者の立場から取り上げているが、最初見る前は、老人と男の子の愛情物語かと予想していた。老いそのものをジーと見すえているという感じ。時間、子供の存在は。(中年女性)

★ふとうつった時の場面が印象的で良かったです。パリの町並みの空気が伝わってくるようで映像も音も良かった。今までみてきたものとも一風変わっていておもしろかった。俳優とか映画作りの人々の視線が見れた気がしました。(木村百合子)

★映画を見ているのに普通の生活をのぞいているような不思議な感覚でした。劇中劇があるのでなおさら、そのストーリーと日常のストーリーのなさ(本当はあるのでしょうが、隠れてしまってわかりやすく感じることのない)のコントラストが際立っていたと思います。でも、日常のじれったさ、くつろぎ、不安、落ち着きなど個々の「感じ」がていねいに表現されていた。最後のシーンに、おじいちゃんと孫の喪失感があらわれていたと思います。謎解きみたいな映画で面白い。(岸本町R)

★家族を事故で失なおうと、非日常的な仕事に生きていようと、日常はそんなに劇的に変わらないって事なのか。この映画を面白かったというと何か格好つけてるみたいかも。でも、良かった。ミシェル・ピコリ、良かった。(47才 主婦)

★さあ、これから話の続きは?と思っていたところでエンド・マーク。何だか肩すかしを喰った気持ちです。主人公の孤独感は良く感じられたのですが。(米子市 45歳 男)

★あっけなく終りちょっと味けない感じでした。孫との関係がもう少しあれば良かったと思います。(米子 61歳 女)

★最後があっけなく終わったが考えさせられる映画だった。またきたいと思う

★同じ場所、同じ飲み物、新聞、いつもの環境と違うと落ちつけない。でも違うものが欲しくなることも、けど無理をするとつらくなる。パリの感じがとてもよかったです。映画の雰囲気はとても良かったけど今ひとつわからなかった。「わからなかった」にも○(眠り姫)

★最近の映画は、やたらとCGや音響効果とか内容ではなくテクニックのすごさを見せつける作品が多いと思っていたので、逆に今回のように、ほとんど音(音楽)もなく、セリフだけ、かつフイルムカットのないこの作品は逆に新鮮であったが、残念ながら前半睡魔におそわれストーリーはあまり分かりませんでした。(女ですたい)

★ あっけない幕切れ。でも家路ということなのかなあ?。

★ちょっとしり切れトンボの感じ。(米子市 65歳)

★おしゃれだけれど、とても退屈でした。何かよくわからない映画でしたね。(50才 女)

★端的に申し上げれば、“知りきれで”後味の悪さがのこるだけ…(米子市 66才)

★いい雰囲気の映画だと思いますが、最後まで引きこまれなかった。(28才 女)

★ストーリーがはっきりしていない。

★少し眠たくなった。音楽が良かった。(米子市 33才)

★とても長く感じられました。テンポがゆるいわりに内容がしっくりこない、たいくつでおもしろくない。バック音楽がないためもあるでしょう。(記名なし)

★ パンフレットの解説が上手すぎたので、名画としての期待を大きくもったため、期待はずれとなりました。これは私だけではなかったのでは、と思います。でも、人生の晩年にさしかかった孤独な老人の哀歓は見事に表現されていてうまいと思いました。しかし、妻と娘を失ったことが簡単に切り捨てられていたことと、孫との人間的なふれあいが少ししか描かれてないのがもの足りないと思いました。若い人には理解しがたい映画ではないかと思う。(荒井 79才)

★頭の劇中劇が全て。

★撮影の現場を放り出し、家に帰る主人公のラストシーンはあってはならない悪夢の様に、もと放送マンの私は身につまされる、コワーイ部分だった。まだ若い以前と変わらないと思っていても突然限界を知ることがある。それがステージ上、本番中なら恐怖である。ひとことで言って「老い」というものを語る幕切れは、オープニングのボケた王様とあいまって効果を上げている。しかし、これは物語というより哀惜の詩である。私等が映画や文学に期待する「何か得る物」という点では不満で、寸劇程度の重みしかない。(日吉津村 61才)

★ちょっと中途半端な感じだった。余韻があっていいのかもしれないが……。(60才)

★何となく冗漫でピントが合わない。子供のラストシーンがうまかった。老いの哀歓と不安はよくでていた。

★主人公の孤独感がよく伝わってこなかった。カトリーヌ・ドヌーヴ、ミシェル・ピコリが共演している割には物足りなかった。(M ・I)

★平凡なあたりまえの日々。ゆっくりと時間(とき)が流れていく。いつもの席で、いつも同じ光景で自分を取り戻すのも。「私は家に帰る、休みたい」くずれそうに階段を上がる祖父をじっと見つめる少年の目。最後のシーンが無言のままで良かった。私も家でゆっくりと思い出しながら無言のままでいよう。言葉はいらないんだ。(米子市 50代)

★余り面白くなかった。

★変わった撮り方なのかもしれないけど、つまならかった。眠気をさそわれた、。(54歳 女)

★映画の主題が分からなかった。

★ごめんなさい。分からなくてかけません。

★わかりませんでした。なぜこの映画は選ばれたのか、皆さんの感想をぜひききたいものだ。(O子 63歳)

★こんな映画が続いたら、シネマクラブは退会。最初のドラマシーンの王様のセリフを聞いていたら王様の顔が金日成になったり、金正日になったりしてこまった。(拉致に怒り、今日の映画に怒っているボケ老人 年齢不詳)

★わからなかった

★車社会の現在、このような事(家族が一度に3人も事故死する)は起こり得ることで、身近な事として観ましたが、、最後はよく分からない。孫の不安はとてもよく分かりましたが…。

★ミシェル・ピコリ、カトリーヌ・ドヌーヴという顔ぶれから、どのような素晴らしいストーリーが展開するかなと期待しながら画面をみつめていたのだけれど、時々睡魔にとらわれ、はっと目覚めたりしているうちに終わってしまい、拍子抜けしました。映画の意図が私には分からない映画でした。これでシネマクラブの会員数が又減るのではないか と大いに心配です。(都田悠子)

★作者が我々に訴えているものが何であるのかがわからない映画であった。初めの、277年生きてきて時間がなかった。ラストの3日前に代役を引き受けて同じ個所でセリフを間違える場面とを見て、「急ぎなさんな」と云っているのかなとしかわからず。非常にむつかしい映画だったと思います。(米子市 59才)

★明るいのが見たい。今日のはよくわからなかった。(K T 58歳)

★撮り方はとてもおもしろい。声が聞こえないガラスごしの会話、クツだけの会話。タクシーの中からの外の風景も乗っている人の目線なので楽しいが、しかし突然終わってしまった。どう感じたらいいのでしょう???

★ゆったりした詩の朗読の様な感じの語り口が多かった。老人と少年の心のふれ合いがすくなかった様に思える。一俳優の生き様を表していたのだろうか。(米子市 37歳)

★今まで観たなかのワースト5に入る。

★入会して初めて眠ってしまいました。(米子市 30代)

★この映画はよく分からない映画でした。非常に長いショットというか、街の流れ、老人が門を閉めた後、ずい分長い時間をかけた撮影だが、監督の意図があるのだろうか。途中眠くなってしまって、それにしてもあのラストは……、今度は見てわかりやすい、そして感動のあるものがいいなあー。(米子市 53歳 女)

★申しわけない。寝てしまいました。(K D)

★よくわからなかったです。(米子市 64才)

★途中でプツンと切れた感じ。この場面はストーリーに関係があるのかなとおもうところがあった。面白味がなかった(60才 女)

★ねむたかったです。格調高いものもよいとは思いますが、もう少し「めりはり」のあるものも見てみたいです。映画は環境ビデオや観光ビデオとはちがいます。

★ストーリーでぐっと来るのかなと思ってたのに。ミシェル・ピコリの顔、ジョン・マルコビッチの顔、少年の顔しか印象に残らなかった。くそう、なんか残念。もう少し時間が必要だ。

★街角のショーウインドウに飾られた踊る男女の絵がとても気になった。いや気になった。気になった。古典というのか舞台のシーンが中途半端に長く、少々閉口。何かとくべつ、名言なりがあったのだろうか。普段の生活が映し出されるとホッとしたくらいだ。ただ、パリの町並みや、彼らの住む屋敷、庭の様子などは観ていて飽きることがなかった。西日の差し込む階段をトボトボと上っていくシーンは印象的。個人的には、あのカフェで老人の向かい側に座って、静かにお茶を飲んでみたかった。なんて。(角華澄)





      
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