★日本海新聞2013年2月掲載「はさみ」紹介文


 今回は邦画で、理容美容専門学校を舞台にした「絆」の物語です。
 絆とは人と人との結びつき。学校という空間には絆が満ちあふれています。
 学生を思う教員との間に知らずと結ばれた絆や友人との絆など、絆の大切さを素直に思わせてくれるそんな映画です。
 教員役に池脇千鶴、共演に竹下恵子と、ハズレのない配役。
 池脇千鶴が素直に悩める教師を演じています。昔学生だった人、これから何かを学ぼうと思っている人にとって、前へ進むためのヒントになるかもしれません。

(米子シネマクラブ会員 宇田川靖) 



   
感 想 集

★久しぶりに前向きな気持ちにさせてくれる映画を見せてもらいました。(無記名)

★期待していなかったのに予想外に良かった。(米子市、65歳、女)

★現在の美容学校を舞台に若い学生と先生の係りや様々な問題がうまく取り上げられていた。映画の中で一人の若者が「自分の好きなことを仕事にすべきだなかった」と告白したカ所は共感ではないが、印象に残る言葉だった。(青い蝶)

★悪い人のいない安心して見ることができたドラマ。皆が一生懸命で精一杯頑張っている姿は好感が持てる。基本的に、現実でも皆精一杯頑張っていると思う。頑張っている人に対しては、リアルでももう少し誉めた方が良い。この映画のラストと同じく頑張っている人の助けになるかもしれないので。(無記名)

★期待してなかったけどちょっとだけ引き込まれました。(無記名)

★日本映画なので分かりやすかった。外国ものも好きですが、分かりにくいものは止めたほうが良いと思います。(無記名)

★昔から「女は髪」という言葉があることを聞いていました。顔は生まれたままで、自分ではどうしようもないが、髪(形)は自分自身でいつも気にかけていたいと思っています。テレビでも「おくさまおしゃれ」と電話番号でのコマーシャル見ない日はありません。女性いや男性にとっても最大の関心事ではないでしょうか。2年間の厳しい訓練を経て、頑張って開業している美容師さんに敬意を表します。(スカイラーク)

★説明過多、ウエット過ぎる。一人の生徒に肩入れしすぎ。池脇千鶴のヘヤスタイルが重過ぎる。でも、知らない世界を見せていただくのは楽しいし、一生懸命勉強される学生さんたちには感心したし、美容師さんを見る目も変りました。(ちりとてちん)

★日本映画なのでもう少し分かりやすく、明るいと思っていたら、意外にも暗かったですね。「一生懸命」が好きでないので、ちょっとなじめなかったかな。(きいろいゾウをみたい人)

★もっと“はさみ”に活躍してほしかった。あまりに、定番なストウリィ展開に物足りなかった(無記名)



      
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