★日本海新聞2013年10月掲載
「ブルーノのしあわせガイド」紹介文


 今回の作品は、父と子の思いがけない共同生活をコメディータッチで描くイタリア映画です。 ローマで自由きままに過ごしている家庭教師のブルーノ。
 ある日生徒の母親から、半年間息子を預かってほしいと頼まれ実は自分の一人息子だと告げられます。
 突然の共同生活の中でさまざまな事件が起こり、2人の関係が微妙に変化していきます。 互いに学びあい、向かい合い、ぶつかりあうことで親子の絆が強まっていきます。
 また、至る所で笑いを誘い、うるっとくるシーンもあり、全体を通して「ほのぼの・だんらん・なごやか」な気分に包まれます。
 エンドロールの歌や、その後の彼らのエピソードなど最後まで楽しませてくれます。
 原題は「シャッラー」。「なんとかなるさ」という意味です。まさにその通り、肩の力を抜いて気軽な気持ちで見て頂きたいハートウオーミングな人間ドラマです。

(米子シネマクラブ会員 田中英治) 



   
感 想 集

★最後の何分間かは、ずっと口元がゆるむ‥楽しい映画だった。ハッピーエンドがすんなり胸にしみた。息子は素敵なイケメンでそれも楽しかった。イタリアの15歳?!異国情緒も美しく、見てよかったと思える映画でした!!(ブーフーウー)

★イタリア人の明るさ、楽しさを久しぶりに味わえた。老けた父親のあたふたとした様など内容もあり良い映画でした。(無記名)

★楽しい映画でした。(無記名)

★子供を育てるには親の愛情と努力が大切であることを再認識させていただきました。(岡田町子)

★ブルーノの適当な父親振りと子供との対応が、ホットした気分にさせる作品。イタリアと日本の文化の違いを感じた。(青い蝶 60代 男)

★シャッラ 気にするな、落第を願い出るムスコと書き直しを断る父親。夢も希望もない若者が行き着く先はボウズかヤクザ。そのどちらにも成らず生きて行くのだろう。(宇田川靖)

★思春期は、親はアンテナ(子どもに対して)をしっかりたてていないといけないと思った。男の子は特にそう感じる(しゅちゃん 65歳 女)

★ルカが詩人に捕まった後の展開はできすぎと思ったが、現代のファンタジーと捉えればありかもと思いました。全体的にイタリアののんきな感じがよく出ていて良かったですね。(もっさん)

★どんなに忙しくても子供が産まれればまず子育てを最優先にすべきですね。国が違う、考え方が違うと一概に片付けられないテーマでした。純真な顔をしたルカ。これからの成長が楽しみになりました。(20KA)

★最後のかあちゃんのシーンは余分だったかな。全てかあちゃんお見通し! 男ってなあ‥(50代 女)

★90分のコンパクトな中で少年の気持ちがよく表れていた。すてきな親子。主役の男の子が魅力的だった。演技が自然。

★何がおもしろいのかというとよく分かりませんが、何かここちよい映画でしたね。たまにはこういう映画もいいかなと思いますね。(無記名)

★父と男の子の愛情は深くて大きい。我が家は娘ですが父と子の関係はやはり大きい。母親は小さいものみたいです。(あだち京子 66歳)

★コメディと思っていたら、とてもシリアスで期待はずれというより、期待と違っいて、とまどいましたね。演出のテンポが余りに単調で、当たり前すぎて、常にイライラしました。わるくはないけど良かったとも思えません。(無記名)

★ほとんど寝ていました。(65歳 米子 女子)


      
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