小学校/3年生/音楽/リコーダー指導/2000/11/12 TOSS鳥取・がいなサークル 澤田 和代
リレー個別評定で新しい音を吹けるようにする
(指示1) 今日は、シの音の練習をします。左手の親指で裏の穴、人差し指で一番上の穴を押さえなさい。 |
・教師はアルトリコーダー(大きくて指が見えやすい)で師範する。
(指示2) 歌口を軽くセットして、先生の後についてトゥ トゥ トゥーと吹きます。 |
※「歌口をくわえて」というと、ガボッと深くくわえすぎる子がいるので、「セットして」という言葉を使った。
教師:トゥ トゥ トゥーはい 子ども:トゥ トゥ トゥー 3〜5回やってから,ちがうバージョンで次々吹かせる。
教師:前の人 子ども:トゥ トゥ トゥー
教師:男子だけ 子ども:トゥ トゥ トゥー など
(指示3) 初めてなのにとても上手に吹けました。では、今から先生が2通りの吹き方をするので、どっちの音がいいかよく聴いていてください。 |
教師:1回目 トゥ トゥ トゥー(強すぎる息を入れて吹く) 2回目 教師:トゥ トゥ トゥー(ちょうどいい息で吹く)
(発問1) 1回目と2回目では、どちらの音が良かったですか? |
・1回目だと思う人? 2回目だと思う人?と聞いて手を挙げさせる。
教師:正解は2回目です。1回目は息が強すぎて音が汚いね。
(指示4) トゥ トゥ トゥーと温かい息を入れて音を出してみましょう。 |
・4,5回個人で練習させる。
(指示5) 一人ずつ吹いてもらいます。先生が「合格」か「もう一度」かを言うので、合格の人は下に座ります。「もう一度」の人は次に順番が回ってきたらもう一度挑戦します。 |
・順番に下のリズムに乗ってリレー形式で吹いていく。教師は、ウンのところで合格・不合格を言う。
・全員合格するまで何度も挑戦させる。
参考文献 「音楽指導クリニック100のコツ」 八木 正一編著