必ず勝ち抜く強い党に

生活重視の行動が大事
公明らしく政治のカジ取る

 公明党は2日、参院選後、初めてとなる中央幹事会を東京・新宿区の党
本部で開き、太田昭宏代表は、先の参院選の結果について、「(結果は)
大変厳しかった。申し訳なく、お詫びしたい」と述べた。

 さらに、比例区で議席に手が届かなかった草川昭三副代表に対し「お願
いして出馬を決断していただいたのに申し訳ない」と述べるとともに、「草川
氏が獲得した3万8000票余があったので魚住氏が(比例区7位で)当選で
きた」と強調した。

 その上で、太田代表は「どんな嵐があっても勝ち抜いていける一段と強い
公明党づくりのスタートを切りたい」と力説。そのために「まず、生活重視の
行動をすることが大事だ」として、公約や政治課題の実現・解決に全力で取
り組むよう訴えた。

 また、先の党首会談で、安倍晋三首相に対し、政治とカネの問題で「民意
は透明性、公開性を求めている」「憲法も大事だが、地方の活性化、生活へ
の目配り、庶民、中小企業にリーダーが目を届かせていることが重要だ。生
活重視だ」と述べ、「民意を受けてこの2点を形にしていくことが大事な闘いだ」
と要請したと報告。

 さらに、この2点は「もともと、公明党の政治であり、公明党らしく主張し、舵
を取れというのが民意だ」と力説した。

                            前のページに戻る