透明性・清潔に 公明の存在感

朝日ニュースターで太田代表
中央と地方の格差など生活者への目配り重要

 公明党の太田昭宏代表は22日に放映されたCS放送・朝日ニュースター
の番組に出演し、先の参院選の総括や内閣改造などについて見解を述べた。

 太田代表は、参院選結果について、「政治とカネ」の問題や閣僚の不規則
発言、年金記録問題など与党への逆風の中、埼玉、神奈川、愛知の3選挙
区で惜敗したものの、「過去最高票を獲得し、健闘した」と強調。その上で、
公明党が与党内で「チェック・アンド・バランス」の機能を果たすため、「(政治
とカネの問題などに対し)透明性、公開性、クリーン、清潔を鋭く出していく必
要がある」と述べるとともに、「(中央と地方との格差など)生活者にもっと目
配りしていかないといけない」と強調した。

 一方、27日に予定されている内閣改造について、太田代表は「能力を含
め、存在感や人格、発言、説明、人生の苦労など総合力のある人がポスト
に就く。内閣全体の総合力が今回、大事だ」との認識を示した。

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