鳥取県西部が誇る国立公園大山(だいせん)。鳥取県西部の旧国名を冠して伯耆大山(ほうきだいせん)とも呼ばれ、古来から信仰の山として人々から崇められ、現代でも日本百名山、日本百景にも選定される自然豊かな土地です。鳥取在来小そばは清らかな空気と美味しい水の湧き出る、大山の西裾野伯耆町で栽培しています。
圃 場




鳥取在来小そばは、標高300m〜400mの大山西裾野、日野川水系流域の気象条件が異なる地区の圃場で栽培しています。日野川の支流野上側流域では谷間全体が10月下旬頃から深い霧に包まれることがあります。写真は23年春まで荒廃していた農場を復活してそば圃場とした例です。
発 育



鳥取在来小そばは、8月中旬から下旬に種をまき、9月の上旬には芽を出します。9月下旬になると小さくて白い花をつけた可憐な花畑が見られます。花が咲くとひと月あまり、10月下旬から11月上旬に刈り取りが行われます。