もう一つの大山登山

三鈷峰登山ルート

■ふつう大山登山といえば夏山登山道。大山主尾根の西にある弥山(みせん)まで。そこから先は縦走コースと呼ばれ、現在通行禁止になっています。

■三鈷峰(さんこほう)は大山主尾根の東の端に位置し、主尾根沿いに剣ガ峰まで行くことができます。

■夏山登山道を登ったことのある方、今度は三鈷峰に挑戦してみてはいかがでしょうか

■登り3時間、夏山登山道とほぼ同じですが、登りばかりが続く夏山登山道と違って平坦なところが多いので、より楽な感じです。

■ただし、設置されたロープを使って登る岩場が数箇所あります。変化があって楽しいと言う人もあれば、 怖い!と言う人も。

ルート案内
地図上のPのところに車を駐車。ここは有料駐車場と書いてありますが、 誰もいなくて、終日駐車してもやはり誰もいません。どうなっているのか不明。建物脇から始まる治山道路入り口には車止めのクサリが張ってありますが、これを越えて元谷方向へ。治山道路は道幅も広く、ほとんど平坦 なので楽チンです。
20分ほどで、[下宝珠越え→]の標識のところへ到着。左の写真の谷筋を登って行きます。20分ほどのこの登りがキツい。尾根道に出たら一休み。きついのはこの20分だけです。
この日、尾根に出ると、残念ながら雲に覆われていました。
宝珠尾根はほぼ平坦。少し登ったり、少し下ったりで楽なものです。天気さえ良ければここから大山北壁が 眼前に聳え立ち、絶景、のはずなのですが。
設置されたロープを使って前進。視界が悪い方が下が 見えなくていいかも。
ここもロープを使っての岩登り。
フィールドアスレチックのような様相。ロープの先は 霧の中。
主尾根に出て、右に5分でユートピア小屋、左に10分 で三鈷峰山頂。まずは三鈷峰山頂へ。なんにも見えません。
引き返して、ユートピア小屋でお弁当。この日(10月中旬)小屋の温度計は5度。その帰り、雲が上がって、 雄大な景色が現れ、歓声が沸き起こりました。道中、ずっと見えているより、感動があるのかも。
紅葉も真っ盛り。こんなキレイな所を歩いて来たんだ、と納得。