T 産地漁港HACCP鮮魚加工工場を活用した産直事業


@ 産地でせりが始まる前日漁船より漁獲情報が漁業無線で魚市場に入る
A 魚市場は仲買人に入荷魚種、数量をFAXで伝える
B 仲買人は契約しているスーパーのバイヤーにその情報をメールで送るその時、今までの流れでだいたいの競の入札値ごろ幅を伝える
C スーパーバイヤーは大まかな購入予定、指値幅をメールで伝える
D スーパーバイヤーに入荷前の魚の大きさ、鮮度をそしてその日の他の魚の漁もよう等を電話し、画像はメールする
E 仲買人は競る
F 仲買人は競の結果をスーパーバイヤーに伝える
G 仲買人は自社HACCP対応の鮮魚加工工場に持込む
H 加工場工場長はパックした加工試作品をデジカメで取り、スーパーバイヤーにメールするその時、売価も伝える
I スーパーバイヤーはパックに貼るシール、値札を指示する
J スーパーの配送センターへ配送、加工品はスーパーバイヤーがスーパー配送センターへ荷口数を伝える
K 配送センターより各店へ配送

U 産地漁港におけるメールを用いた鮮魚加工販売スキーム図
V 産直鮮魚加工のメリット
(1) 生産地 HACCP加工工場
  イ) より加工度付加価値をつけた商売ができる
  ロ) 固定客の取り込み
  ハ) 従業員は朝の競、荷役作業の後加工仕事が出来る。
(2) 消費地スーパー
  イ) 消費地荷受・仲買をはずし、より安い価格で仕入れる
  ロ) HACCP加工工場で加工され衛生的である
  ハ) 仕入れが1日早いので鮮度がよい
  ニ) 加工賃が産地なので割安
  ホ) 加工時のアラが出ないので便利