オオサンショウウオ Andrias japonicus 別名 ハンザキ 絶滅危惧U類VU(環境省レッドリスト)

もどる

 2007年8月のある日。 あまりの暑さに草臥れた
やまだのおろちかみは涼みがてら孫と魚とりに小川へ
向かいました。水溜りをすくったタモの中には小さな魚
と一緒に変てこな生き物が混じっていました。
全長 8cmほど。外鰓が残っている...まだ幼生。
イモリにしてはチョッと大き過ぎるしバケツの中に入れて
みると、真っ黒なウーパールーパーみたいです。
お腹も青黒く、エラさえなければナマズの子供のよう..
先生の鑑定によるとオオサンショウウオの幼生とか。
目はどこにあるのかわからないほど...小さいし...

手の指は4本、足の指は5本。おまけに、ナマズのような
尻尾はなめらか。特別天然記念物を飼うわけにはいかない。
もといた小川へと、お別れをしました。
日野川の支流石見川にも繁殖可能な地域がまだ残っている
のがわかったうれしい夏休みでした。


Andrias japonica