墨絵となる大倉山

モリアオガエルの
卵はまだ眠っている。
オオミズアオは
紅葉の枝に
巨大な羽根を広げた。
カタツムリの子供も
恐るおそる葉っぱを
進む。

石見川2
石見川
天体の植民地

 渓流に遊ぶ 六月

カタツムリ1
 渓流とはいえ時には
 濁流となって
 流れ落ちることもあるが
 アマゴやヤマメと
 遊ぶ、こんな涼しい
 季節もある。
 
 


  梅雨を楽しむ 七月 雨のあがった朝  かの文豪井上靖が「天体の植民地」と謳いあげた神福の地。 大倉山も墨絵の世界となる。

もどる
つづく

モリアオガエルの卵
カタツムリ2
オオミズアオ誕生