アテツマンサク
 
    環境省 準絶滅危惧(NT)
 まだ雪の残る林の中に春一番
 鮮やかな黄色の花をつける。
 「まず咲く」とか「満作」とか
 言われる。平地では渓流沿いの
 急斜面に、標高の高い所では
 谷沿いに点々と咲く。今のところ
 その生育場所のおかげで採取
 されずに残されているが、枝ごと
 切りとる者もいる。
岡山県新見市
 で
発見された為、「備中」の名が
 つけられているのだろう。
    鳥取県 その他重要OT

花見山の山麓
(日南町神戸上kadomokami)
に広がる
ハンノキの樹林。
                08.3.20

2001年環境省の
日本の重要湿地500選
選定された。西日本最大のハンノキの
沼沢林で5.3ha。
鳥取県の自然環境保全地域となっている。

Paeonia japonica 

Hamamelis japonica var bitchuensis


ヤマシャクヤクのこころ        環境省絶滅危惧U類 ボタン科
japonicaの名前のとおり、日本在来種です。なかなか増えませんが、裏山へつづく崖の
したで何十年も咲き続けている。ウラジロガシの巨木が大きな傘になって見守っている。 

森のなかの

ハンノキ樹林

つづく
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大倉山(1112m)の1000mを超えたあたりから尾根沿いに広がるブナ林。同じ町内の花見山にも発見されている。
急傾斜の北側斜面に若い樹林がつづいています。雨を地中に溜めるばかりでなく、その果実は「そばぐり」と呼ばれ
るように貴重な食料となって多様な生き物たちを守っているのです。