服部社会保険労務士事務所 労働保険事務組合 服部労務管理センター 服部行政書士事務所
〒683-0003 米子市皆生5−5−5 電話0859−33−8594 FAX0859−33−8775
hattori@sea.chukai.ne.jp
本文へジャンプ
徒然の記
<<〜2010年 | 2011年>>                                        トップページへ
2011年2月16日(水)
秀峰大山
秀峰大山 久しぶりの全景

皆生大橋北詰付近・日野川堤防より望む 
2011年2月16日(水)
快晴

快  晴
           2011.2.16


氷点下4度

朝6時過ぎ
ゆっくりとジョギング開始
皆生方面へ
意外に寒くない
今日は雨がふるような気温でないのが うれしい

いつものように 海岸線から旅館街へと向かう
海浜公園足湯に差し掛かる

濃紺のヤッケを着た少年がこちらを見てたたずんでいる

「おはようございます」
「おはようございます」

少年が近寄ってきた
「すみません。走り方を教えてもらえませんか」

親に言われて
一昨日から毎朝走っているとのこと

「君は短距離?それとも長距離?」
「陸上はやってません。テニスをやっていたけど、引退しました」
「中3?」
「はい」
「じゃあ体力づくりかな。ゆっくり30分以上を目安に走るといい。こうして話が出来るくらいのスピードだよ。はあはあ言うようなスピードはダメ。有酸素運動ってわかる?スピードを出すと疲れて長く走れない。ゆっくり走ると体にいいし、無理もしなくてすむ。長続きするんだ。そうそう、大切なことを言うよ。今朝走る前に水分摂った?摂ってないのか。あすから起きたらコップ一杯の水分補給をすること。寝ている間に体の水分はかなり減るんだから」
「こうして話をしながら一緒に走るの気持ちいいですね。体がぽかぽかしてきました」
「でも、君手袋してないね。手が冷たいんじゃない」
「うちの家貧乏だからあまり言えないんです」
「軍手でもいいんだよ。家にあるもので考えてみたら」

20分ほど併走した

「昨日とおとといは30分だったけど、今日は1時間も走ったので、筋肉痛になるかもしれません」
「ちょっと走りすぎかも。今日はおじさんと出会ったから特別だ。明日からは当分30分くらいにしたらいい」

別れ際
「僕働くんです」
少年は入社試験を受けた会社名を数社言った
就職先はまだ決まってないようだ

「今日はありがとうございました」
「こちらこそ ありがとうございました」

帰路 大山の背後から
あらん限りの輝きを 太陽が放っていた

就職氷河期と言われて久しい
若い人が希望をもてるようになることを願わずにはいられない
2011年1月5日(水)
大雪


米子は
1940年観測開始以来初めてという89pの雪
山陰は 年末年始大雪害に見舞われた

わが家も
1月1日 庭の物置が母屋に倒れかかってきた
ガラス戸損壊には至らず
ぎりぎり持ちこたえてくれた
                                            
藤の蔓(つる)が
物置の太い針金に絡みつき一体化していた

間一髪 防いでくれたのだと思う
藤はかなり傷んでしまったが

ロープや紐(ひも)だと 次第に弱り
ついには
物置倒壊・母屋損壊という事態になったかもしれない

どっこい 蔓は生きている
懸命に 生き延びようする
弱るどころか より強くなろうとする


1月3日、4日とかけて 起こし、支えをし
当座の危機をしのいだ


亡くなった父が大切に育てた藤
その藤が
身を呈して母屋を救った