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[続・水辺の風景]

2010年11月10日
昼までに仕事を終え、以前から狙いを付けていた馬場の滝に向かう。三朝温泉の今泉から県道205号線に入り小河内方面を目指し山合いの道を進む。上野神社を右に見て700m進むと右側に滝の案内板があり、川沿いの比較的平坦な道を400m程行くと到着。
画像は三の滝(本滝)で此の上に一の滝、二の滝があり一年中水量の豊富な滝だ。滝の前に掛かる木の紅葉を期待したが少し早い。しかし久しぶりに素晴しい滝に出会えて満足満足。

馬場の滝
[馬場の滝・本滝]三の滝
倉吉市三朝町福吉 落差17m 
2010年9月27日
猛暑も収まり過し易く成った。日野町の仕事が午前中で終わり南部町の[観音滝]に寄り道して帰る事にした。国道180号線の早田から赤谷方向に進むと約1.9kmに夏牛橋、観音滝800mの案内板。
さらに登ると砂防堰堤に突き当たる。ここに駐車して沢沿いを歩き約200mで到着。周囲は綺麗な苔に覆われ、信仰の滝らしく石仏が祀られて、神聖な雰囲気が漂っている。

観音滝
[観音滝]  
西伯郡南部町赤谷 落差約8.5m
2009年11月03日
前回行かなかった[久住滝、龍王滝 ]に出かけた。昨日からの寒波で日本列島が冷え込み各地から雪に便りが届いており、今日の行程では大山の初冠雪も見れた。


[ 南部町より大山を望む ]
予想はしていたが、先日の大山登山(10/23)からわずか10日程でこんなに風景が変わるものかと思った。


峠越しの林道にはワダチが出来る程の積雪があった。

久住滝
[久住滝]
日野線日野町久住 落差約35m
県道286号沿いにある滝で、下からは灌木に隠れてよく見えない。この滝は平成3年の春に発見されたそうだ。だれか、じゃまな木を散髪してくれ〜! 案内板も無い為に立ち寄る車は一台もない。

久住滝
上の滝は下の滝の左側から山道を50m程上ると見ることが出来る。熊笹をかき分け登ったが昨夜の雪でびしょ濡れに成るし足元は悪いし、よ〜見えん!

滝山神社
次は滝山神社の裏手に在る龍王滝であります。ほら!神社右の杉の後ろに白く見えるでしょ。

龍王滝
[龍王滝] 落差約46m 
その名に恥じない雄大な滝だ。高い落差の割に狭い滝壺の空間なので足場を移動し辛く、滝全体を上手くカメラの画角に取込むのが難しい。レンズ焦点距離18mmだがデジタルだから27mm位か〜

龍王滝
写真で見るより実物はかなり迫力が有ります。この滝は幽霊滝として小泉八雲の怪談「骨董」の舞台として登場する滝です。

大山初冠雪
[江府から見る大山の初冠雪]
9月24日 じゃまな雲が逃げそうにない。今日は日南辺りの滝に出かけるが、わずか半径5kmの中に聖滝・間賀の滝・久住滝・龍王滝と4ケ所もある。どこも簡単に行けるが今日は欲張らず二ケ所に絞る事にした。まずは聖滝(ひじりたき)です。

聖滝
[聖滝]  
鳥取県日野郡日南町菅沢 落差約10m
周囲は日本庭園の様な雰囲気で、なかなか趣きのある素晴しい滝です。

聖滝
[石舞台]
この滝の前で木花咲耶姫(このはなさくやひめ)と天照大神の孫で倭国の国王、瓊々杵命(ににぎのみこと)が結婚したと言い伝えがあり、それ以後、聖滝と呼ばれているそうだ。

聖滝
滝の上部から下を覗き込む、足元用心!下流にも大小の滝がある。

聖滝
素晴しい滝に満足しました。聖滝はこれにて終了。次は、だれもすれ違う者がいない林道を約10分程走り間賀の滝に到着。

間賀の滝
[間賀の滝]上段の滝
鳥取県西伯郡伯耆町(旧溝口町)福岡
落差12.6m    
公園の様な空間に、それぞれ表情の違う大きな滝が三つ有る。さらに上流下流に小滝があり十分楽しめる。滝三昧とはこう言う事だ。
この滝を管理しているのは直ぐ下の住居の方で、くん太郎のオーナーだと後で知った。

間賀の滝
[間賀の滝]下段の滝(右岸)
落差23.3m
写真では大きさが解り難いが、長さは60m以上ありそうだ。

間賀の滝
[間賀の滝]下段の滝(左岸)
落差約10m
9月03日 久しぶりに奥出雲の亀嵩(かめだけ)に出かけました。亀嵩は松本清張の「砂の器」の舞台になった所です。JR亀嵩駅の蕎麦も美味いし、玉峰山荘の亀嵩温泉も良いし・・
今日最初に目指すのは玉峰山森林公園にある滝であります。

砂の器石碑
「砂の器」の石碑
故 松本清張氏の顔を思い出すと、なぜか笑いがこみ上げる私は無礼で馬鹿な男です。

玉峰山
[玉峰山] (標高820m)
所々に大きな露岩が見られ、頂上まで登山道が整備されています。頂上からの眺めは素晴しいと兄貴夫婦は言っておりました。足に自信が無い私はまちがっても登りません!

案内板
案内板を見ると滝は結構近くて楽に行けそう!楽勝 楽勝

玉峰山雄滝
[玉峰山雄滝]
島根県仁多郡奥出雲町亀嵩 落差20m
森林公園の駐車場からわずか5分で到着、登山道のすぐ脇。巨岩に囲まれて神秘的でなかなか雰囲気のよい滝でした。

玉峰山雌滝
[玉峰山雌滝]  
駐車場から数百m下り、山に向い左側の林を抜け、坂道を登る。つづら折れの鉄骨階段を何カ所登り詰めた所に雌滝が在ります。薄暗く苔むした岩が印象的でしたが、水量がとても少なくて残念。雄滝に比べちょっときつい坂道なので荷物は少ないのがよろしい。さらに登山道を登ると糸滝がありますが今日は止めておきます。 

盆休みの滝見物

盆休みに4つの滝を見に出かけた。まずは12日に広島県の常清滝(じょうせいだき)へ
常清滝
[常清滝][日本の滝百選]
広島県三次市作木町 落差126m 3段
普段の滝の水量は非常に少ないそうだが今年は大変雨が多く、今日も着くまでは山間部は小雨模様であった。到着時は晴れて午前中の雨で申し分のない水量の滝を鑑賞出来た。

落差では日本一の熊野「那智の滝」落差133m,日光[華厳の滝]落差97mに匹敵すると石碑に刻まれていた。高さ勝負ではなく「流れの変化の妙」のすばらしさはこの滝の方が勝っている様に思います。まるで中国の山水画を眺めている様でした。

常清滝
滝上段部のアップです。岩と水の軌跡のバランスがすばらしいと思います。エ〜ガナ!エ〜ガナ!
以前は冬に凍った滝が見られたそうですが、近年はあまり凍らないとか、これも地球温暖化のせいでしょうか?
秋の紅葉の時にまた来たいと思いました。 暇人は必ず来ます!次は13日、鳥取で墓参りを済ませ雨の日の雨滝に出かけました。

雨滝
[雨滝]
鳥取県鳥取市国府町 落差40m 
[日本の滝百選]  
この滝は普段から水量が多いのに、今日はまた一段と水の勢いが激しくて、唯一いた親子もそそくさと引き上げてしまいます。
私的には「もっと静かな情緒のある滝の方が好きだな〜」なんて事言うと地元の人に叱られるかも?[筥滝]の写真も鉄砲水状態ですので、撮り直していずれまた〜 15日三刀屋から米子に帰る途中、出雲市の雲井滝(ういだき)に寄りました

雲井滝
[雲井滝](上の滝 )
島根県出雲市朝山 落差80m 総延長100m
地元でもあまり知られていない滝です。上の滝は70m位、すぐ下の中の滝15mは夏場の薮草で見え難く下の滝20mは薮と道の崩壊で降りて見る事が出来ませんでした。
しかしなかなかすばらしい滝で落差では島根県一だと思います。

滝の上には滝を祀る朝山神社や森林公園、水田が少しあります。30年以上前の事ですが、私がバイクトライアルをやっていたころこの山にコースがあり初めて来た時、何でこんな高くて狭い所に「隠れ田」の様な水田が在るのか、とても不思議でした。

昔は少しでも水が有れば当り前の様に、田を作ったのでしょう。非常に狭い土地で有る為、渇水時は滝の水量も期待できません。
写真では木に隠れて見えませんが、滝の上にはコンクリート製の小橋が架かっており愕然としました。

上に戻り橋を確認すると廻りは草ぼうぼう、欄干はさすがに偽木でしたが、橋自体が不要に思えました。作るなら見えない様にひっこめるなどの配慮をすべきだったと、惜しまれます。続いて旧平田市の[虹ヶ滝]を見て帰路につきました。

虹ヶ滝
[虹ヶ滝]
島根県旧平田市多久谷町畑 落差18m
期待した水量が無く左側の雌滝は、ほとんど流れておらず残念!周囲の感じから、数日前にはもっと水量が豊富に幅広く降り落ちていたと想像出来ます。滝の上部は樹木が少なく、明るい空がポッカリ開いて見えました。日が差すと滝に虹が懸かると言う事で虹ヶ滝と名が付いたそうだ。

看板
可愛らしい滝の看板です、よく見ると滝の岩の形に似ています。偶然なのか? 似せて作った物なのか?

[国立公園大山]

松風快晴
[松風快晴]
大山は北西側から見ると富士山の様に見えるので伯耆富士、出雲富士と呼ばれている。皆さん、こんな景色の良い場所でゴルフがしたいと思いますよね。実はこの周辺はゴルフ場です。

潮騒と峰
[潮騒と峰]
皆生温泉は塩辛いけどとてもいい湯です。山陰も沢山の温泉があります。岩井、鳥取、鹿野、ハワイ、三朝、玉造、有福、きりがないので止めますが、一度はおいでください。

逆さ大山
[逆さ大山]
逆さ大山は他でも数ヶ所あります。先に来ていたおじさん「あんたサット来てサット撮ってサット帰るんじゃね〜、雲のない大山を撮しに岡山から何度も通ってるのに、あんまりだよ〜」とボヤいていました。 ハイご苦労さまです。大山の雲はなかなか動かん事を知ちょ〜けん待たんよ〜。

奥大山
[東風]
大山南壁は横に長く険しい岩肌。同じ山でも向きによって、かなり形が変わって見えます。 形といえば写っている古い墓(五輪塔)は、300〜400年も同じデザインで存在し続ける、世界でも珍しい墓です。
故人は、今もあの大山を墓から眺めて居るのでしょうか。いいえ千の風になって〜あの大きな空を吹きわたっています〜♪

奥大山
[晩秋の奥大山]

紅葉大山滝
[紅葉大山滝](日本の滝百選)
大山周辺では一番大きく落差43m、昭和9年室戸台風の大雨で中段が崩れ二段になり、また2011年に下段が崩落してこの写真より更に低くなりました。手ブラで足元に注意すれば滝壺まで降りられます。

ゆうれい茸
[ゆうれい茸]銀竜草ギンリョウソウ
幽霊の雰囲気があります。幽霊なんか誰も見た事ないけどネ。

早春のブナ林
[早春のブナ林] 三ノ沢  
文字どうり一ノ沢、二ノ沢もあります。冬期は環状道路が閉鎖されるので行く事はできませんが3月中旬に除雪作業がおこなわれ、高さ2〜3mの雪の回廊が出来ます。除雪作業はまさに大山の春の風物詩です。

南壁残雪
[南壁残雪]
南壁からは観光客は登れません。北側の夏山登山道から急勾配の所もありますが小学生でも登れます。どうせ登るなら晴れた日に登りたいものです。K大学ワンダーフォーゲル 元部長の兄、曰く梅雨明け一週間ぐらいが狙いめだそうだ。
又は気候の安定した秋がよろしいようで!

秀峰と柿
[秀峰と柿]
山陰以外は大山を普通「おおやま」と読みます。丹沢の大山詣でで有名な大山おおやまはその代表ですね。
山は「やま・サン・ザン・セン・ゼン」と読みますがセンと呼ぶ山は全国に70近くあり、そのほとんどは島根・鳥取・岡山北部で日本海側に集中しています。
現在は普通にやま・サンで呼ばれている場合もあります。
「セン」は呉音(ごおん)で日本に伝来した仏教用語に多い漢字の読み方です。山陰地方は中国や朝鮮に近く、大陸文化や山岳仏教の影響を受けた地域なので山をセンと呼んだのでしょう。
 
    [セン・ゼン]と呼ぶ山  
 山は県境になる事が多く、どの県か正確には決められませんので参考程度です。雲仙のように山を仙と書く事もあります。
県名/名称 呼び方 標高所在地
[鳥取県]
氷ノ山
烏ヶ山
大山(剣峰)
大山(弥山)
振子山
矢筈ヶ山
野田ヶ山
甲ヶ山
勝田ヶ山
東山
沖ノ山
那岐山
扇ノ山
人形仙
仏ヶ仙
擬宝珠山
白馬山
熊ヶ山
ヒョウノセン
カラスガセン
ダイセン
ミセン
フリコセン
ヤハズガセン
ノダガセン
カブトガセン
カッタガセン
トウノセン
オキノセン
ナギセン
オオギノセン
ニンギョウセン
ホトケガセン
ギボウシセン
ハクバセン
クマガセン
1509.8m
1448m
1729m
1709.4m
1452m
1358.4m
1344m
1338m
1148.9m
1388m
1318m
1255m
1310m
1003.8m
743.5m
1110m
1060m
642m
若桜町
琴浦町
大山町
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 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
智頭町
 〃
 〃
鳥取市
三朝町
関金町
江府町
 〃
 〃
[岡山県]
花知ヶ仙
泉山
不溜山
角ヶ仙
霰ヶ山
天ヶ山
毛無山
皆ヶ山
津黒山
朝鍋鷲ケ山
星山
櫃ヶ山
雨乞山
上蒜山
中蒜山
下蒜山
広戸山
大ヶ山
雄山
ハナチガセン
イズミガセン
タマラズセン
ツノガセン
アラレガセン
アマガセン
ケナシガセン
ミナガセン
ツグロセン
アサナベワシガセン
ホシガセン
ヒツガゼン
アマゴイセン
カミヒルゼン
ナカヒルゼン
シモヒルゼン
ヒロドセン
ダイガセン
オンゼン
1247.3m
1209m
1124.6m
1152.5m
1074m
766m
1218m
1159m
1117.8m
1074m
1030m
953.4m
889.1m
1123.4m
1100.4m
954m
1100m
996m
1153m
鏡野町
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
真庭市
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
津山市
 〃
新見市
[島根県]
大鹿山
横尾山
京羅木山
鼻高山
弥山
禅定寺弥山
峯寺弥山
馬着山
馬見山
弥山
オオガセン
ヨコオガセン
キョウラギセン
ハナタカセン
ミセン
ゼンジョウジミセン
ミネジミセン
ウマツキセン
ウマミセン
ミセン
778m
576.8m
473m
536m
506m
372m
299m
220m
203m
603m
柿木村
隠岐の島町
東出雲町
出雲市
 〃
雲南市
 〃
美保関町
 〃
瑞穂町
[広島県]
彌山 ミセン 535m 宮島町
[石川県]
医王山 イオウゼン 金沢市
       奥医王、西の白兀山、北の黒瀑山の連峰の総称
       939m   880m   712m
[奈良県]
弥山 ミセン 1895m 天川村
金峰山 キンブセン吉野山〜山上ヶ岳の連峰の総称

投げ入れ堂
[堂の秋]
鳥取県東伯郡三朝町 三徳山三佛寺
投げ入れ堂[国宝] 

三朝温泉から谷あいの道に入ってしばらく登った所に三佛寺があります。
修行道は木の根が頼りに成ります。険しい崖を登って、やっとこさ投げ入れ堂にたどり着きますが、岩場を廻り目的のお堂を目にすると、誰もが感動してため息を漏らします。
外人さんに撮影を頼まれた。写してあげると、本人さん早速モニターで確認 GOOD ! デジタルカメラはモニターで確認出来てやっぱし便利だと感じる。そのカメラはD200だったが、今では時代の波に流されて、古いカメラの仲間に成ってしまった。
門前茶屋に安くて美味い精進料理があるそうです、後で聞きました。

投げ入れ堂
[投げ入れ堂冬景色]
この写真は鳥取県企画部広報課からの借りものです。写真の存在は知っていましたが、まさか鳥取県が所有してるとは思いませんでした。
一般人の冬期入山禁止なのでとても貴重な写真です。仮に入山を許可されても大変危険でとても登る気にはなれません。

  

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