落差では日本一の熊野「那智の滝」落差133m,日光[華厳の滝]落差97mに匹敵すると石碑に刻まれていた。高さ勝負ではなく「流れの変化の妙」のすばらしさはこの滝の方が勝っている様に思います。まるで中国の山水画を眺めている様でした。
滝の上には滝を祀る朝山神社や森林公園、水田が少しあります。30年以上前の事ですが、私がバイクトライアルをやっていたころこの山にコースがあり初めて来た時、何でこんな高くて狭い所に「隠れ田」の様な水田が在るのか、とても不思議でした。
昔は少しでも水が有れば当り前の様に、田を作ったのでしょう。非常に狭い土地で有る為、渇水時は滝の水量も期待できません。
写真では木に隠れて見えませんが、滝の上にはコンクリート製の小橋が架かっており愕然としました。
上に戻り橋を確認すると廻りは草ぼうぼう、欄干はさすがに偽木でしたが、橋自体が不要に思えました。作るなら見えない様にひっこめるなどの配慮をすべきだったと、惜しまれます。続いて旧平田市の[虹ヶ滝]を見て帰路につきました。
三朝温泉から谷あいの道に入ってしばらく登った所に三佛寺があります。
修行道は木の根が頼りに成ります。険しい崖を登って、やっとこさ投げ入れ堂にたどり着きますが、岩場を廻り目的のお堂を目にすると、誰もが感動してため息を漏らします。
外人さんに撮影を頼まれた。写してあげると、本人さん早速モニターで確認 GOOD ! デジタルカメラはモニターで確認出来てやっぱし便利だと感じる。そのカメラはD200だったが、今では時代の波に流されて、古いカメラの仲間に成ってしまった。
門前茶屋に安くて美味い精進料理があるそうです、後で聞きました。
Copyright (c) 2009 Kuntaro. All rights reserved.