第4章 変数を使おう!


この章では「変数」ってのをやります。
なんか難しそうな響きですが、全然そんなことはありませんので心配なく。
↓とりあえず、これを実行してみてください。
	a=255
	color a,0,0
	boxf
	stop

どうです?不思議なことに画面が赤く表示されましたよね。
実は変数とは、数字を入れてしまっておく箱のことなんです。
数字を入力する代わりに、変数と呼ばれる箱を使うこともできるんです。

この変数という箱には、好きな名前をつけることができます。
名前はアルファベットや数字、一部の記号などを使ってつけます。
名前をつけるとき、名前の先頭にだけは数字を使わないでください。

○:aaa , zb2 , akatuki , d5d , _ccc
×:5xx , 47fa4 , cls , mes , color
↑のように、HSPに存在する命令の名前も使えません。
まぁほとんど自由な名前を付けることができますが、分かりやすい名前を付けましょう。


さて、次のプログラムです。
	word1="こんにちは"
	word2=1234
	mes word1
	mes word2
	mes "word1"
	mes 5678
	stop

ちゃんと変数に入れた文字が表示されましたよね。
このように、変数に文字を入れることも出来ます。文字を入れる場合は""を忘れないようにしてください。

mes命令で気づいたと思いますが、変数や数字を表示させるときには""で挟む必要がないんですね。
""で挟むと、変数という箱の中身ではなく、そのままその文字が表示されてしまいます。


この章最後のプログラムです↓
	red=255:green=180:blue=255
	xx=300:yy=200
	color red,green,blue
	boxf
	color red,0,0
	pos xx,yy:mes "暁!"
	stop

変数をたくさん使ってみました。
posというのは表示する位置を変える命令でしたね。
覚えていましたか?

この様に、変数は複数回使うこともできますし、
いろいろな命令で使えるので、とっても便利です。

次章では、変数を使ってコンピュータに計算をさせてみたいと思います。
準備が出来た人は第5章にお進みください。

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